女性の薄毛

つや髪で美しく!女性の薄毛予防にもなるケアの仕方

美しいツヤのある髪の人を見ると、実際の年齢よりも若く見えるでしょう。

そういった人は、薄毛であることも少ないはずです。

つや髪で美しくいられるというのは、それだけ髪を育てることにもつながるからです。

つや髪で美しく

美しいつや髪とは、さらっとして光を反射するような光沢をもっています。

女性が憧れるような髪質の一つですが、大事なことは毎日ケアをして行って初めて手に入れられる状態だということでしょう。

簡単につや髪が手に入るわけではありません。

一時的につや髪を作ることもできますが、長続きするものではないのです。

表面をコーティングしているだけで、根本的な改善ではありません。

このコーティングが落ちてしまえば、元のような状態に戻ってしまいます。

薄毛予防にもなるという点では、長期的にしっかりとしたケアをしていかなければいけないでしょう。

美しいつや髪とキューティクルの関係

大事なことはどのような髪が美しいつや髪と判断されるのか、そこからスタートしなければいけません。

髪にはキューティクルと呼ばれている防御機能が存在します。

髪の表面に小さなうろこのように並んでいるのがキューティクルで、髪の内部構造を守っている存在です。

髪の内部は柔らかく刺激に弱いため、キューティクルがしっかりと包み込み守っています。

うろこ状というのは生え際から順番に並んでいる状態で、少しずつ重なりながら規則正しく並んでいる状態です。

髪の内部で温度や湿度が上がった時には、うろこ状になっているためキューティクルが開いて調節できるようにしています。

このキューティクルがはがれて失われてしまうと、髪のつやは無くなるのです。

その部分だけ弱くなるので、内部から水分が失われて乾燥するだけではなく、白く斑点のように見えることもあります。

枝毛の原因につながったりもするため、髪のキューティクルは守らなければいけません。

つまり、美しいつや髪を作ろうとするのなら、美しいキューティクルを維持できるようにしなければいけません。

髪は生まれ出た瞬間に細胞としては死滅している状態で、後から成長したりもできない存在です。

あとから加工したような状態を作っても、継続できなくなる理由の一つでもあるので、理解した上で対処法を考えていく必要があります。

正しいブラッシングでキューティクルのケア

美しいつや髪にするためには、キューティクルが逆立たないように調整してあげる必要があります。

キューティクルは根元から毛先に向かって並んでいるため、ブラシをかける時にも逆らってはいけません。

抜けた髪を指で触ってみるとわかりますが、毛先から根元へ指を滑らせると引っかかるはずです。

これがキューティクルに逆らっている状態となるため、根元から優しくブラシがけしていきます。

強くかけてしまうと、髪に引っ張る力をかけるため、どうしてもダメージが増えるため注意です。

ブラッシングをする瞬間も色々とありますが、髪が絡まっている状態をほぐすというのも大事なケアの一つになります。

絡まったままでは摩擦で力がかかり、髪を傷めてしまう原因になるからです。

そうなる前にブラッシングをしてあげれば、キューティクルを整えてツヤを出しながら負担も減らせます。

シャンプーの前のブラッシングも大切です。

キューティクルを整えると同時に、髪についたホコリや汚れをブラシで落とせます。

シャンプーをする際の負担も少なくでき、絡まりの摩擦も少なくできるのです。

髪に水をつけるとキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態になります。

その前に絡まった状態や汚れを少しでも落とせば、美しいつや髪を作りやすくなるでしょう。

ダメージを与えないドライヤーの使い方

美しいつや髪にするためには、ドライヤーの使い方も考えなければいけません。

ドライヤーは熱を与える方法であり、お風呂上がりの髪を乾かすにはぴったりの能力を持っています。

セットをするときにも、ドライヤーは利用することになるでしょう。

髪はタンパク質でできており、高い熱がかかると変質してしまいます。

つまり、ダメージを作り出す元になってしまう可能性があるのです。

濡れたままの髪は、キューティクルが開いており、ダメージを受けやすい危険な状態です。

しっかり頭を乾かしてキューティクルを閉じなければいけませんが、まずはタオルでこすらないように優しく水を拭き取ります。

タオルで挟むようにしながら軽く叩くようにすると、ダメージを抑えつつ乾かせます。

ドライヤーをかける際には、できるだけ長い時間熱が加わらないように、ドライヤーを振りながら使うといいでしょう。

これだけで熱が分散していきます。

ドライヤーの距離は20センチ程に保ちながら上から下へと動かしていくのも忘れてはいけません。

ほぼ乾いたと感じたら、冷風にして熱を逃がすのがポイントです。

温度が下がりキューティクルがしっかりと閉じてくれるため、髪の防御機能がしっかりと働きます。

これがつやのある髪を作り出す大事なポイントです。

紫外線の予防も重要

日常的に受けている紫外線からの影響が、髪のダメージにもつながります。

紫外線は人間の体にとって大事な光線ですが、肌ダメージを与える存在であるのも確かです。

そのダメージの量は計り知れないほど大きなもので、皮膚がんの原因になることでも知られるようになりました。

日常的に肌は日焼けから守るという習慣がある人でも、髪や頭皮はそのままにしてある人が多いでしょう。

人間の肌に紫外線が降り注ぐ前に、髪に影響を与えているのを忘れてはいけません。

頭皮も影響を受けるため、帽子などでケアするのはとても大切です。

髪用のUVケアスプレーも利用してみると効果をあげられます。

生活リズムや食事のバランス

髪は体の内部から作られるものであるという点に注目すると、健康な生活を送らなければ、美しいつや髪が維持できないことが見えてきます。

外部からだけではなく体の内面を整えなければ、健全な髪はできません。

正しい生活習慣が重要なカギを握りますが、まずは睡眠をしっかり取れるようにしていく必要があります。

睡眠不足になると肌荒れが目立つという人がいるでしょう。

人間の頭皮も同様で、睡眠不足になると状態が悪化します。

髪は頭皮の内部で作られて伸びていくため、状態の改善がツヤ髪のポイントです。

良質な睡眠がとれるようになると、成長ホルモンの分泌が盛んとなります。

肌のゴールデンタイムと同じように、頭皮にも影響していくからです。

ダイエットを続けているのも、美しいつや髪を作るための障害になると考えなければいけません。

ダイエットをするのは悪いわけではなく、健康な体を作る大事なきっかけになります。

しかし、栄養のバランスを崩す方法が多く、体にダメージを起こしかねません。

このダメージは肌などにも影響を与え、頭皮にも及びます。

当然髪のつやもなくなって行き、綺麗な髪ではなくなるのです。

食事はとても大切で、バランスよく摂取していかなければいけません。

つやのある髪を作るためにも、良質なたんぱく質を摂取し、ビタミンや亜鉛などのミネラルも摂取するようにしていきましょう。

偏った食生活やファストフードに頼るような状態は改善しなければ、美しいつや髪を手にすることはできないのです。

まとめ

つやがあり美しい髪を手にしようと思えば、健康な体作りと一致します。

外部からのダメージを抑え、健康的な生活をしていかなければいけません。

生活リズムも正しつつ、しっかりと栄養を摂り睡眠にも注意が必要です。

その上で、外部のケアを繰り返していけば、薄毛予防にも繋がる美しい髪を手に入れられるようになるでしょう。