女性の朝の外出前には、準備で男性より時間がかかることが多いですね。
オシャレに一日を過ごすためには、ヘアスタイルを決めて、髪の毛1本1本にまでこだわり抜くこともあるものです。
では、髪の毛のオシャレの方法は?と言えば、その一つに朝シャンがあります。
私も以前は朝の外出前の時間に追われながら、朝シャンをしていましたが、実は朝シャンは薄毛の原因になるというのです。
ショックですよね。
それにしても、なぜ朝シャンは薄毛の原因になるのでしょうか。
今回は、朝シャンがなぜ薄毛の原因になるのか、朝シャンのデメリットと抜け毛を防ぐ方法をお伝えします。
日々、朝シャンをしている方は必見ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
なぜ朝シャンに人気があるの?
朝は準備で忙しいですが、その忙しい時間をわざわざ使って朝シャンをしている女性は多いですね。
私も以前は朝シャンをしていましたが、朝シャンって寝ぐせもすぐに直りますし、ヘアスタイルを整えやすくてとても便利です。
また、シャンプーの香りもふわりと漂って、フレグランスの代わりにもなってくれます。
それに、なんといっても朝から心地良い温度のお湯が頭にかかると、体がゆっくりと温められていきます。
体がゆっくりと気持ちよく温められていくと、しっかりと目覚めていない体がゆったりと目覚めていきます。
すると頭も働き始め、睡眠モードだった体が活動モードへと切り替わっていくのです。
また、睡眠中に分泌されている皮脂や汗が洗い流されますが、このおかげでさらさらとした髪の感触を感じられます。
そのため、なんとも言えない気持ち良さを感じられるのです。
朝シャンをする女性にはこれらのようなメリットがありますので、朝シャンをするのですね。
抜け毛を引き起こす朝シャンのデメリットとは?
物事には、それぞれにメリット、デメリットがある場合が少なくありませんが、朝シャンについても同様で、メリットがあればデメリットもあります。
良いことづくめと思っていた朝シャンですが、デメリットは恐ろしいことに抜け毛を引き起こす要因につながるのです。
ここでは、そんな朝シャンのデメリットについて、お伝えしていきます。
すすぎが十分にできない
朝シャンのデメリットには、十分なすすぎができず、すすぎ残しが引き起こりやすくなるということが挙げられます。
シャンプーをしていると、頭につけているシャンプーやリンス、コンディショナーなどはしっかりとすすがなければなりません。
しかし、朝シャンは、どうしても時間に追われやすくなります。
するとすすぎ残しがあり、頭皮にシャンプーやリンスなどが残ったままとなり、頭皮がべたついたり、頭皮トラブルの素となったりします。
これらは頭皮に対しては悪い状態を招き、抜け毛の原因につながるのです。
私にも経験がありますが、自分では十分にすすいだつもりでも、急いでいるとすすぎが十分にできていないことがありますので、注意が必要なのですね。
朝食抜きになることがある
朝シャンのデメリットには、朝食抜きになる恐れがあることが挙げられます。
朝食は、一日のエネルギーの素になるものです。
それなのに、大切なエネルギー源を抜くことになると、体がきつくなりますし、髪の毛への栄養が行き渡りにくくなります。
髪の毛への栄養が滞ると、抜け毛は引き起こってしまうのです。
私は朝シャンをしていると、気持ちが良いものですからついつい長くシャワーを浴びてしまい、そのようなときには朝食を取る時間がありませんでした。
朝シャン自体は頭皮の血行を良くすることもありますが、食事からの栄養が吹きわたらなければ、髪の毛への栄養が不足してしまいます。
そのため朝シャンをするときには、私のようにならないように時間を逆算して朝食をしっかり摂れるようにしておかなければなりません。
頭皮にダメージが与えられやすい
朝シャンのデメリットには、頭皮にダメージを与えられやすいということも挙げられます。
朝シャンをする人は多くの場合、夜シャンをしませんね。
朝にはヘアスプレーやスタイリング剤をつける人が少なくありませんが、夜シャンをしないとこれらのヘアケア剤は、髪の毛や頭皮についたままです。
それでなくても日中には汗や皮脂が分泌されているのに、朝につけたヘアケア剤が頭についたままだと寝ている間に雑菌が増えますし、皮脂が詰まります。
すると頭皮トラブルを起こし、髪の毛の成長は滞るのです。
また、朝シャンをすると頭皮や髪をダメージから守る庇護膜という膜や皮脂を落とし、日中の紫外線からの頭皮へのダメージが与えられやすくなります。
頭皮にダメージが与えられると、頭皮トラブルが起こりやすくなりますので、抜け毛を引き起こすことになります。
皮脂が過剰に分泌される
朝シャンのデメリットには、皮脂が過剰に分泌されて、頭皮トラブルを起こすということも挙げられます。
これまでお伝えしたように朝シャンは、限られた時間の中でシャンプーをするため洗い残しがあったり、頭皮にダメージが与えられやすかったりします。
そうなると、頭皮は乾燥しやすくなりますし、皮脂が不足してしまう恐れがあるのです。
頭皮の乾燥や皮脂が不足すると、頭皮は自らを守ろうとして皮脂を過剰に分泌するようになります。
皮脂が過剰に分泌されると毛穴に皮脂がつまり、頭皮トラブルを起こしやすくなりますので、抜けてを引き起こしてしまうのです。
抜け毛を防ぐ朝シャンとは?
