ヒトの毛が最も多く生えているところは髪の毛です。
その髪の毛は長くなればそれだけ内側と外側での外的から受けるダメージが変わってきます。
外側は紫外線を浴びる量が違い、ホコリ・汚れが吸着しやすい可能性が高くなります。
そして、外側だけではなく内側の髪にもダメージはあります。
例えば、内側の髪の毛は通気性が悪いため、湿気が溜まりやすく、皮脂の分泌によって毛穴が汚れてしまう可能性が高まります。
脂漏性皮膚炎になりやすいのは髪の内側になります。
そう考えると、髪の毛は内側と外側でダメージが違うため、それぞれのダメージに合ったケアをしていく必要があります。
また、髪の毛の内側と外側では汚れだけではなく、水分量に差があることがわかりました。
髪を乾かす時も、しっかり乾かしても外側の方が乾きやすい反面、内側は水分量が保たれやすくなります。
自然乾燥をしてしまうと、内側の水分量が多く、カビなどの原因になりかねないため、乾かすことが大切です。
Contents
髪の内側のダメージと外側のダメージ
内側のダメージ
髪の内側のダメージとしては、やはり水分量が多くて良いように感じますが、実は皮脂の影響が一番大きいのです。
皮脂の分泌を抑制し、毛穴周辺をきれいにしておかないと角質がたまってしまい蓄積してしまいます。
シャンプーする際には、指の腹で爪を立てずに地肌を軽くマッサージするように洗浄していくことで、皮脂の汚れを落とすことができます。
ただし、水分量は十分に保たれていますので、髪のツヤを整えるための美容液などは根元まで塗布することは控えるといいですね。
それは、根元まで塗布してしまうと、栄養液が毛穴周辺に垂れてしまうことがあります。
その方が毛穴が清潔に保てなくなるため、内側に関しては毛穴まで乾かすことが必要です。
外側のダメージ
髪の外側のダメージとしては、紫外線の影響とキューティクルに汚れが付着します。
紫外線対策として帽子や日傘がオススメです。
外的なものからガードできます。
そして汚れが付着しやすいのは、スタイリング剤を塗りすぎてベタベタつけたりすることも要因になります。
控えた方がダメージも軽減します。
スタイリング剤を塗りたくなるのも、外側の髪の毛ほど乾燥してしまうからでしょう。
キューティクルがパサつきやすくなるため、美容液を使う時は外側だけ髪をなでるようにして付けていくことをオススメです。
キューティクルは剥がれていない状態が維持できていれば傷つくことはありません。
しかし、コテやドライヤーを過剰に使いすぎるとキューティクルが剥がれてしまいます。
一度剥がれてしまうとだんだんと剥がれていきやすく、髪が傷みやすくなります。
このような時は、コンディショナーや美容液を使ってしっかり水分を補充することで、ダメージを最小限に抑えられます。
髪の毛は毛周期があるため、傷んだ髪でも時間を経つごとに変化します。
諦めずに毎日定期的な手入れをすることが大切です。
成長期に新たに生え変わった髪の毛がイキイキするため、良い循環を生み出せます。
まとまりのある髪艶にするには、外側だけではなく内側のケアが大切!
女性らしさの憧れでもある艷やかでまとまりのある髪。
髪が美しいと、それだけで女性は若く見えるものです。
しかし、美髪は何もせずに手に入れられるものではないですね。
むしろ、髪はカラーリングやパーマ・紫外線・乾燥・ドライヤーやヘアアイロンによる熱などさまざまなダメージ要因があります。
毎日のケアをしていないと日々傷む一方ですね。
髪は何もしなくて美しくなるものではない!
髪に対する勘違いとして「パーマやカラーリング などで髪が傷んでしまっても、いずれは回復できる」という認識があると思います。
しかし、残念ながらこれは間違い!髪の傷みが時間とともに自然と解消されることはないです。
なぜなら、髪には自己修復機能がないのです。
例えば皮膚は、傷がついた・シミなどは新陳代謝を良くすることによって組織が再生されます。
そのため時間とともに健康な状態へと回復していきます。
しかし髪は違います。髪は毛根の深い部分以外・すでに頭皮から現れている部分は既に活動を停止した細胞の集まりなのです。
皮膚のように自己回復する機能ができないのです。
そのことから、一度傷んでしまった復活させるためには、ダメージ髪はすべてバッサリ切ってしまうかとが髪が綺麗な状態を保てます。
それから毎日のお手入れでダメージケアを作らないようにする方が維持できます。
髪の水分不足でくせ毛やうねりが強めに!
ヘアカラーやパーマ・紫外線・乾燥やヘアアイロンやドライヤーなどの熱などによるダメージが水分不足になるだけでなく、30代~40代になって、くせ毛や髪のうねりが気になる人が増えてきます。
・髪の一部だけがワカメのようなうねりがでた!
・ヘアアイロンやスタイリング剤を使ってもなかなか直らない!
という人もいますね。
この原因は、ホルモンバランスの変化によって髪の水分量が減るためです。
また、年齢とともに髪の生えている部位や量によって水分量も偏りが生じてしまいます。
乾燥している部分が収縮してくせ毛やうねりとなる可能性が高まります。
こういった加齢が原因で生じるくせ毛やうねりのヘアケアとして、髪の内側から潤いとハリを与えることをオススメします。
美髪のためには内側ケアが重要
ダメージヘアやくせ毛・うねり対策として重要になるのは、髪の表面だけではなく髪の内側からダメージを修復することで、髪内部に潤いを与えてあげることです。
ヘアケア剤の選びがポイント
シャンプーには、タンパク質・アミノ酸系の洗浄剤を使用した製品があります。
アミノ酸系シャンプーは、頭皮への刺激が少ないながらに皮脂を落とすことができ、皮脂を取りすぎることもないため、髪の毛の仕上がりがよく、髪に優しいシャンプーです。
ダメージを抱えている髪にはオススメします。
シャンプー前にブラッシング
また、シャンプー前にブラッシングと予洗であるお湯だけで髪を洗い流すことを丁寧にすることも大切です。
髪のもつれがなくなり洗髪時の髪への負担が軽減するため、潤いを保てます。
シャンプー後には保湿力の高いトリートメント
さらに、シャンプー後には保湿力の高いトリートメントを使用することで、髪の水分を保てるためダメージの強い毛先を中心に髪全体に塗布して5分程度放置してから流しましょう。
もっと保湿力を高めたい人は、トリートメント時にシャワーキャップやタオルで髪を覆って湯船に浸かります。
そのことで、美容室での温スチーム効果と同じような効果が得られます。
トリートメントが髪に浸透しやすくなります。
濡れたままにせず、すぐに髪をタオルドライ
そしてお風呂から上がったら、すぐに髪をタオルドライします。
その時、髪をゴシゴシとこするのではなく、髪と髪の摩擦を少なくするために水分を吸い取るようにタオルを押し当てて拭きとることが重要です。
ある程度水分が拭き取れたらドライヤーで乾かします。
アウトバストリートメント
そしてアウトバストリートメントは、シャンプーから始まり毛穴をキレイにして髪全体をコーティングの最終的なトリートメントなため、髪全体毛先まで塗布します。
このように、ダメージに合わせてアイテムを変えたり、洗い方やケアの仕方を少しだけ丁寧にしたりするだけで、髪のダメージやくせ毛・うねりが軽減されましは。
ぜひホームケアに取り入れてみてください。