女性の方ならだれしもが美しく艶のある髪の毛に憧れることだと思います。
美しい髪の毛を作り出すには、日々のヘアケア習慣を正しく行っていくことが大切です。
そこでこの記事ではヘアケアにまつわる基本知識を徹底網羅し、誰でも実践できるようにわかりやすくまとめていきますので、ヘアケアに自信がない方は是非この記事を参考にして、明日から美しい髪の毛を目指してみてください!
Contents
ヘアケアの基本
シャンプーで地肌や髪の毛を清潔にすることは大切なことですが、洗い方が悪いとキューティクルを傷つけてしまいます。
正しいシャンプー&トリートメント方法を学びましょう。
①ブラッシングで髪の絡みをとり汚れを落とす
あらかじめブラッシングして、髪の絡みや汚れを取っておくと、髪の毛を洗うときの抜け毛や切れ毛が防げ、泡立ちもスムーズになります。
また、血行も良くなるので汚れを浮かしやすく、落としやすくなります。
②予洗いで髪と地肌を十分濡らす
シャンプーの泡立ちをよくするために、髪の毛と地肌を十分に濡らし、予洗いします。
これは髪の毛を傷めずに地肌をまんべんなく洗うための重要なポイントです。
シャンプーの泡は汚れを落とすだけでなく、髪同士の摩擦を防ぐ役割も果たします。
③シャンプーを付けるのは泡立ててから
シャンプーをそのまま髪の毛や頭皮に付けてしまうと刺激が強すぎたり、ムラづきしたり、すすぎ残りが多くなったりします。
シャンプーは手にとって良く泡立てて使うようにしましょう。
頭頂部の地肌は紫外線などの影響により最もダメージを受けやすくなっていますので、シャンプーは後頭部や側頭部に付けてから全体になじませていきます。
④洗うときはこすらず頭皮を揉みほぐす
地肌を指の腹でマッサージするように洗いましょう。
マッサージは地肌全体に行き渡るように、特に耳の後ろ~襟足、耳の上あたりの頭周りの地肌は洗いにくく、洗い残しが多い部分なので丁寧に行いましょう。
髪はシャンプーの泡が行き渡れば十分に汚れが落ちます。
⑤すすぎは十分に
シャンプーが残らないように、髪の毛に残った泡を軽く手で落としてからすすぎます。
耳の後ろ~襟足、耳の上あたりの頭周り、生え際が残りやすいので念入りに行うようにしましょう。
⑥トリートメントは髪の毛につける
適量を手に取り、地肌を避けて毛先から髪の毛全体になじませ、その後十分にすすぎます。
トリートメントは髪の毛になじませた後、しばらく置いておくと効果的です。
⑦タオルドライはこすらず優しく押さえる
髪をポンポンと優しく抑えるように水気を切り、地肌を中心にタオルドライすると効果的です。
髪の毛同士をこすり合わせるとキューティクル同士がこすれて傷みやすくなってしまうので、なるべく避けるようにしましょう。
その後ドライヤーで乾かします。
⑧ドライヤーは10cm以上離して
風量の多いドライヤーを使い、温風で水分を吹き飛ばすように蒸発させます。
髪の毛の根元に指を入れ、小刻みに動かしながら、温風を送り入れて乾かします。
ドライヤーの吹き出し口からは10cm以上の距離を保つと、髪の毛の表面温度が100℃になりにくく、髪の毛を傷める心配がありません。
乾ききったとたん急に温度が上がるので、乾き際の髪の毛には熱風を続けて当てないように、温風と冷風を切り替えながら乾かします。
最近話題のノンシリコンシャンプー
シリコンオイルとは、簡単に言うと「髪の毛の滑りをよくする油」のことです。
シリコンが入っていないノンシリコンシャンプーはきしみやすいため、洗浄力を弱くしたりするものもよくあります。
また、シャンプーのシリコンは毛穴に詰まりにくいことが分かっていますので、そこまでこだわりなく選んでも大丈夫です。
シャンプーで2度洗いはNG!?
ハードなジェルやヘアワックスなど落ちにくいヘアスタイリング剤を使った時や、頭皮の汚れが気になるときは2度洗いが必要です。
しかし過剰に洗いすぎると頭皮の油分が失われ、髪の軋みや抜け毛を発揮してしまい抜け毛を誘発してしまう恐れがあります。
日常生活では、丁寧に正しい手順で洗っていれば1度洗いで十分です。
ヘアケアに関する素朴な疑問
シャンプーを中心にヘアケアについて正しい知識について解説してきましたが、日々のヘアケアでこれはやっていいのか?などという素朴な疑問が出てくると思います。
そこでここからは、よくありがちなヘアケアに関する様々な疑問について、正しい知見で解説していきますので、疑問点をお持ちの方はここで解決しましょう。
白髪は抜くと増えるって本当?
白髪を抜いても増えることはありません。
ですが抜き続けると頭皮が刺激を受けることにより、新しい髪の毛が生えてこなくなる危険性があります。
どうしても気になるときは髪の毛を切るか、カラーリングをおすすめします。
妊娠中カラーリングやパーマをしても大丈夫?
カラーリング剤には刺激の強い酸化染料が含まれています。
妊娠中は肌が敏感になりやすく、酸化染料がかぶれの原因になることがあります。
かぶれると治療に薬が必要となってしまうため、妊娠中の方はできるだけ控えるようにしましょう。
万が一パーマに関しても低刺激のものであれば大丈夫ですが、できるだけ控えるようにすることが大切です。
髪をアップにすると、シワはできやすくなる?
地肌を強く引っ張った状態を続けると、だんだん地肌が伸びて額の方に下がり、しわが目立つようになります。
なので普段のヘアスタイルとして髪の毛を上げるのは問題はありませんが、1日中同じ状態になるのだけは控えることが髪の毛にとっても大切です。
寝ぐせを直すにはくせの気になる部分だけを濡らせばいい?
寝ぐせを直すポイントは、くせの気になる髪の毛の根元をしっかり濡らして形を自由に変えられる状態にすることです。
水分を毛髪内部まで十分に浸透させるために、濡らしてから5分~10分ほど放置して馴染ませましょう。
その後、乾く間際に形を決めるようにしてしっかり乾かします。
根元から一気にとかす方が毛流れが整う?
髪の毛の根元から毛先まで一気にとかした場合、もつれは毛先近くに集まり、無理にとかそうとすると髪の毛に大きな力がかかります。
その結果、キューティクルがはがれ、枝毛や切れ毛になってしまうのです。
髪の毛を溶かすときは最初に毛先のもつれを丁寧にときます。
次に髪の中ほどから毛先に向かってとかし、最後に根元からとかすようにします。
また濡れた髪の毛はとても傷みやすくデリケートですので、目の細かいブラシや櫛を通すのは禁物です。
髪の毛が濡れているときは、目の粗い櫛やブラシで髪の毛の流れを整える程度にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、女性の美しい髪の毛を目指すためのヘアケアの基本知識について解説してきました。
ヘアケアといえば毎日行うシャンプーですが、間違った方法でシャンプーを続けてしまうと、頭皮環境が悪化したり、ハリやコシがない弱い髪の毛になってしまうので、正しい方法で毎日行うことが大切です。
シャンプーは頭皮を洗いすぎないものを選び、シャンプーを使って洗う際は頭皮をもみほぐすようにして爪を立てずに洗うと効果的です。
また、ドライヤーをする際も、まずはバスタオルで水分をしっかり取り、ドライヤーで髪の毛全体をしっかり乾かすようにしましょう。
是非この記事を参考に、日々のヘアケアを見直し、美しくて艶のある髪の毛を維持してくださいね!