昔は男性の悩みであった薄毛。
様々な状況変化により、現代では薄毛に悩む女性も少なくありません。
髪の毛が邪魔になるので常にアップにしている私は、地肌が見えてしまうのが悩み…
白髪も増えてきたので余計にそう見えるんですよね。
そこで、同じような悩みを持つ方々に薄毛対策として、日々の生活で実践した方が良い、もしくは気を付けた方が良い点を7つ上げたいと思います。
薄毛対策には役立つことですので、是非習慣づけて頂きたいと思います。
髪の毛について絶対知っておいて欲しいことが2つあります。
●髪の毛は摩擦に弱い
●濡れているとキューティクルが開いているので、非常に痛みやすい
この2つです。
この2つを念頭に置いて、実施するべき、気を付けるべき点7つを見て行きましょう。
1.ブラッシング
ブラッシング、毎日していますか?
皆さんが思っているより大事です。
朝起きてセットする前と夜お風呂に入る前の2回、実施して下さい。
薄毛対策に有効な手段として頭皮の血行促進があげられます。
血行、つまり血の流れを良くするということは頭皮の細胞の栄養や酸素を運びやすくするということ。
血行を良くして効果がないことなんて、身体については存在しないと思って頂いて大丈夫です。
でも、血行よくする=乾布摩擦みたいなイメージで頭皮をゴシゴシやりながらブラッシングはやめて下さいね!
先ほど言いました通り、髪の毛は摩擦に弱いです。
優しく、優しくブラッシングしてあげて下さい。
もつれた髪で途中でブラシが止まってしまったら、無理やりブラシを通すのではなく必ず指でそのもつれを解いてあげて下さい。
優しくブラッシングしてあげても頭皮の血行が良くなったことを感じると思います。
ぜひやってみて下さい!
2.シャンプーする時洗うのは頭皮
シャンプーの時、髪の毛を洗っている方いらっしゃいませんか?
髪の毛ではなく、頭皮を洗って下さいね。
ついでにゆっくり頭皮マッサージもしちゃいましょう、爪を立てないように気を付けて。
シャンプーは髪の毛ではなく頭皮につけて、指を髪にくぐらして頭皮をマッサージしながら泡立てて下さい。
そうすると、かなり泡立ちますよね?ゴシゴシする必要は全くありません。
頭皮をしっかり洗ったら今度はよくすすいで下さい。
シャンプーよりも、すすぐ方が重要だと考えてもいいくらいくらいです。
シャンプー剤が残っていると、嫌な臭いやフケの原因となりますので、しっかりすすいで下さいね。
3.ジャンクフードは控える
ジャンクフードは高カロリーで栄養も大変不足しており、身体には全く良い効果はありません。
ちなみに「ジャンク」とは「がらくた、屑」という意味。
身体にとって何のメリットもないということをよく表現していますね。
油分塩分も多いため、常食していると油分の摂り過ぎで血行不良や頭皮の油分分泌が過多となり、毛穴を詰まらせてしまう原因となりうるのです。
ジャンクフード=ファーストフード的なイメージがあると思いますが、スナック菓子等も含まれます。
たまに聞く話なのですが、ダイエット中だからと言って食事を摂らず、食事を採っていないから大丈夫と言ってスナック菓子を食べる…
効果なしどころか逆効果です。
食事をきちんと取っていないため栄養は不足し、しかしスナック菓子等は食べているためカロリーや油分、塩分だけは大量摂取。
太ったのに栄養失調という奇妙な現象が起こります。
この例は極端かもしれませんが、ジャンクフードは身体だけでなく薄毛対策にも悪影響を及ぼすので出来るだけ控えて下さい。
絶対食べたらダメ!という訳ではありませんので、一ヶ月に1回だけ、とか自分で決めてそれを守りましょう。
4.頭皮マッサージ
血行促進に即効性があるのはマッサージです。
シャンプーする時にも洗うついでにマッサージして頂きたいのですが、気が付いた時にちょっとやるというのもいいと思います。
髪の毛に指をくぐらせて頭皮に指を立てます。
頭皮に対して垂直になるように指を立て、指の腹で頭皮を頭蓋骨からずらすイメージで。
ゆっくり、絶対に爪をたてないように。
頭皮マッサージをやってみると気持ち良いですよ。
結構頭はこっているものなので、そのコリは是非取っておきたいものです。
頭のコリは顔のたるみの原因にもなりますので、思い出すたびに頭皮マッサージしてみて下さいね。
5.自然乾燥禁止
先ほども言いましたが、濡れた髪はキューティクルが開いているので痛みやすいです。
ですので自然乾燥、ましてや濡れた髪のまま寝るなんて言語道断です!
必ずきちんと乾かして下さいね。
タオルで拭く際もバスタオルでゴシゴシするのではなく、美容院に行った時に美容師さんがやるように、タオルでパンパンやって水分を吸わせます。
私はそれが苦手なのでタオルでぎゅっと押さえて水分を取ります。
タオルドライがすんだらドライヤーで乾かします。
その際も髪の毛をゴシゴシしてはダメですよ、どちらかというと濡れてくっついている髪を手で広げるようにして、乾かします。
熱でも髪は痛むので、あまり近づけ過ぎないようにして下さい。
暑い時はドライヤーで乾かすと頭皮が汗ばんでしまい、洗った意味がなくなります。
ドライヤーの冷風や扇風機等で乾かすようにしましょう。暑くても自然乾燥はやめたほうがいいですね。
次の日の朝のセットを楽にするためにも、自然乾燥は避けてきちんと乾かした方が良いです。
面倒でも、きちんと乾かしましょう。
6.紫外線にも注意
髪の毛も日焼けします。
紫外線が肌に良くないのはご存知だと思いますが、それは頭皮や髪の毛も同じこと。
頭皮が焼けて日焼けで皮がめくれる経験をした方もいらっしゃると思います。
今では日焼け止めスプレーもあり、髪の毛に吹き付けて日焼け防止をすることもできます。
帽子や日傘も活用し、紫外線から髪の毛を守る対策をして下さい。
紫外線を避けるのはお肌だけではなく髪の毛も!です。
頭皮が紫外線でダメージを受けると、当然毛髪を生やす働きや髪の毛を太く育てる働きががきちんと機能せず、痩せた髪の毛になってしまったり抜け毛が酷くなったりという事象が発生する可能性が高まります。
しっかり髪の毛や頭皮も紫外線から守ってあげて下さい。
7.起きたら頭皮洗浄
寝ている間に人間はコップ1杯以上の汗をかきます。
気温が高いともっとですよね。
それは頭皮も同じことで、起きた時には頭皮に寝汗をたくさんかいています。
そのままセットして出勤したり、家事を始めるのは頭皮に良くないことは想像に難くないですよね。
夜シャンプーをする方はシャンプーをつける必要はないですが、ぬるま湯で頭皮を洗ってからセットして下さい。
ここでも髪の毛はこすらず、頭皮を洗うということを意識して下さい!
いかがでしたか?
高額な費用がかかったり、難しい作業等は全くありません。
どれも日々の生活にて普通に取り入れることが可能なものばかりです。
今までしていなかったことをいきなり全部毎日実践するのは難しいかもしれませんが、習慣に取り入れてしまえばこっちのもの。
徐々に生活リズムの中に取り入れていき、根本からの薄毛対策を実施しましょう!