私が朝シャンをしていたときには、朝シャンをすることは女性としてのエチケットだと思っていました。
様々なデメリットがあり抜け毛を引き起こすとわかってからは、朝シャンはやめたのですが、せめて抜け毛を防ぐ朝シャンの仕方はないのでしょうか。
ここでは、抜け毛を防ぐ朝シャンの仕方や朝シャンをするうえで注意することをお伝えします。
朝シャンの必要があるなら湯シャンを!
朝シャンには様々なデメリットがありますが、だとしても朝シャンをする必要がある場合には湯シャンをすることをおススメします。
湯シャンはシャンプーを使わないため、洗剤が頭皮に残ることがないからです。
それに頭皮の汚れも湯シャンなら7割程度は落とせますし、皮脂膜を守ることも可能です。
頭皮への刺激が少ないですし、皮脂が過剰に取られすぎてトラブルを引き起こすことが激減するのです。
また、洗剤を使わないことからシャンプーのすすぎに時間がかかり、朝の貴重な時間を取られることもありません。
つまり、湯シャンは頭皮を守る条件が整いますので、抜け毛の予防や抑えることも期待できるというわけです。
湯シャンの仕方とは?
湯シャンでは、まずブラッシングをします。
ブラッシングでは頭皮からの上家の先までをゆっくりと丁寧に、優しく梳かします。
このときには、髪の毛についている皮脂や汚れなどを落とすとともに、髪の毛の絡まりを梳かすことが大切です。
次に38℃前後のぬるま湯で、頭皮や髪の毛を洗います。
洗うときに気を付けることは、爪を立てないように指の腹で頭皮をマッサージするようにすることです。
頭頂部、前頭部、後頭部、耳の後ろなど、頭全体を丁寧にしっかりとすすぎます。
朝の準備で時間があまりない時もあるでしょうが、5~10分程度シャワーですすぐと十分なすすぎができます。
洗髪着には髪の毛が痛まないように、タオルドライで髪の毛の水分を優しく取り、ドライヤーで乾かします。
ドライヤーは、髪の毛から15~20cm程度離し、髪の毛の根元から毛先までをしっかりと乾かしましょう。
十分なシャンプーの時間を取ること
抜け毛を防ぐ朝シャンとしては、十分なシャンプーの時間を取ることが大切です。
シャンプー剤を使用するのであれば、しっかりとすすぐことが大切ですので、すすぎの時間が必要です。
そうでなければシャンプー剤が残ってしまい、頭皮に刺激をあたえられて頭皮トラブルを起こすことになりかねません。
そして髪の毛が濡れているのであれば、ドライヤーで十分に乾かすことが大事ですよね。
頭皮が濡れたままであれば、雑菌が増殖する恐れがあります。
また、栄養もしっかりと取る必要がありますので、朝の準備で急ぐあまり、朝食を抜くことになってはいけません。
栄養が取れなければ、髪の毛への栄養が滞る危険性があるからです。
これらのことを考えると、朝シャンをするためには十分なシャンプーの時間を取り、余裕のある朝の時間を取ることが大切なのです。
十分な紫外線対策を行う
抜け毛を防ぐ朝シャンとしては、十分な紫外線対策を行うことも大切です。
朝シャンをすることで必要な皮脂が取り除かれたり、十分なすすぎが行われたりしていなければ頭皮環境は乱れますし、紫外線のダメージを受けやすくなります。
そうすると頭皮トラブルを起こしやすくなることや、頭皮の乾燥を引き起こしやすくなることが考えられます。
これは頭皮環境を強く乱し。抜け毛を引き起こしてしまいます。
そのため朝シャンをするのであれば、頭皮や髪の毛を紫外線からしっかりと守らなければなりません。
帽子や日傘などを使用したり、UVケアが十分に期待できるヘアケア剤をしようしたりといった対策を取ることが必要なのです。
抜け毛を防ぐために、朝シャンにはこだわらないように!
これまでオシャレで良かれと思い、朝シャンをしていた人は多いでしょう。
しかし、抜け毛を引き起こさないようにするためには朝シャンよりも、夜シャンの方が安心です。
とはいえ、朝シャンを必要とする人もいるかもしれませんね。
そのためそのような人は、朝シャンをするためにはここでご紹介したように、すすぎを十分にすることや湯シャンに切り替えることを試してみてください。
ただ、朝シャンをしていて今抜け毛に悩んでいる人は、朝シャンの代わりになる何らかの方法を見つける必要があるでしょう。
この場合には、抜け毛の原因が朝シャンになっている可能性が大きいので、朝シャンにこだわらないようにしましょう。