食事は元気で美しい髪の毛を維持するための、「先行投資」といえるほど最も重要な事です。
どんな栄養素をとるのか、あるいは何を食べるのかということも重要ですが、その食べ方も大切です。
そこでこの記事では美髪を目指す全ての女性に取り入れてほしい「美髪レシピ」と、「食習慣」をご紹介していきますので、是非参考にしてください!
美髪ジュース
酵素やビタミンがたっぷりの野菜や果物を使った美髪ジュース。
これらの栄養素の効果を活かすためには、ミキサーを回す時間を短くするのがコツです。甘味は好みの量で調節しましょう。
バナナとクレソンのソイジュース
大豆の植物性タンパク質が入った美髪ジュースです。
【材料・2人分】
・バナナ:1本
・クレソン:1/4束
・豆乳:1カップ
・メープルシロップまたはハチミツ:小さじ2
・水:1/2カップ
【作り方】
1.バナナは皮をむき、クレソンは洗って適当な大きさにちぎる。
2.材料を全てミキサーに入れてまわし、滑らかにする。
※クレソンの代わりに、ほうれん草などの葉野菜でもOKです。
トマトとヨーグルトのジュース
トマトに含まれるリコピンとビタミンCで髪の抗酸化力をアップします。
【材料・2人分】
・トマト:大1個
・ヨーグルト:3/4カップ
・メープルシロップまたはハチミツ:小さじ2
・水:1/2カップ
【作り方】
1.トマトはヘタをとり、皮付きのまま乱切りにする。
2.材料をすべてミキサーに回し、滑らかにする。
※とまとは冷凍して使うと、冷たいジュースにもなるので夏でも飲みやすくなります。
小松菜とキウイのグリーンジュース
鉄分たっぷりの小松菜で白髪の予防ができるジュースです。
【材料・2人分】
・小松菜:5/1束
・キウイフルーツ:1個
・リンゴ:1/4個
・フルーツビネガー:小さじ1
・メープルシロップまたははちみつ:小さじ2
・水:1カップ
【作り方】
1.小松菜は洗って約5cmの長さに切る。キウイフルーツは皮をむき、リンゴは皮付きのまま種を取り除き、それぞれ適当な大きさに切る。
2.材料をすべてミキサーに入れて回し、滑らかにする。
※ビネガーはお好みのもので。フルーツビネガーがなければ穀物酢や黒酢などでもOKです。
アボカドとバナナのスムージー
ビタミンEで血行を促進し、頭皮環境を改善。元気な髪の毛を生成できる美髪ジュースです。
【材料・2人分】
・アボカド:1/2個
・バナナ:1本
・レモン:1/10個
・メープルシロップまたはハチミツ:小さじ2
・プレーンヨーグルト:大さじ2
・水:1カップ
・氷:適量
【作り方】
1.アボカド、バナナ、レモンは皮と種を取り除き、適当な大きさに切る。レモンは白い薄皮の部分は残す。
2.材料をすべてミキサーに入れて回し、滑らかにする。
美髪サラダ
野菜の酵素がビタミンやミネラルの働きを高めてイキイキ髪の毛に!酵素を含む発酵食品やミネラルたっぷりの海藻も髪の健康をサポートしてくれるサラダレシピです。
温野菜withヨーグルト味噌ディップ
【材料・2人分】
・プレーンヨーグルト:2/3カップ
・味噌:大さじ1
・塩、コショウ:少々
・ブロッコリー:1/4株
・かぼちゃ:1/4個
・人参:1/3本
【作り方】
1.ヨーグルトはコーヒーフィルターかキッチンペーパーの上にのせ、2時間以上水切りをする。
2.皮をむいたにんじん、かぼちゃは一口大に切り、ブロッコリーは小房にわけ、せいろで蒸す。蒸し時間の目安は、にんじん、かぼちゃは10分、ブロッコリーは5分。
3.1のヨーグルトと、調味料をよく混ぜ合わせ、②の野菜に添える。
※蒸し器がない場合、電子レンジで。500Wでにんじん、かぼちゃ約3分、ブロッコリーは約2分加熱。
※味噌は白みそでも赤みそでもどちらでも可。種類により塩味が変わるので、お好みで塩を加減してください。
柑橘ドレッシングのサラダ
フルールは薄皮ごと食べ、身体の抗酸化力アップ!
