アウトバストリートメントという商品を耳にしたことはありますか?
アウトバストリートメントは、髪にいいだけではなく、オイルタイプやミルクタイプ、ミストタイプなどさまざまなタイプのトリートメントがあります。
最近注目されているアウトバストリートメントを知ることで、より美しい髪に近づくことができるんですよ。
アウトバストリートメントとは何か、使い方はどうしたらいい?など、アウトバストリートメントについて迫ります。
Contents
アウトバストリートメントとは
アウトバストリートメントとは、簡単にいうとお風呂の外で使えるヘアトリートメントのこと。
洗い流さないトリートメントとも言われていて、どこでも使えることから最近注目を集めています。
今までのトリートメントは洗い流す必要があったため、お風呂に入っているときにしか使えないデメリットがありました。
お風呂に入った後に「トリートメントすればよかった」と思う髪の状態に気が付いても、すでに手遅れ…ということも。
その点、洗い流さないトリートメントである、「アウトバストリートメント」は、忙しい女性の注目を集めています。
髪のダメージがひどいときにおすすめ
アウトバストリートメントは、髪のダメージがひどいときにおすすめで、集中的に髪をケアしたいときには特におすすめ。
洗い流さない分髪に密着している時間も長いので、トリートメント成分が髪にしっかり入ってくれるメリットがあります。
しかし、トリートメントは髪の表面をコーティングして髪を保護する役割があるので、髪の内部までダメージがある場合、効果を感じるまでに時間がかかることも。
デメリットもありますが、洗い流さないのは大きなメリットで、テレビを見ながらヘアケアをすることができるので、今までヘアケアをしていなかったり、時間がなくてケアをしなくなってしまった人は注目のトリートメントです。
使い方は簡単!手順を伝授!
アウトバストリートメントは洗い流さなくて便利なのは知っていても、使い方はどうなの?寝るときに枕がべたつかない?など、疑問点もたくさん出てくることでしょう。
正しい使い方を知ることで、ダメージヘアにもより効果的に働いてくれやすくなります。
アウトバストリートメントの正しい使い方を知って、効果をたくさん感じましょう。
しっかりタオルドライする
まずはトリートメント剤を付ける前に、しっかりタオルドライをして髪の水分を取り除きます。
ここで工夫できるのは、髪の拭き方。
ゴシゴシ拭くと早く水分が取れていいかもしれませんが、タオルと髪の摩擦でダメージヘアにさらにダメージが加わってしまうのです。
タオルで髪を挟んで、軽く力を入れるだけでOK。
ここではしっかり水分を取ることが大切ですが、髪を手のひらで挟んで軽く力を入れるのを数回繰り返して、髪にダメージを与えないように気を付けましょう。
適量を取って髪に馴染ませる
アウトバストリートメントの種類によって異なりますが、使い方に載っている指定の量を取って、髪の気になる部分につけていきましょう。
髪にダメージがあるところにつけていくのですが、髪の全体につけるのはNG。
べたつく可能性がありますし、髪が重くなってヘアセットがしにくくなることもあります。
アウトバストリートメント洗い流さない分髪にしっかりまとわりついてくれるので、気になる度合いの高いダメージ部分につけていくように心がけましょう。
軽くくしを入れて髪に馴染ませる
気になるダメージのところにアウトバストリートメントをつけますが、よりトリートメントが馴染むようにくしで馴染ませます。
くしで馴染ませることによって髪全体に適度に広がるので、べたつくようなことも避けつつ、髪全体をコーティングすることが可能になります。
手でべったりとつけてしまうと、枕がべたべたになってしまうことも…。
くしで馴染ませることで、ダメージの部分には重点的にアプローチしつつ、少しだけのダメージのところには軽くコーティングをすることができるようになります。
もしくしがない場合は、手ぐしでも構いません。
その場合は、数回に分けて手ぐしを入れて、馴染ませるように意識できるとよいでしょう。
ドライヤーでしっかりと乾かす
アウトバストリートメントをつけたら、最後にドライヤーでしっかり乾かします。
暑い時期やもともと髪を乾かす習慣のない人は、トリートメントをつけてそのままにしてしまうこともあるでしょう。
トリートメントをつけてそのままにしても大丈夫ですが、髪を乾かさないと髪を守っているキューティクルも失うことになってしまいます。
キューティクルがなくなると髪がダメージを受けやすくなり、枝毛や切れ毛などのヘアトラブルを起こしやすくなるのです。
トリートメントをつけてしっかり乾かすことで、よりトリートメントの効果を感じやすくなるので、ぜひドライヤーを忘れないようにしましょう。
ドライヤーのかけ方にも要注意
ドライヤーもすぐに終わらせたいと思って、髪の近くにとどめておくのはNG。熱で髪が痛んでしまうので、髪から15センチ程度離してドライヤーをするようにできるとベスト。
ドライヤーの熱で髪が痛んでしまうと、せっかくアウトバストリートメントを付けても全く効果が出なくなってしまうことも。
せっかくアウトバストリートメントをつけたのですから、ドライヤーのかけ方にも気を配れるとよりいいですね。
アウトバストリートメントをつける際の注意点
最後にアウトバストリートメントをつける際の注意点をまとめてみました。
せっかく髪にいい成分でも、付け方を間違えて頭皮のトラブルなどかえって髪に悪影響をもたらしてしまう人もいます。
トラブルを防止するためにも、ぜひご覧ください。
頭皮につけないようにする
ヘアトリートメント剤は、髪にしっかりと成分を浸透させるようにできているので、頭皮につけてしまうと効果は感じにくくなります。
それどころか、肌が敏感な人はトリートメント剤に皮膚が反応して、肌トラブルを引き起こしてしまうことも。
かゆみやヒリヒリ感、痛みなど、最悪の場合は皮膚科に直行しなくてはいけないことも起こっています。
もしアウトバストリートメントをつける際は、頭皮につかないように、髪につけることを意識して使ってみましょう。
つけすぎには要注意
アウトバストリートメントは手軽に使える分、1日何回も使ってしまう人がいます。
冷房や暖房で乾燥した髪につけて保湿をしようとするあまり、つけすぎてしまっている人も見かけます。
もちろんアウトバストリートメントはいい成分をたくさん含んでいるので、使いたくなるのはとてもよくわかります。
しかし、アウトバストリートメントをつけすぎてかえって髪がお腹いっぱいの状態が続いてしまって、トラブルになることも。
お風呂から上がったタイミングで使うのが推奨されていますので、日中の生活の合間につけるのは避けた方がよさそうです。
アウトバストリートメントの魅力を生かそう
アウトバストリートメントは、手軽に使えて今注目の商品であることは間違いありません。
ですが、髪にいいからといって使いすぎてしまうと、トラブルになるなど、使い方で効果が半減してしまいます。
ここでお伝えしたことを覚えておけば、アウトバストリートメントの効果を感じることができるでしょう。
きれいな髪になって、もっと自分に自信を持てるように、ヘアケアをしていけるとよいですね。