最近「髪が薄くなってきた」「髪にボリュームがでない」といった悩みを抱えていませんか?
女性にとって髪は命ともいわれているほど大切なものです。
実際私の勤める美容院にはどんなに高齢の方でもヘアスタイルにはこだわりがあり、なおかつ女性として見られたいと思っている方が多いものです。
薄毛に見えてしまう理由
女性が薄毛に見えてしまうのはいくつかの原因があります。
パーマやカラーリングのしすぎ
女性の髪の毛が薄くなる原因としてあげられるのがパーマやカラーリングのしすぎです。
その中でもより強力なパーマやカラーをしていると毛根がダメージし薄毛を発症してしまいます。
ホット系パーマ
ホット系パーマとは縮毛矯正やデジタルパーマのことを言います。
縮毛矯正はパーマの中でも薬剤が一番強く、なおかつ根本付近まで塗布し、しばらく放置後、洗い流して高熱のアイロンで力強く引っ張りながらクセを伸ばします。
毛根がダメージしやすいのは1剤を塗布して放置している時の気化した薬剤成分の影響、そこで頭皮のダメージが始まります。
その後高熱のアイロンで髪を引っ張りながら伸ばすためダメージした頭皮には2重大ダメージとなります。
デジタルパーマも同じで、1剤でダメージし、高熱のロッドで加熱します。
こうした特殊系のパーマは頭皮ダメージが大きく薄毛の原因となります。
超頻繁な白髪染め
カラー剤の中でも比較的低アルカリなので一回の施術で頭皮がダメージを受けることはないのですが、これが数ミリ白髪が生えてきただけで頻繁に染め直してしまうといくらダメージが低いからといっても最終的に頭皮に蓄積するダメージは大きくなります。
ブリーチ
ブリーチは髪の毛のキューティクルやその内部にあるコルテックスを破壊してしまいます。
頭皮も髪と同じタンパク質でできているためブリーチが頭皮についてしまうと皮膚のタンパク質が淡白変性を起こしダメージします。
これを何度も繰り返すと毛根が消滅し髪の毛が生えてこなくなることがあり、こうしたトラブルによる訴訟は頻繁に行われています。
生活習慣の乱れ
普段の食生活(栄養バランスの偏りや乱れ)睡眠時間が短い、または夜勤などで決まった時間に寝れなくて体内時計が狂っている、運動の習慣がないなどといった生活の乱れは女性の薄毛の原因となります。
加齢による女性ホルモンの減少
女性は30代後半あたりから急に女性ホルモンんが減少し始め、40代半ばごろには更年期障害50代には閉経といったことが体の中で起きてしまいます。
女性ホルモンであるエストロゲンは女性の髪の毛の成長に欠かせないものですが、それが減ってしまうと薄毛の原因となってしまいます。
女性の薄毛をできるだけ隠す方法
ここからはできるだけ女性の薄毛を隠していくヘアスタイルをご紹介します。
しかし、ヘアスタイルによる薄毛隠しは根本的な薄毛改善にはならないので日ごろのケアもしっかり並行して行ってください。
前髪の薄毛隠し
前髪の薄毛隠しフルバング
生え際が薄く感じるのならフルバングがオススメです。
フルバングとは頭部の頭頂部あたりから全て前髪にしてしまう厚めの前髪というものです。
トップから髪の毛を持ってくるため前髪が厚めになり生え際の薄毛が目立たなくなります。
ポンパドールで全体の薄毛カバー
前髪自体がペタッとして薄く感じるのならボリュームを持たせたポンパドールがおすすめです。
ポンパドールはアメピン一本あれば出来ちゃいます。
まずは前髪を上の方に持ち上げねじります。それをトップの毛にアメピンで留めるだけで完成です。
前髪がない女性はアップバング
生え際のとくにこめかみが気になるなら前髪を長めにしてかきあげるようにアップバングにしてあげるとこめかみの薄毛部分が見えることがありません。
前髪があるのなら前髪のサイドの毛をつかっておくれ毛を作ってあげても良いです。
髪の長さによる薄毛隠し
ここからは頭部全体のボリュームが足りない、気になるというかたにおすすめのヘアスタイルです。
ショートヘア
ボリュームがでないのならショートヘアが一番薄毛をごまかせて尚且つブローがしやすいので薄毛を感じさせません。
マッシュショート
ヘアスタイル自体は重めなので丸いシルエットを作りやすいです。
また今っぽいショートスタイルはほとんどマッシュベースになっているものが多いです。
レイヤーで動きをつけたショート
トップにもレイヤーで動きを入れたヘアスタイルです。
メンズのショートに近いものがありますが、似合う女性がやるとカッコよく見えます。
ミディアムヘア
ミディアムヘアはブローだけではなかなか薄毛を目立たせないようにすることが難しいので道具を使ってアレンジをしていきます。
コテでカールをつけてふんわりスタイリング
コテやホットカーラーで中間から毛先にカールをつけてトップだけでなく全体的にふわっとした印象を与えやすいです。
デジタルパーマをかけたような質感になりますが、薄毛が気になっているうちはアレンジがめんどくさいからと言って決してデジタルパーマで髪をダメージさせることはしないように注意しましょう。
ロングヘア
ロングヘアの場合コテやホットカーラーを使うのも良いのですが、それよりもアメピンなどを使ってヘアアレンジをした方が薄毛を完全に隠すことができます。
ヘアアレンジで薄毛隠し
お団子
髪の毛を指にクルクル巻きつけてトップで留めるだけなので超簡単です。
一度三つ編みにしてクルクル巻いてトップで留めても良いでしょう。
一度お団子にしたらお団子の面をわざと崩してラフな感じにしても可愛く仕上がります。
編み込み
編み込みは少し練習が必要ですが、できるようになれば薄毛隠しにもってこいのヘアアレンジ方法です。
編み込みをする際の注意点はきっちりしすぎないことです。
あまりにもきっちり編み込みすぎるとかえって地肌が目立つ場合があるので少しゆるいくらいの編み込みがボリュームがあって見えるのと、今っぽいです。
ヘアバンドを使って薄毛隠し
一番簡単なのがヘアバンドで髪の毛を後ろ方向に持っていく方法です。
またヘアバンドじゃなくターバンを使っても良いです。
あとはヘアバンドやターバンアレンジにはたくさんのバリエーションがあるのでそちらは調べて見てください。
薄毛を解消するためには
薄毛を隠す方法は先ほども説明したように薄毛の根本的な改善にはなりません。
薄毛を改善するためには
生活習慣の見直し
髪の毛に良いバランスの取れた栄養を取るようにすることが一番良いのですが、あまり難しく考える必要はありません。
なぜなら厚生労働省が推奨している5大栄養素を意識して摂るようにすれば良いだけだからです。
5大栄養素とはタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルのことを言います。
育毛剤を使う
毎日のケアに育毛剤を使ってあげることも効果的です。
女性は加齢による薄毛が目立つわけですが、髪が薄毛になるのは頭皮の毛根や髪の毛の栄養不足が原因だからです。
ですから髪の毛ための栄養が含まれている育毛剤は女性の薄毛には効果的です。
薄毛専門のクリニックに通う
本当にやばいとおもうのなら、薄毛専門のクリニックで相談することをお勧めします。
クリニックには専門の医師が常駐しており医師免許を持っているため薄毛の治療方法も確実なものが多いです。
まとめ
改善具合には個人差がありますが、一定の成果が期待できます。
などの行動が必要となります。