ヘアケア

薄毛予防のためにはBMIをチェック!女性が健康のバロメーターを維持する必要があるワケとは?

BMIとはボディマス指数の略です。

自身の体重と身長から算出される肥満度、そして適正体重を示す指標となる数値のことです。

自身のBMIを算出することで、現在の自分は太りすぎなのか痩せすぎなのかを把握することが出来るのです。

ダイエットしているときには欠かせない指数になり、目標にもなるでしょう。

そのBMIが髪にどのような影響を与えるのでしょうか。

髪は健康のバロメーター、太りすぎは要注意

BMIは自分の体重(Kg)÷自分の身長(m)の2乗で算出されます。

ここで注意することは身長はcmではないことです。

例えば身長が160cm、体重が50Kgの場合を例えると50÷1.6÷1.6でBMIは19.5になります。

BMIが18.5~25は標準体重になるのです。

BMIは身長と体重を入力すれば算出できるWebサイトが多数掲載されていますね。

このBMIで算出された数値は髪の健康を知るためのバロメーターでもありますね。

髪の健康で気を付けたいことは、肥満気味の体型、いわゆる太っている人ですね。

太っている人ほど薄毛になりやすいことがわかっているのです。

ではなぜ太ってしまうと薄毛の原因になるのでしょうか。

実はそこには血圧が関係しているのです。

血圧が高いと薄毛に?

一般的に太っている人ほど高血圧になる傾向になりやすいです。

太っている人とは栄養過多であり、食べ過ぎている人でしょう。

食べ過ぎてしまうと、当然コレステロール値が上昇してしまい、血圧も上がってしまいます。

血圧が上がるほど血管は収縮していきますので、身体の末端である頭皮に充分な血液が行き届かなくなります。

血液は血管を通じて身体中に栄養を行き渡らせる働きがあるにもかかわらず、血圧の上昇によって頭皮に充分な血液が行き届かないと、頭皮は栄養不足になりやすく、髪に栄養が届かなくなり薄毛の原因になってしまうのです。

さらに肥満気味になってしまうと、体内の中性脂肪が増えてしまいますね。

そうなると血液中にも中性脂肪が含まれるようになってしまうため、血液がドロドロの状態になってしまい、頭皮に充分な血液と栄養を届ける働きの妨げになってしまうことになります。

このように、太っていると高血圧に加えて血液がドロドロ状態となってしまうため、いずれ薄毛の原因につながってしまうのです。

もしBMIを測定して肥満気味であることが判明したときは、薄毛対策のためにもダイエットを始めてみるのも健康や髪にもいいでしょう。

高血圧とはどんな状態のこと?

