女性の薄毛

女性の美しい髪をツボでつくる!お灸も使って薄毛対策

美しい髪を作ることは、女性にとってとても重要な意味を持つでしょう。

髪を育てるというのは、それだけ大きな価値を伴ってきます。

その方法は色々とありますが、ツボを刺激して美しい髪を育てていく方法も注目されるようになったのです。

女性にとって大切な美しい髪

女性の髪は美の象徴ともなる重要な要素です。

薄毛になったりすれば、心に大きな傷を残すことも少なくありません。

美しい髪を作る方法は色々と考えられてきました。

そこで重要なのは、髪を作るのは自分の体であるという点です。

外側からの要因で美しい髪を維持することはできますが、元々健やかな状態で生み出して来なければいけません。

これが美しい髪にする最大の条件です。

美しい髪を作るために、栄養を取ったりするのは大事なことです。

体の中で髪を作る栄養を補給してあげれば、健康な状態で育ちます。

しかし、そのためにはしっかりと運んでくれる条件を作らなければいけません。

運んでくれるのは血液であり、血液が通るのが血管です。

つまり、血流が良くなければ、その部分だけ栄養が送られす健やかな髪が生まれてきます。

血流を改善する方法は色々と考えられてきました。

その方法の一つとして、東洋医学を基本とするツボの刺激があります。

ツボを刺激することで体の中で様々な効果を生み出されます。

血流の改善もその一つであり、美しい髪を作り出すきっかけになるのです。

腎の働きと髪の成長

東洋医学の考え方として、髪がパサついてしまったりトラブルを抱えているのは、と呼ばれる部分の働きが悪いと捉えます。

この腎は体の成長や発育を意味しており、髪は腎の華とも呼ばれるのです。

腎がうまく働かないような状態になると、髪にトラブルが発生すると考えますが、その流れに重要な役割を持つのがとなります。

髪を東洋医学では血余(けつよ)と呼びます。

この呼び名の通り血液が余るという意味を持っていますが、これが髪を作り出すと考えているのです。

つまり多くの血液を作り、体の中でも優先順位の低い頭皮へ血液が送られなければ、美しい髪は作れないと言えます。

十分な栄養を取り血流の改善をすることが、東洋医学でも大切だと説いているのです。

そこでツボを刺激する場合にも、血流を改善できるところを選ばなければいけません。

腎の働きを高めるツボを刺激できれば、血流を改善し体を温められるようになるのです。

人間の身体は血液の温度によって温められていきます。

筋肉を動かしそこで発生した熱を運んでいくからです。

腎の働きを高めるツボ

腎の働きを司るツボとしてよく知られているのが太渓(たいけい)です。

太渓は内側のくるぶしとアキレス腱の間にあるツボになります。

若さを保つツボとしても知られており、体の血液を巡らせる大事なポイントです。

太渓の文字からわかることとして、渓流のように血の流れを盛んにさせるという意味があります。

腎臓の機能を高めることでも知られていますが、体のむくみなどを取ってくれるとしており、体の疲れも癒してくれるのです。

腰にある背骨の両脇にあるツボが腎兪(じんゆ)です。

腎兪の位置は、両手を下ろした時に背中の肘の位置にあるツボになります。

親指で押さえてみると痛みではなく気持ちよく感じる場所が腎兪です。

よく腰に手を当てて痛みを和らげようとしますが、無意識に腎兪を刺激しています。

体の冷えを改善するために刺激されるツボの一つであり、調子を改善するために利用される場所です。

血流を改善するという意味も持っているため、美しい髪を作りたいという時にも重要なツボとなるでしょう。

女性ホルモンのバランスも整えてくれるツボ

美しい髪を作り出すためには、女性ホルモンのバランスも欠かすことができません。

女性の薄毛の大きな原因となるのは加齢であり、年齢とともに女性ホルモンが減少していくのが大きな影響を与えています。

その刺激を与えるツボの一つが三陰交(さんいんこう)です。

三陰交は内くるぶしの一番高い所に小指を当ててみた時に、指4本分の位置にあります。

つまり、人差し指が当たっている所が三陰交です。

女性特有の悩みに対して利用されるツボの一つで、足の冷え、更年期の症状に対して有効とされてきました。

三陰交という名前の通り、三つの経路が交わるという意味を持つツボです。

肝は血液が不足することで発生する不眠や不安などを緩和する働きを持ちます。

脾は血を増やす助けをしてくれ体の水分量を調節してくれるのが特徴です。

そして、大事な腎の働きがあり、身体のバランスを整えてくれます。

美しい髪を作り出すには、もってこいのツボと言ってもいいでしょう。

高血圧にも利用されるツボであり、体を落ち着かせてくれるからです。

甲状腺ホルモンを高めるツボ

甲状腺の働きは髪の育ち方にも大きな影響を与えます。

その重要なツボとして利用されてきたのが大都(だいと)・太白(たいはく)です。

二つのツボを合わせて利用されるのが特徴で、足の親指を曲げた時にできたシワの位置が大都で、かかとに近い位置にあるほうが太白になります。

外反母趾に押されるツボとしても知られていますが、胃腸の働きを活発にしてくれることでも知られており、冷えやむくみの改善にも役立つのが特徴です。

足にあるツボではありますが、血流の改善に役立ってくれるため、美しい髪を作る時にも重要な役割を持っています。

代謝の改善を進められることから肌にも役立つツボで、フェイスラインが気になるような時にでも役立ってくれるでしょう。

ツボを刺激するお灸の使い方

ツボを刺激する方法は色々とありますが、手軽にできる方法がお灸です。

お灸と言うとどうしても強い熱を発し火傷してしまうのではないかと考えがちです。

昔のお灸はそういったものもありましたが、時代とともに進化し変わりました。

現在のお灸は低温灸と呼ばれるもので、火傷するような暑さはありません。

手軽に使えるように改良されており、ツボにもぴったりと合わせられるように改善されました。

特に現在のものは台座にシールがついており、動いて火傷するようなこともありません。

ポイントとしてもツボをしっかりと抑えられるため、安心して利用できるようになっています。

自宅で簡単にできるように作られているのも特徴です、様々な香りのものも増えました。

使い方は本当に簡単で、自分のツボを探してみて場所を特定できたら水性のマジックなどを落とせるもので目印をつけます。

そこにシールになっているお灸をセットしますが、まずは着火してから取り付けるのがポイントです。

当ててみると体がゆっくりとあたたまっていくことを感じられるでしょう。

現在のお灸はだいたい5分で消えてしまいますが、その熱は残っているため余熱が冷たく感じるようになるまで置いておきます。

色々と刺激を感じますがこれが重要なポイントです。

熱さや痛みにも通じる刺激を感じた時には、これ以上の刺激は必要ありません。

火がついてる途中でも取り外してしまいましょう。

ツボの刺激は、だいたい1日に1回で十分です。

それほど多くのツボを一緒に刺激する必要はなく、1箇所から3箇所ぐらいにしておくといいでしょう。

まとめ

美しい髪を作るためにツボを刺激するのは、栄養の摂取や生活の改善とともに、とても有効な方法です。

ツボを刺激するために簡単に利用できるお灸も誰でも手軽に使えるようなものが多数販売されており、薬局などで手に入れることができます。

使い方も難しくないため、体の中から美しい髪に整えていくためにも、体調の改善方法としてうまく活用していくといいでしょう。