ヘアケア

薄毛女性必見!生えてきた白髪は抜いて良いの?

歳を重ねると、人間誰しも白髪が増えてきます。

それは自然なことで仕方がないことですよね。

また、白髪は遺伝が関係してくる場合もあるので、若い年齢層の方でも生えている方はいます。

ですから、白髪に対して嫌なイメージを持つ必要はありません。

しかし、日常関わる友達や仕事の上司などに「白髪多くない?」とか「最近白髪増えた?」などと言われると人間誰でも嫌な思いを抱くでしょう。

黒髪の中に白く光る白髪を見つけた時は悲しい思いを抱く方もいるんじゃないかなと思います。

その影響により、白髪が自分の視野に入ると、何も考えずに抜いてしまう人は少なくありません。

ですが、「白髪を抜く」という行為は良いことではありません。

では、なぜ「白髪を抜かない方が良い」かを説明していきます。
 
「白髪を抜かない方が良い理由」を理解すれば、白髪を抜く人は少なくなるでしょう。

その前に、「なぜ白髪が生えるのか?」についてから触れていきたいと思います。

なぜ白髪は生えてくるの???

髪の毛が生えてくる理由と白髪が生えてくる理由 

誰しも、髪の毛は生えてきますよね。

一体髪の毛はなぜ生えてくるのでしょうか?

髪の毛はある細胞によって作られています。

その細胞とは「毛母細胞」と呼ばれる細胞です。

この細胞により髪の毛が生えてくるわけです。

また、髪の毛の色は「メラニン色素」と呼ばれる色素によって、色が決められてきます。

この色素が濃いと黒髪が生えてくるのですが、反対にこの色素が薄いと白髪が生えてくるわけです。

ですから、白髪が多い方などは髪の毛一本一本のメラニン色素が薄いということになってきます。

言い方を改めると、メラニン色素の機能がしっかり機能していない、ということになります。

では、なぜメラニン色素の色が薄いのでしょうか?

いくつかの原因が考えられます。

遺伝による影響

一つ目の原因は遺伝による影響です。

白髪においてもそうですが、髪質なども遺伝が関係しているなどと聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?

現代ではまだはっきりと化学の分野で遺伝が直接的に影響してくるというのは解明されていないことも多くありますが、現役の美容師の方など多くの専門の方が、「遺伝による影響」は存在すると言っているので、遺伝は影響しているでしょう。

遺伝が与える影響として、その中の一つが「白髪が生えてくる」パターンです。

今、白髪に悩んでいる方の中で、「家族も白髪が多い」という方はいるのではないでしょうか。

この悩みを持っている方は遺伝が影響をして白髪が生えている方もいるかもしれません。

逆に白髪が全然生えていないという方は、「家族も白髪が生えていない」という方もいるのでは、と思います。

これも同様に遺伝による影響があると考えられます。

病気による影響

白髪で悩んでいる方で、病気を患っている方がいるかと思います。

白髪に影響する病気は様々ですが、その病気の影響で白髪が生えてくるというパターンもあります。

もし、今自分が何かしらの病気を患っているという方は、その病気が白髪に影響するか調べてみると良いでしょう。

紫外線による影響

皆さんも日常的に浴びている紫外線。

実は頭皮に対してダメージを与えています。

紫外線によってダメージを受けると、細胞が攻撃されその影響により白髪が生えてくるということがあります。

特に夏場などは要注意ですね。

栄養不足による影響

皆さんの中に普段バランスの悪い食生活をしている方はいませんか?

悪い食生活を続けると、栄養のバランスが悪くなり血流が悪くなるパターンがあり、それによって白髪が生えてくることがあります。

もし、白髪が気になる方の中で、バランスの悪い食生活を行っている方は改める必要があります。

ストレスによる影響

ストレスは髪の毛に関することだけではなく、全ての面においてデメリットです。

ストレスをできるだけためないようにしましょう。

ここまでは白髪の原因について説明をしてきました。

さて、ここからは「白髪を抜いてはいけない理由」を説明していきます。

白髪を抜いてはいけない理由

白髪は抜いても変わらない

皆さんはどこかで「白髪を抜いたら白髪が増える」という話は聞いたことはありませんか?

聞いたことがある方が多いと思います。

しかし、この話は全く信憑性にない話で、事実ではありません。

むしろ、その逆で増えたりしません。

結論は、「白髪は抜いても変わらない」のです。

また、抜いたところから白髪が生えてきます。

初めにお話ししましたが、「メラニン色素」という色素によって色が決まります。

ですから、白髪を拭こうと、抜いたところのメラニン色素は変わらないわけですから、また白髪が生えてくるわけです。

白髪を抜くと白髪が増えるという話もよく聞きますが、これも事実ではありません。

なぜなら、白髪を抜いたところで他の髪のメラニン色素には影響を及ばさないからです。

したがって、「白髪は抜いても変わらない」が真実です。

抜いたところで痛いだけ 

①で説明をした通り、抜いたところで白髪は変わりません。

また、白髪を抜く際はピンセットなどを使用して抜く方が多いと思われます。

「毛を抜く」って痛いですよね。

髪の毛以外でもどこの毛でも同じです。

ですから、白髪は抜いても変わらないので、痛みを体感するだけになります。

ハゲる可能性もある

白髪を抜くとハゲる可能性があります。

白髪を抜くときはある程度の力を使い抜くのでダメージを与えます。

その影響により毛根が傷つき、そこからは髪の毛が生えて来なくなる可能性が出てきます。

白髪が生えている箇所を全て抜いて髪の毛が生えてこなくなったら「ハゲる」可能性だってゼロではありません。

ですから、白髪を抜くのはやめましょう。

ここまで白髪を抜いても変わらないし、むしろ抜くときには痛いし最悪の場合ハゲる可能性もあることが理解できたと思います。

ですが、やはり誰でも白髪は気になるものですよね。

そこでここからは日常からできる白髪の改善方法を紹介していきます。

日常からできる白髪の改善方法

食生活の改善

食生活の改善をすることによって白髪の改善が見込めます。

また、食生活を整えるということは、白髪に対してだけではなく、体全体に良い影響をもたらします。

良い髪の毛の生成には、ビタミンやミネラルといった成分を摂るようにしましょう。

できれば、6大栄養素すべてを摂るのが望ましいですが、それが難しい場合はビタミンとミネラルの2成分はきちんと取るようにすると髪の毛に良い影響をもたらしてくれます。

また、髪の毛の色を決める「メラニン色素」の成分は大豆やチーズなどの乳製品に多く含まれているので積極的に摂るようにしましょう。

また、メラニン色素の成分となるのがチロシンという成分で、大豆やチーズに多く含まれています。

ストレスをためすぎない

ストレスは髪の毛だけではなく体全体に悪影響をもたらします。

しかし、ストレスを0にするというのも難しいと思います。

会社などの人間関係や、家庭環境、人それぞれのストレスがあると思います。

ですから、適度にリラックスをしてストレスを軽減するようにしましょう。

まとめ

今回は「生えてきた白髪は抜いていいの?」というテーマで話してきました。

今までなんとなく白髪を抜いてきた方は、この記事を見て白髪を抜くデメリットを学んでいただけたと思います。

また、正しい習慣を身につけることにより改善することもできるのでしっかりおこなっていきましょう!