ヘアケア

くしに引っかかる!女性の薄毛とキシキシ髪の原因、さらさら髪に変えるコツとは?

シャンプー後や出かける前に髪の毛をブラッシングする時に髪の毛がくしに引っかかると髪の毛がピン!となってとても痛いですよね。

しかも寝癖直しで切羽詰まっている時や、綺麗にスタイリング♪と思っている中でなら更にダメージが大きく、かなりストレスもたまってしまいます。

キシキシ髪の方にとってさらさら髪はとても魅力的ですが、さらさら髪の秘訣はどのような方法があるのでしょうか?

ここではキシキシ髪になってしまう原因とさらさら髪に変えるコツをご紹介します。

髪の毛の水分量の不足とキューティクルがはがれるとキシキシ髪になりやすい

キューティクルとは髪の毛の外側にあり、髪の毛の水分やタンパク質が漏れずに内部に留まるように保護してくれる髪の毛に大切な成分で何層ものうろこ状になっています。

キューティクルが強いほど髪の毛が守られてハリや艶がある髪の毛になりやすいです。

キューティクルがはがれてしまうと保護成分がなくなり、髪の毛の水分が外側に漏れてしまいぱさぱさ髪になってキシみやすくなってしまいます。

キューティクルは主に摩擦や熱でダメージを受けてしまうので、キシキシ髪を防ぐにはキューティクルの損傷をいかに防ぐかが大切です。

キシキシ髪になる原因

キシキシ髪にはキューティクルを健やかに保つことが大切です。

ここではキシキシ髪になる原因を解説していきます

1.ノンシリコンシャンプーを使用している

シャンプーには石油系、石鹸系、アミノ酸系があり、特にノンシリコン系のシャンプーが推奨されていますが、ノンシリコンシャンプーがキシキシ髪の原因の時があります。

ノンシリコンシャンプーとはその名のとおりシリコンが入っていないシャンプーです。

シリコンとは英語訳(Silicon)されたケイ素のことで、「~コン」、「~シロキサン」と表示されている成分です。

シリコンは人体に悪影響がない、天然オイルの炭素をケイ素に置き換えた安全無害の珍しい人工化合物で、外部からの影響で変質することもありません。

シリコン自体は無害な成分で配合されすぎている場合のみに悪影響を及ぼします。

因みに毛穴につまり、頭皮のニキビができることは考えにくいようです。

シリコンは界面活性剤の脱脂力が強いことでキシキシしてしまった部分を補助する為の成分なので、シリコンをなくしたノンシリコンシャンプーはキシキシ髪になりやすいことになります。

勿論ノンシリコンこそ自分の髪にあっていると思えば最適ですし、シリコン自体は無害なので入っていても入っていなくても、髪質にあっているかどうかを見極めることが大切です。

2.自然乾燥やドライヤーで乾かしすぎている

シャンプー後の自然乾燥はNGと言うことは女性の間でもかなり知られています。

自然乾燥は髪の毛を洗った後にそのまま放置なのでとても楽な分、キューティクルがはがれやすくなってしまうなどデメリットが多いです。

髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いた状態なので、少しの摩擦でキューティクルがはがれ放題ということになります。

自然乾燥でそのままブラッシングや寝床についてしまうと、ブラシや枕の圧力でダメージを直撃してしまいキシキシ髪になりやすいです。

また髪の毛が濡れた状態は頭皮が冷えることで血行不良に結びつき薄毛の原因となりやすいです。

またフケの発生にも繋がる為、自然乾燥は時間の節約のメリットをデメリットがはるかに上回ってしまいます。

ドライヤーの熱でキューティクルのはがれることは殆ど心配ありません。

熱を直接強くあてすぎないようにすればいいので、髪の毛から幾分離して動かしながら短時間で済ませることがポイントです。

濡れた髪の毛で開いたキューティクルを閉じた状態に戻すことができますし頭皮の環境にもいいので、濡れっぱなしにせずしっかりと乾かすことが髪の毛にいいことが分かります。

ただしいきなりドライヤーをするより、タオルで幾分水分を拭き取ってからのワンクッション置く方が髪の毛に負担が少ないのでおすすめです。

3.手ぐしや濡れたままの髪をブラッシングしている

手ぐしは髪の毛が少し気になる時に少し手を加える気軽な方法ですが、キシキシ髪になりやすい方法です。

キューティクルがはがれる原因は主に摩擦なので、手を髪の毛に入れる手ぐしは摩擦を生じるのでキューティクルをはがしやすい行為となる為、頻繁に行うことは避けた方がいいでしょう。

