自律神経と髪は深い関係性にあります。
私たちの体を維持するために大切な役割をはたしている自律神経。
そもそもどんな働きをしているのか、自律神経が乱れてしまうとどうなってしまうのか、それらを解説しながら、自律神経を整える方法やメリットなどをご紹介していきます。
今まで知らなかった薄毛との関係性まで暴いていくので、薄毛に悩んでいる方も自律神経が関係しているかもしれません。
また、薄毛の予防をしておきたい方、身体の調子を整えたい方は必見となっていますので、是非参考にしてください!
Contents
自律神経と髪の関係性
まずは自律神経について深く知ってきましょう。
なぜ髪と深い関係があるのか、自律神経が正常に働かなくなったらどうなるのかを解説していきます。
髪だけでなく私たちの健康を維持するために大切な役割を持っていますので、頭に入れておきましょう。
自律神経とは
自律神経は様々な内臓器官に関わる大切な神経です。
人の神経は脳やせき髄にある「中枢神経」戸、全身に張り巡らされている「末梢神経」に大きく分かれます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、この2つの神経がバランスを取りながら働いています。
交感神経と副交感神経が、それぞれが活発になることによって私たちの内臓や期間の働きをコントロールしているのです。
心拍数や胃腸の調子など、交感神経と副交感神経が互いに協調することで、バランスが保たれています。
自律神経が乱れると髪に悪影響を及ぼす
自律神経が正常に働いていると、私たちの身体も元気に動いてくれます。
自律神経が乱れると、副交感神経の働きが弱くなってしまうのです。
何らかの原因によって自律神経のバランスが崩れ、副交感神経が働かなくなると血行不良など、血流に影響を与えてしまいます。
血行不良になってしまうと、頭皮に必要な栄養が十分に行き届かなくなってしまいますので、結果的に元気な髪の毛が生えてこなくなるのです。
このように、自律神経の乱れは髪の毛に直接的な影響を与えるとされています。
身体にも悪影響が
心と身体の状態を活発にするのが交感神経で、心と体をリラックスさせて休息するのが副交感神経です。
自律神経が乱れてしまうと不安や緊張が過度に高まり、吐き気や頭痛、疲労感などの様々な症状がみられます。
更に臓器にも影響を及ぼし、胃の痛みや胸やけ、腹痛を伴う下痢などの症状がある「過敏性腸症候群」など、自律神経の乱れは髪の毛だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。
自律神経が乱れる原因
ではなぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか?
その原因について解説していきます。
不規則な生活
忙しい現代社会、睡眠時間をしっかり確保できていなかったり、栄養バランスの取れていない偏った食事など、不規則な生活を送っていませんか?
このような不規則な生活は、自律神経を乱れさせる原因になっていしまいます。
私たちの身体は規則正しい生活の元、様々な神経が正常に働いているので、生活リズムが乱れてしまうことは自律神経の乱れに繋がってしまうのです。
ストレス
ストレス必要異常に受けてしまうと、交感神経が活発になり続けてしまうので副交感神経が働かなくなり、自律神経の乱れに繋がってしまいます。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、心身の不調を引き起こしやすくなってしまうのです。
人間関係や仕事など私たちの生活にはストレスがすぐ近くに存在します。
適度なストレスは適度な緊張感を生み、生産性の向上など良い面ももちろんありますが、過度なストレスは酔おう注意です。
ストレスをため込みやすい方は、気分が落ち込んだり身体の不調が多くなったりするので気をつけましょう。
自律神経を整えるメリットと方法
身体の調子を整え、髪の毛を元気な状態で維持するためには自律神経を整えることが重要です。
自律神経を整えることで髪の毛に与えるメリットや、自律神経を整える方法などをご紹介していきますので、是非参考にしてください。
メリット:薄毛予防に
自律神経が整うことで血行もがよくなり、髪の毛に必要な栄養素が頭皮にしっかり運び出されます。
私たちの髪の毛は頭皮の内部にある毛母細胞というものが、タンパク質などの栄養素を材料に、作り出しています。
なので自律神経が乱れ血行不良になり、材料が運び出されなくなってしまうと、玄以な髪の毛が生成されなくなり細く抜けやすい髪の毛が生えてくるのです。
その結果抜け毛が多くなり、女性の天敵である薄毛になってしまうので、普段から自律神経をバランスよく保つということが大切になってきます。
自律神経を整えて血行促進することで、元気な髪の毛が生成されていき、結果薄毛予防に繋がります。
メリット:髪に艶が出る
自律神経が乱れてしまうと、頭皮の血行不良で頭皮環境の悪化が懸念されます。
頭皮環境が悪化すると、頭皮が乾燥しやすくなったりして髪の毛の水分不足に繋がります。
水分不足になってしまうと、艶のないぱさぱさの髪の毛になってしまったりしますので、頭皮環境の維持のためにも自律神経を整えることは重要です。
血行を良くし、頭皮環境を改善させることで潤いある艶髪を手に入れることができます。
方法:生活習慣の改善
生活習慣が乱れている方は、自律神経が乱れやすいので、まずは生活習慣の改善を心掛けましょう。
睡眠時間はしっかり確保し、同時に睡眠の質を上げることによって副交感神経が活発になり、心身のリラックスに繋がります。
睡眠の質を上げるためには、毎日決まった時間に起きて決まった時間に寝ることが大切です。
休日に10時間以上寝だめをするという方は、生活リズムが乱れてしまっていますので改善するようにしましょう。
また食生活も重要です。栄養バランスの取れた食事をとり、必要な栄養素をしっかり摂取することが大切です。
髪の毛に良いとされているタンパク質やビタミンなどを積極的に適量摂取しておくと髪の毛にもいいですよ。
方法:心身のケア
自律神経を整えるためには、生活リズムだけでなく自分の心身のケアをしっかりしておくことが大切です。
心の面では、ストレスとうまく向き合うようにしましょう。
精神的ストレスを抱え込みすぎると副交感神経の働きが弱くなってしまうので、適度な発散が必要です。
リラックスできる環境に少しでも身を置くことによって、副交感神経の働きが活発となりますので、自分なりのリラックスタイムを設けましょう。
身体の面では、適度な運動やストレッチなどを適度に取り入れることによって血行促進やストレス解消などの効果があります。
日常的に運動を習慣づけられるように、まずは10分程度のウォーキングなどでもかまいません。
適度に体を動かし、心身共にリラックスした状態を保つことが大切です。
自律神経を整えて美しい髪の毛を保とう!
いかがでしたでしょうか?この記事では髪と自律神経の関係性について解説してきました。
自律神経が乱れてしまうと、元気な髪の毛が生成されなくなり、抜け毛や薄毛の原因に。
日々の生活習慣の改善やストレス解消で自律神経を整える必要がります。
忙しい現代社会で気を張るシーンも多いかもしれませんが、自分なりのリラックス方法を編み出し、習慣づけることが薄毛予防に繋がります。
自律神経を整えることで、髪の毛だけでなく健康な身体も維持できるので、最近身体の調子が悪いと感じている方は、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね!