ヘアケア

女性の薄毛に合う髪型は?ロングとショートの違いを説明

髪が薄くなり始めてボリュームがなくなってきたら、どんな髪型にすればいいのでしょうか?

回答としては、トップにボリュームを持たせるような髪型です。

髪にボリュームを出したいときは、髪を短くするといいと聞いたことがある人もいると思います。

ショートヘアはロングヘアよりも髪が短く軽い分、トップにボリュームをだしやすいのが理由の1つになっています。

ロングヘアはショートヘアよりも髪の重さがあるため、重力で下に引っ張られている状態になり、何もしないと頭頂部がペタっとして薄毛が目立つ形になります。

では必ずしもロングヘアだけが薄毛になるかというと、そうでもありません。

ここでは、薄毛に合うロングヘアとショートヘアの、それぞれの髪型をご紹介していきます。

薄毛に合う髪型は?

ロングヘアであろうと、ショートヘアであろうと、顔の輪郭や髪質などから、自分に合う髪型というものがあります。

そのため、基本的に自分が好みの髪型に近い形を選んでいくようにするのがベストとなります。

どんなに薄毛をカバーできたところで、自分が気に入らない髪型であれば意味がなくなってしまいます。

ではロングヘアとショートヘアの、薄毛が気になったときの、それぞれのヘアスタイルの工夫の仕方をご紹介していきます。

ロングヘアの場合

ロングヘアはショートヘアよりも重力で髪の重さがあるため、生え際に負担がかかっている状態であることは確かです。

そのため、いつも同じところで分け目を作っている人は、分け目が広がって目立つようになってきます。

40代を過ぎて50代や60代になっていくと、分け目の薄さに悩む女性が増えてくるのは、同じところで分けていることが原因である場合もあります。

ただショートヘアにまでしなくても、ボブやセミロングくらいの長さであれば、ロングヘアよりも頭頂部にもボリュームを出しやすくなります。

同じ長さであっても、いつもと髪の分け目を変えることも大切です。

あとは、セミロングでもレイヤーをたくさん入れて毛先を軽くし、トップにボリュームを置くような髪型に変えると、重さが軽減される分、生え際への負担も軽くなります。

わざわざショートヘアにまでしなくても大丈夫ということです。

ショートヘアの場合

ショートヘアといってもいろんな形がありますが、女性らしい髪型の1つとして、ショートボブがあります。

ショートボブにして前髪も作るようにすると、髪の重さは随分と軽減され、生え際への負担が少なくなります。

ショートヘアの利点は、ロングヘアのように分け目を気にしなくてもいいというところです。

ショートヘアは薄くなった部分に髪を流すような感じのヘアアレンジが可能となりますので、ブロー1つで頭全体をカバーしやすくなります。

もしくは毛先に軽くパーマをかけることで、ボリュームを出すことも可能になります。

ヘアアレンジ

簡単なヘアアレンジをすることで、薄毛を目立たなくすることもできます。

短めでも長めでも、ポンパドールは薄毛をカバーするのに適したヘアアレンジです。

特に働く女性には髪が邪魔にならずに、しかもお洒落に見えて、薄毛もカバーができるという、大変便利で優れた髪型となります。

前の方の髪を一束掴んで軽くねじりってピンでとめるだけなので、時間もかからずに、目立つようになった分け目をカバーすることが可能になります。

ボリュームアップヘア

薄毛が気になってきた時に考える髪型の1つに、パーマをかけるという選択肢があります。

他にも分け目を変えたり、ブローの仕方を変えたり、まとめ髪にしたりと、いろいろと工夫は可能です。

では、気になる薄毛が少しでもボリュームアップして見える髪型を、お伝えしていきます。

ロングヘアの場合

ロングヘアの人は、ヘアアレンジがしやすいです。

緩く編み込みを入れることで、薄くなった部分をカバーすることができますし、女性らしくふんわりとしたイメージを作ることもできます。

後ろで1つにまとめる時もきっちりと束ねるのではなく、薄毛をカバーするようにトップにボリュームを持ってくることで、少し抜け感のある大人可愛らしい髪型にすることもできます。