【材料・2人分】
・グレープフルーツ:1/4個
・オレンジ:1/4個
・ベビーリーフ:1袋(50グラム)
・紫玉ねぎ:1/10個
・レモン汁:大さじ½
・オリーブオイル:大さじ1
・ワインビネガー:大さじ½
・ハチミツ:小さじ1
・塩、コショウ:少々
【作り方】
1.グレープフルーツとオレンジは皮をむき、薄皮は付けたまま細かく刻む。野菜は食べやすい大きさに切っておく。
2.調味料を全てボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
3.2に1のフルーツを加えて混ぜ合わせ、食べやすく切った野菜にかける。
※野菜はお好みで選んでください。
※ワインビネガーがない時はリンゴ酢などのフルーツ系のすがおすすめ。穀物酢でもOKです。
髪に良い食事の摂り方
どれだけ栄養素の高い野菜や果物などを摂取していても、食習慣が悪ければ頭髪に良い影響を与えることはできません。
上記で紹介した美髪レシピをうまく取り入れながら、日常的に髪に良い食事の摂り方を心掛ける必要があります。
就寝前の食事は控える
寝る前に食事をすると、消化吸収活動が起こって血流が促進され、深い眠りにつくことができません。
同じカロリーを摂取しても、夜遅い時間に摂取した方が脂肪に代わりやすく、特に夜10時~午前2時まではもっともこの働きが強まる時間。
夜10時までには食事を済ませるようにしましょう。
ゆっくり食べる
食べた刺激が脳にある満腹中枢に届くと、満腹感を感じます。
満腹中枢が働くには食事を始めてから少なくとも20分はかかるといわれていますが、早食いをするとその刺激が脳に届く前にたくさん届く前にたくさん食べてしまう事になり、食べ過ぎを招いてしまいます。
食事は20分以上はかけて食べることを心掛けましょう。
「ばっかり食べ」はNG
どんなに身体や髪の毛に良い食材だとしても、同じ食材ばかりを食べているのは、栄養バランスを崩しているのと同じこと。
ちなみに、食物繊維の多い野菜を最初に食べ、タンパク質や炭水化物を食べるようにすると、ゆっくりと消化・吸収が進み、食べ過ぎの防止にもなります。
和の食材を積極的に摂取しましょう。
髪の毛に良い栄養素はわかっても、何を食べたらいいの?という方のためにお伝えしたいのが「まごはやさしい」食材。
これは、まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いもの頭文字をとったもので、和食に使われるおなじみの食材です。
肉中心の欧米型の食事をとるのが当たり前となった現代人は、脂質のとり方に問題があります。
脂質はエネルギー源や体を作る成分として使われますが、摂りすぎるとエネルギーの過剰摂取につながり、肥満などを招きます。
当然血流も悪くなりますので、頭皮の血行も悪くなり、髪の健康にとっても悪影響を与えます。
つまり、脂質の摂りすぎは、「ハゲる食生活」ともいえるのです。脂質なら、身体によい不飽和脂肪酸を含んだ植物油や魚の脂をとるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事では美髪を目指せるレシピや、髪の毛に良い食習慣についてご紹介してきました。
日々のヘアケアも大切ですが、内面から健康になれる食事は私たちの髪の毛を元気に維持するためにはかなり重要です。
この記事でご紹介したレシピは、髪の毛に良い食材ばかりをふんだんに使っているレシピとなっていますので、是非試してみてください!
しかし栄養バランスの取れた食事や、食べ方などにも注意し、健康的な食生活を送って美しい髪の毛を維持していきましょう!