先日テレビを見ていたら、ある美魔女の方が「美の秘訣」は「ハチミツ」だと話していました。
私はハチミツ好きで、日頃から砂糖の代わりにハチミツを使っていたのですが、調べてみると驚きのパワーがありました!
食べてるだけでなく、髪のケアやスキンケアにも使えるなんて知りませんでした。
今回はそのハチミツについて紹介します。
知られざるハチミツパワー
ハチミツはどうやって作られるか知っていますか?
ミツバチが花から蜜(ショ糖)を吸います。
ミツバチはこの「ショ糖」を体の中で「果糖」「ブドウ糖」に分け、他のミツバチに口移しをします。
その作業を何度も繰り返して「果糖」「ブドウ糖」に分かれた状態にして巣に蓄えます。
次に長い時間羽をパタパタさせて水分を蒸発させます。
水分が蒸発したらフタをします。
このフタをして保管されているのがいわゆる「ハチミツ」なんです。
ですから、ハチミツの主な成分は「果糖」「ブドウ糖」「水分」なわけですね。
しかもミツバチが生涯で集められる蜜は、なんとスプーン一杯なんです!
普段何気なく食べていたハチミツもこの話を聞くとミツバチの働きに感謝しますね。
お米や砂糖などは人間の体内で消化酵素によって「ブドウ糖」に分解されてから吸収されますが、ハチミツは既に「ブドウ糖」になっていますので、胃腸に負担をかけずにそのまま吸収されます。
また、「ブドウ糖」と言えば、脳のエネルギー源として知られていますね。
脳は他の体の部分よりたくさんのエネルギーを必要とします。
ですから、脳を正常に働かせるために「ブドウ糖」はなくてはならないものなのです。
その他ハチミツには、体に必要なミネラルがほとんど含まれ、スキンケア効果のあるアミノ酸、アンチエイジングによいポリフェノール、腸を整える有機酸のグルコン酸などが含まれています。
このように体に良いと言われる栄養素がたくさん含まれていることがわかりますが、古代エジプトでは薬として使用されていた程で、かのクレオパトラも美容のために愛用していたんです!
食べるだけではなく、肌や髪に塗っても効果があるなんて、是非日常に取り入れたいですね。
ハチミツの種類
とはいえ、ハチミツと言っても色々な種類がありますよね。
上記の栄養分が含まれているものは、「純粋ハチミツ」です。
「精製ハチミツ」と「加糖ハチミツ」は、残念ながら糖分だけでハチミツの効果はありません。
「純粋ハチミツ」であっても、加熱処理などがしてある場合は、効果が薄れてしまうのでご注意ください。
つまり、「純粋ハチミツ」で非加熱のもの、「産地」「植物」の記載があるものを選びましょう。
また、ハチミツの味は何の花の蜜かで決まります。
「レンゲ」「アカシア」などが有名ですよね。
「コーヒー花」を使ったものもあり、ハチミツの色もコーヒーの色で、香りもコーヒーの香りがします。
まずはあなたの好みで選んでみましょう。
次に私のお気に入りのハチミツを紹介します。
マヌカハニー
私が特にオススメするハチミツは、「マヌカハニー」です。
ニュージーランドに自生するマヌカの花のハチミツです。
ニュージーランドの先住民であるマオリ族は、この「マヌカハニー」を薬として用いていたほど、さまざまな効果が期待できます。
中でも、注目は抗菌作用です。
メチルグリオキサールという他のハチミツには含まれない抗菌成分を含んでいて、口内炎や喉の痛みにも効果がありますが、腸の悪玉菌やピロリ菌を殺菌する効果があります。
この腸内環境を整えることは、アンチエイジングだけでなく、健康を維持していく上で大切なことです。
また、髪の毛を作るのに欠かせないアミノ酸が含まれており、ビタミンB、Cや酵素も含まれているため、アンチエイジング効果も期待できます。
マヌカハニーの味についてですが、最初はかなり濃いハチミツといった感じで私はちょっと苦手だったのですが、毎日舐めているうちに、大好きになってしまいました。
日本で買うとちょっとお値段がお高めですが、効果・効能を考えると、試してみる価値アリです。
気になる方は是非お試しください。
ハチミツは一日にどの位食べていいの?
