ホットシャンプーをご存知でしょうか。
その名前の通り、温かいシャンプーなのですが、その「温める」方法には色々な方法があります。
今回はホットシャンプーについて、その種類や方法、効果などをご紹介します。
Contents
ホットシャンプーって何?
ホットシャンプーにはヘアサロンで施術する方法と、自宅でのセルフケア方法があります。
専用のシャンプーを使用する場合や、普段使っているシャンプーを使用した方法など色々な方法があります。
ホットシャンプーの種類
ホットシャンプーにはどんな種類があるのでしょうか。
大まかに分けて、3種類となります。
・ヘアサロンでの本格的なケア方法
・自宅で専用シャンプーを使用する方法
・自宅で普段使用しているシャンプーを使ってする方法
の3つになります。
それぞれ、詳しく説明していきたいと思います。
ヘアサロンで本格ケア
ヘアサロンでのホットシャンプーの場合、自宅ではできない機械を使用した方法になります。
シャンプーの際、ホット蒸気ミストをあてながらシャンプーしていきます。
温かいミストをあてながらシャンプーをすることで、シャンプーの泡ももこもこになり、さらにスチームで毛穴の汚れを浮かすこともできます。
蒸気で首元まであたたまるので、リラクゼーション効果もあります。
ヘッドスパやヘッドマッサージと併用しているサロンもあります。
また、炭酸シャンプーを温めて使用するヘアサロンもあります。
頭皮の血行を促進し、薄毛や抜け毛予防にも効果が期待できます。
専用のミストを発生させる機械が必要なので、ヘアサロンによってはメニューにない店舗もあります。
事前に問い合わせをしてみましょう。
炭酸シャンプーを温める場合は特別なマシーンは必要ありません。
炭酸シャンプーを取り扱っているサロンなら行ってくれる場合もあります。
自宅でセルフケア
自宅で出来るホットシャンプー方法です。
ホットシャンプー専用のシャンプーを使用します。
専用のシャンプーにも種類かあり、
・熱に反応するタイプ
・温感シャンプー
の主に2種類となります。
熱に反応するタイプ
普通のシャンプーと違うところは、熱に反応すること。
洗い終えて、ドライヤーをかける際に効果を発揮します。
さらに効果を高めたい場合はストレートアイロンやコテなど高温のものを使用します。
この熱を与えることで、潤い成分を髪の毛の内部に浸透させ、閉じ込めます。
ホットシャンプーとありますが、シャンプーだけではなくトリートメントやコンディショナーも同じラインで揃えて使用すると効果アップが期待できます。
ヘアサロンでのホットケアシャンプーほどの効果は期待できませんが、この方法のメリットはコストパフォマンスの良さです。
ドラッグストアなどで取り扱っている商品であればワンコインで購入することができます。
ホットシャンプーですが使用感が温かいわけではないので、使用している間は通常のシャンプーとなにも変わりはありません。
温感タイプ
温感タイプのホットシャンプーはジェルタイプであることが多いです。
容器からだし、頭皮に塗布するとジワーっと暖かくなるのが感じられます。
心地いいと感じる程度の温度なので、熱くなったり、火傷などの心配はありません。
頭皮のマッサージ効果も期待でき、血行促進して抜け毛予防などにも効果的です。
温感タイプのシャンプーはクレンジング効果が高いものが多いので、毎日使用するシャンプーではなく、週に1回、毛穴の汚れを綺麗にしたり、マッサージしたりする目的での使用となります。
ハーブを配合しているものもあるので、香りでもリラックスできる週末のスペシャルケアとしてもおすすめです。
温感タイプのトリートメントもあるので、併用してさらに効果アップを期待してもいいでしょう。
いつものシャンプーでホットシャンプーをする方法
いつも使用しているシャンプーでホットシャンプーをする方法もあります。
まずは頭皮をあたためる
まずは頭皮を温める必要があります。
お風呂に入る時、どんな順番で入っていますか?
先にカラダを洗ってから湯船という人が圧倒的ではないかと思います。
カラダを洗うついでに髪の毛も洗って、全部さっぱりしてから湯船に入りたい、という人も多いのではないでしょうか。
身体が温まっていない状態で髪の毛を洗うよりも、身体を温めてからの方が汚れも落ち、トリートメントも浸透しやすくなります。
そして、湯船に入っている間に浴室内に蒸気が充満します。
簡単に言うと浴室全体がスチーム機能となってトリートメントも浸透しやすくなります。
また、身体をあたためてからシャンプーをする人と、湯船に入る前、もしくは入らないでシャワーのみの人とでは、シャンプーなどのヘアケアにかける時間も違うことがわかってきてます。
身体をあたためてからのシャンプーのほうが、精神的に余裕も生まれ、無意識に丁寧にケアをする傾向にあります。
特に冬などは早く温まりたい一身で、シャンプーもささっと済ませがち。
それよりは、ゆっくりと温まってから、丁寧にシャンプーをするほうが髪の毛のためにもよいのです。
身体を十分にあたためたら、髪の毛と頭皮も温めます。
シャワーをよくあてて、頭皮と髪の毛をあたためましょう。
それだけでも、汚れが半分以上落ちると言われています。
よく泡立てる
そして、シャンプーを手に取り、十分に泡立てます。泡立てたシャンプーとそうでないシャンプーはなんと1℃も温度が違うといいます。
浴室内は冬などは温度がとても低く、シャンプーも冷たくなっています。
そのまま使用してしまうと、毛穴の汚れが落ちないばかりか、シャンプーのすすぎ残しにも繋がってしまいます。
よく泡立ててから使用するようにしましょう。
手で泡立てるのは大変という方は、泡で出てくるボトルを使用したり、泡立てネットを使用してもいいですね。
シャンプーをあたためる
また、シャンプーを温めるのは変質にも繋がりますので、注意したいところですが、湯船と同じくらいの温度での湯煎くらいなら変質の心配はありません。
大きいボトルのまま湯煎してしまうと、何回も繰り返すことになってしまうので、小分けの容器などを用意し、洗面器に湯船のお湯を入れて、シャンプーを湯煎します。
人肌くらいに温まったらシャンプーを泡立てて洗います。
湯船に入っている間、シャンプーも一緒にあたためるとちょうどよいかもしれませんね。
浴槽にそのまま入れないように注意してください。
スチームミストを使う
美顔器などのスチームミストをシャンプー前に頭皮にあてる方法です。
浴室内ではなく、お部屋で行ってから入浴します。
ミストをあてることで、頭皮の皮脂や汚れを浮かし、血行を促進する効果があります。
洗っているのに頭皮が脂っぽかったり、酸化した油のような匂いがするなどの場合、有効です。
頭頂部や後頭部などは当てにくいので、コンパクトなハンドタイプのミストを使用するとミストを十分にあてることができます。
まとめ
いかがでしたか?
普段は自宅でケア、月に1回はヘアサロンでホットシャンプーなど、用途や頻度によって使い分けでもいいですね。
髪の毛のためだけではなく、血行もよくなり、頭皮も健康に、そして抜け毛予防にも効果が期待できるホットシャンプー。
ぜひ、ホットシャンプーで美髪を手に入れてみましょう。