ヘアアレンジをするアイテムもたくさん出ていますので、長い髪を利用することで、簡単で時間がかからず、忙しい朝でも十分に対応できる髪型を工夫していけます。

ショートヘアの場合

ショートヘアの人は、毛先にパーマをかけてスタイリングしやすい状態にすると、朝が楽になります。

生え際が隠れるような全体的に流せるパーマをかけると、セットする時間は短時間で済みます。

またパーマがかかっていると、ワックスなどで毛先を整えるだけで終わる人もいます。

ブローをする人の場合は、根本を立たせるようにドライヤーの熱風を当て、そのあとは冷風で整えるようにすると髪が落ち着きます。

ショートヘアの場合は、ロングヘアよりも髪のボリュームは出しやすいので、ブローを上手く使って生え際を隠すようにセットしましょう。

ミディアムヘア

40代からのミディアムの緩いパーマヘアは、薄毛をカバーしながら大人の色気とちょっとした抜け感を出せる、とても素敵なヘアスタイルとなります。

ショートヘアの方が抜け毛には負担が少なくていいと分かっていても、そこまでできない人は、ミディアムやセミロングでもいいので一度チャレンジしてみてもいいと思います。

40代には20代とは違う魅力があり、50代にも60代にもそれぞれの魅力があります。

もし長年同じ髪型でいるならば、薄毛を期にイメージチェンジしてみてもいいのではないでしょうか。

自分で思うよりずっと、イメージチェンジした方の髪型が、似合っている場合も少なくありません。

スタイリング剤はいいの?悪いの?

薄毛や抜け毛が気になる場合は、スタイリング剤を使用してもいいのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?

スタイリング剤は薄毛に影響するのでしょうか?

答えとしては、たくさんあるスタイリング剤の中には、油分が多く含まれている商品もありますので、使用成分によっては良くも悪くもなってしまいます。

スタイリング剤は上手く使用しないと、頭皮にとっても逆効果になってしまい、なおさら薄毛の原因を作ることにも繋がってしまいます。

ここではそんなスタイリング剤について、注意点などのお話しをしていきます。

スタイリング剤使用時の注意点

ボリュームを出したくて使用するスタイリング剤ですが、頭皮に付着させることは避けるようにしてください。

スタイリング剤は刺激が強い成分を含んでいる物もありますから、頭皮にダメージを与えたり毛穴をふさいでしまったりと、薄毛を進行させてしまう結果になることもあります。

スタイリング剤を選ぶ時は、スプレータイプの物よりもワックスなどを選んで、自分が調節して毛先だけに使用できるものを使うと、頭皮を痛めずに済みます。

スタイリング剤の中には界面活性剤が使用されている物も多く、刺激が強いために肌が弱い人だと、肌荒れが起きる人もいます。

自分の皮膚に合った商品を使用しないと、余計に薄毛を進行させる状況を作ってしまうため、スタイリング剤を使用するときは注意するよう心掛けてください。

スタイリング剤使用後の洗髪

シャンプーは頭皮のことを考えて丁寧に行います。

①シャンプーを着ける前にお湯でしっかりと洗い流すことが大切です。

1日の汚れも汗もほこりも全部、頭皮汚れを綺麗に洗い流してからシャンプーを使用します。

②スタイリング剤が付着している髪の部分は、成分を残さないようしっかりと洗い流します。

成分が残ることで抜け毛の原因や、髪を痛める原因を作ってしまいます。

③洗髪後にタオルドライをした後は、頭皮を乾かすことを意識して、ドライヤーで8割程度まで乾かします。

④その後、髪に栄養となるような、洗い流さないタイプのトリートメントを毛先に付けて寝るようにすると、次の朝に髪が落ち着いています。

注意点として、洗髪後のタオルドライはゴシゴシと乱暴にせずに、丁寧にタオルに髪を押し当てるような感じで、ポンポンと叩くように水分を取ってください。

ドライヤーをかけるときも、同じ個所に熱を当て続けることは避け、根本からまんべんなくドライーをかけるようにしてください。

まとめ

薄毛に合う髪型としては、トップにボリュームを持ってくるような髪型になります。

ショートヘアの人もロングヘアの人も、同じところで分け目を作るのではなく、変えることが大切になります。

ただ、あまり長い髪は重さがある分、重力によって下に引っ張られて分け目も広がりやすくなってしまうので、セミロングくらいの髪にイメージチェンジすると、頭皮負担が軽くなっていきます。

女性にとって髪は大切ですから、自分が気に入る髪型を見つけていきましょう。