ハチミツは一日どの位食べていいのでしょうか?
1日ティースプーン3杯程度(30g)がいいと言われていますが、大さじ4杯までならOKという研究結果もあります。
ハチミツは砂糖よりもカロリーが低く、食べ過ぎても副作用があるわけではありませんが、
他の食品からも砂糖を摂っている場合には、糖質の摂りすぎには注意しましょう。
また、ハチミツは殺菌力が強いので、腐らないと言われています。
ピラミッドから発見されたハチミツはなんと腐っていなかったそうです!
市販のものに記載されている「賞味期限」はおいしく食べられる期限として記載されています。
また、食べるタイミングでよいと言われているのは、朝起きてすぐと寝る1~2時間前です。
空腹時がいいようです。
朝起きてすぐは、脳に「ブドウ糖」のエネルギーを送るためで、寝る前は、寝ている間に成長ホルモンの分泌を促すためです。
「ハチミツダイエット」でもこの時間を推奨しているようですね。
では、ハチミツをどのように食べたらいいのかと言うと、特に食べ方は決まっていませんが、
私は紅茶やコーヒーに入れて飲んだり、お料理で砂糖の代わりにハチミツを使っています。
ヨーグルトに入れてもいいですし、そのまま舐めてもいいですね。
あと、風邪の時にいつも父が作ってくれたホットのハチミツレモンもオススメです。
生姜を少し入れてもおいしいです。
あなたの摂りやすい方法を見つけてくださいね。
次に、「ハチミツ」で行う髪のケアを紹介します。
ハチミツで髪のケア
ハチミツは美髪の成分がたっぷり入っているので、食べることはもちろんですが、ハチミツを肌や髪に直接つけることで、潤いを与えてくれます。
でも、最初は肌や髪につけるのはベタベタしそうで抵抗があるかと思いますが、水分と混ぜることで、このベタベタ感は軽減されます。
どうしても気になるようであれば、市販のハチミツを使ったヘアケア商品などを使用するのもいいかもしれません。
ここでは、家庭で手軽にできる方法を紹介します。
基本的にはいつものお使いのものにハチミツを混ぜるだけです。
この時、直接ボトルにハチミツを入れずに、適量を別の器や手の平で混ぜてから使ってください。
また、注意点としては、ハチミツの中に少量の花粉が含まれていることがあり、それがアレルギーを引き起こすことも考えられるので、必ずパッチテスト(二の腕の内側などに塗って時間を置く)をやってからご使用くださいね。
〇頭皮のマッサージ
髪をブラッシングします。
ぬるま湯で頭皮の汚れを落とします。
ハチミツ大さじ1をお湯またはオリーブオイルで伸ばし、頭皮を指の腹でマッサージしていきます。
タオルで髪をくるんでしばらく放置します。
しっかり洗い流します。
この後は、シャンプーやトリートメントに、だいたい2:1(ハチミツが1)の割合で
よく混ぜてから使ってください。
混ぜた後は通常通りシャンプーやリンスをするだけです。
ハチミツは、頭皮に傷があっても、抗菌作用があるため、安心してお使いいただけます。
また、保湿効果も期待できるので、是非一度試してみてくださいね。
まとめ
今回は「ハチミツの持つパワー」について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
ハチミツは砂糖の代わりに食べてもいいですし、お肌や髪につけてもスペシャルケアができる優れものです。
しかもお手軽に取り入れられるので、是非あなたの生活に取り入れてみてください。
ミツバチの懸命の働きによりできた「ハチミツ」の恩恵をお裾分けしてもらい、美髪になりましょう!