高血圧な状態とは文字通りで、血管の中の圧力が高い状態にあることをいいます。

なぜ圧力が高くなるのでしょう。

それは、血液が通常よりもドロドロな状態のため、高い圧力をかけないと血が流れていかなくなるからなのです。

結果として、通常よりも高い圧力がかかっているため、血管にダメージが与え兼ねないレベルを高血圧と定義しているのです。

一般的に高血圧は心臓病や心筋梗塞などの病を引き起こしてしまい、生命に関わるような血管の疾患リスクを高めてしまいます。

高血圧はなぜいけない?
血圧自体は変動があるものですね。

いつ測っても同じであるとは限りませんよね。

測定する時間や環境、リラックスしている状態かストレスがあるのかなど、場面によっても体や精神の状態には変動があるものです。

実際に、血圧が普通であっても、一気に過度なストレスがかかったときに血圧が急上昇することもあります。

一時的に血圧が高くなることは問題がないことも多いです。

しかし、血圧が高い状態がずっと続くようになったら注意が必要でしょう。

高血圧が続くと血管の細胞壁が徐々に厚くなるため、動脈硬化が進行してしまいます。

動脈硬化が進んで血管の弾力性がなくなってしまうと、血液を全身に送っている心臓にも負担がかかりやすいのです。

心臓は負担を受け続けながらも血液を送り出さなければならないのです。

そのため通常の心臓の動きよりもますます頑張らなければならないため、次第に心肥大といわれる状態になり、心疾患を発症してしまう可能性があるのです。

また、脳への血液の供給量が減ることで、脳梗塞や脳出血をはじめとした脳疾患が起こる恐れもあります。

高血圧が引き起こす悪影響

実際に、高血圧が要因となる健康被害にはどのようなものがあるのでしょう。

そこで、この段落では高血圧が引き起こす健康被害と、どのような危険性があるかについてご紹介します。

さまざまな合併症の発症

高血圧は初期の頃ならほとんど自覚症状がないケースも多いでしょう。

しかし、高血圧は実にさまざまな合併症を引き起こすことになります。

たとえば、心臓に関係する合併症の数々があります。

高血圧によって動脈硬化が進んでしまうことで、硬い血管では収縮するのが大変になり、血管にも心臓にも負担がかかります。

硬化した血管に血液を送り続けるため、負担がかかる心臓は肥大してしまい、「高血圧性心肥大」の原因となってしまいます。

さらに、心臓の病気というと、ほかにも心不全・心室性不整脈・狭心症・心筋梗塞などの合併症も引き起こしてしまいかねません。

高血圧の影響は腎臓に及ぶこともあるのです。

血管に過度な圧力がかかり続けることで、老廃物のろ過に必要な腎臓の糸球体に影響を与えてしまい、腎硬化症や腎不全の原因ともなってしまうのです。

そのほかには、大動脈瘤や閉塞性動脈硬化症、眼底網膜病変などの合併症も発症しやすいのです。

動脈硬化による心疾患の発症

高血圧で動脈硬化が起こると、心筋梗塞などの心疾患・脳出血・脳梗塞などの脳卒中のように心臓だけではなく、脳にも重篤な病気となり発症する可能性が高まります。

実際に、血圧が正常な人に比べてみると、高血圧の人のほうが心疾患や脳疾患を発症する危険度や死亡率が高くなるでしょう。

また、生活習慣病は単独で発症するだけではなく、お互いに影響を及ぼし合うこともあるのです。

身体はすべて繋がっているため、一箇所病気になったり負担がかかることで、繋がっている部位にも影響が出るからです。

たとえば、糖尿病や脂質異常症は動脈硬化を進行させる要因となってしまうため、脳卒中を起こす危険性が高まる合併症なのです。

血圧が高い原因を知り生活習慣を改善

高血圧は原因がわかれば、生活習慣に気をつけることで改善できるものもあるのです。

しかし、環境や仕事によっては、状況を変えるのが困難なこともあるでしょう。

たとえば、ストレスのかかる職場であれば、簡単に辞められないでしょう。

その場合は改善するのも難しくなります。

そのような場合は、生活習慣に気をつけることが大切になります。

対策のひとつとして身体を整えストレスを少しでも回避できるようにするために健康食品やサプリメントなどを利用してみるのもいいです。

薄毛や抜け毛を改善するためには血圧を正常値にして頭皮状態を整えることが、一番の近道になります。

血圧以外にも様々な原因から薄毛になるものです。

薄毛は悩みながら一生付き合っていくというものではないのです。

原因がわかれば、日常生活で改善できますし、治療でも治すことができる時代です。

牽引性脱毛症の場合は、髪を引っ張って頭皮にダメージを与えていることが原因なのです。

そのため、髪の結ぶ位置を変えるなど、ヘアアレンジを変えたり、ヘアアイロンなどによる頭皮の負担を回避することが大切です。

そうすると、抜け毛や薄毛の進行を止めることができるようになるのです。

また、薄毛になる病気には他にも甲状腺機能異常症、膠原病、鉄欠乏性貧血、亜鉛欠乏症など、全身性疾患があるのです。

薄毛が進行してきた時には、抜け毛や薄毛といった髪の毛の症状以外にも何か他に思い当たる症状がないかをチェックすることによって、原因がわかります。

薄毛や抜け毛だけを改善しようとしても根本的な原因が改善しない限り、薄毛や抜け毛の進行は止まらないのです。