髪の毛が濡れたままとかすことは、濡れたままという時点で髪の毛にはよくない上にブラッシングをしてはキューティクルをはがしダメージを大きくしてしまいます。

ブラシをする時には乾いた髪の毛の時にすることを心がけてくださいね。

4.紫外線を長時間浴びている

紫外線は夏場に紫外線警報が出されるほどですが、量に差はあるものの年中出ていて夏本番の前の春が要注意です。

紫外線は肌だけではなく髪にも大きな悪影響を及ぼします。

紫外線を浴びて髪の毛のタンパク質が流出し、頭皮が酸化して悪影響が出たりすることもあります。

5.カラーリングを利用している

髪の毛を自分の好きな色に染めることは女性のお洒落で大きな楽しみですし、多くなってきた白髪を染めることで外観や年齢のコンプレックスを減らす為にもカラーリングは欠かせませんが、残念ですがカラーはかなり髪の毛に強い影響を及ぼします。

カラーリングは髪の毛の黒い成分を脱色して新たに染めるほどの染毛成分があります。

頻繁にカラーをしている方や成分があまり優しくないカラー剤を利用していると、髪の毛のパサつき具合が進行してしまうことになるので要注意です。

キシキシ髪への対策

キシキシ髪にならない方法や、髪の毛がきしんできているから進行しない方法などないかどうかお探しの方のために、キシキシ髪への対策法を紹介致します。どれも簡単な方法なので是非試してみてくださいね。

1.シリコンにこだわらずに髪質にあったシャンプーを選ぶ

髪のタイプは人それぞれなので自分の髪質にあったシャンプーを選ぶことが大切です。

宣伝に惑わされずに良質のシャンプーを選ぶには、まず自分の髪質がどんなタイプかどうかを知ることが大切です。

刺激が強いシャンプーは石鹸系や高級系アルコール系が多く必要な皮脂まで洗いすぎてしまうことが多い為、髪の毛が弱い方には向いていないことが多いです。

他のシャンプーより洗浄力は落ちますが、肌や髪に優しく洗い心地が良いアミノ酸シャンプーを試してみるといいかもしれません。

前述したとおりノンシリコンシャンプーが一般的におすすめされますが、髪の毛のギシギシ感をなくすためのシリコンが入っていないと髪の毛がきしむ感が増えるので、ノンシリコンシャンプーを利用した結果却って髪の毛がきしむ方はノンシリコンシャンプーが合っていないかもしれません。

シリコン自体は無害ですので入っているかどうかにこだわらずに、洗浄成分、ダメージ補修、コストなどの点から自分が使い続けるのにふさわしいシャンプーを選ぶことが大切です。

2.シャンプーの方法を見直して乾燥まで丁寧にする

正しいシャンプー方法を知ることが大切ですが、習慣のひとつなのでなるべく気軽に出来る方法が良いですよね。

意外にもシャンプーをする時のコツは難しいものではありません。

・シャンプーをする前に湯洗いをしっかりして汚れを落としておく

・シャンプーを頭皮につける前に手で泡立てて髪の毛ではなく頭皮全体に優しく撫でるよう に洗う

・シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ

・タオルドライをしてからドライヤーをいくらか離して動かしながら、短時間で乾かす

・ブラッシングで髪の毛を整えて水分を閉じ込め、寝癖も防止する

シャンプー時には上記の点を心がけて髪の毛に優しいシャンプーの習慣化に努めましょう。

3.カラーやトリートメントは美容師さんと相談する

カラーをしたいけど髪への負担が気になる方はやはりプロの美容師さんに相談するのが1番です。

髪質にあったカラーをプロの手で染めてもらえるので長持ちしますし、プロに相談しながらなら利用している方法でいいのかどうかの迷いも減らすことができます。

トリートメントなどおすすめの品の紹介や利用の仕方も詳しく教えてもらえるので、予算以上のメリットがあります。

自宅でできるカラー剤が販売されていますが、美容院で使用されるカラー剤以上に強い成分が多いので、カラーリングに自信がない方は美容院でやってもらう方が安心確実でしょう。

4.紫外線対策はしっかりと効果的に

髪の毛を紫外線から守る為に必要なアイテムは帽子、日傘、UVケア用品です。

いずれもUVカット効果があるかどうか、日傘は白など明るい色以外の物であるかどうかを確認してから利用しましょう。

また帽子をかぶった後は帽子自体の処理や髪のケアを忘れずに行ってください。

まとめ

キシキシ髪の原因はキューティクルがはがれることが原因でした。

キューティクルがはがれる原因はシャンプーや日常のちょっとした動作の原因が多いので、知らないうちに髪にダメージをかけていた点もあるのではないでしょうか。

対策はシャンプーやカラーの見直しと紫外線対策と特別なことはありませんので、気軽に試してみてください。