ヘアケア

ヘアスタイルは分け目で変わる!薄毛女性も若返りスタイリング

毎日同じ分け目でいると分けている箇所がぺったんこになったり、アホ毛が増えたり、しまいには分け目の箇所が薄く見えたりします。

特に女性は男性よりも髪の毛が長いことから自然と分け目ができてしまうわけですが、それを変えようと思わなければそれが固定されいざ分け目を変えようとしてもなかなか変えられなくなり、いつも同じヘアスタイルの日々を過ごすことになってしまいます。

また同じ箇所からずっと分けていると頭皮にも悪影響が出てしまいますので、是非分け目を頻繁に変えるようにしていきましょう。

分け目がずっと同じだとデメリットばかり

ボリュームがなくなる

分け目がずっと同じことで髪の毛のボリュームがなくなってしまいます。

どういうことかというと、毎日同じところで分けていると髪の毛の生えている方向が髪の重さによってだんだん固定されていくためです。

髪の生える方向が固定されると髪の毛は頭皮にへばりつく形になりますので、なかなかボリュームが出しづらくなります。

毎日晒されている頭皮に悪影響

髪の毛には頭皮や脳を外部の暑さや紫外線などから守る役割があります。

しかし毎日分け目が同じだと分け目部の露出する頭皮はいつも同じです。

そのため毎日紫外線や時には雨による雑菌混じりの水などをダイレクトの受けてしまいます。

するとその部分の頭皮だけがダメージが大きくなります。

髪の生えている方向が固定されてしまいスタイルの幅がなくなる

ずっと同じ分け目で髪の生えている方向が固定されてしまうヘアスタイルの幅が狭くなってしまいます。

ボブスタイルやロングヘアならまだ良いのですが、レイヤーを入れたふわっとしたヘアスタイルや遊びのあるショートスタイルだと分け目が固定された髪ではスタイリングが非常にしずらいです。

スタイリングをしてもぱっくりいつものところで髪が分かれてしまいます。

分け目を変えるだけで薄毛予防若返り効果

ずっと同じ箇所で分けていると生える方向が固定されてしまいなかなか分け目を変えるのが難しくなってくるのですが、では、プロの美容師さんはどうやって分け目をなくしているのでしょうか。

その美容師さんが行っている分け目をなくす方法をいくつかご紹介します。

シャンプー後のドライヤーが分け目を変えやすい

髪の毛は濡れているとキューティクルが開き扱いやすく、乾いているとキューティクルが締まるためいくら頑張っても扱いづらくなります。

例えば寝癖を直すときって皆さん水やヘアミストなどをつかって濡らしますよね?

乾いたままドライヤーを当ててもなかなか寝癖はなおりません。

分け目も同じで濡れているときが一番分け目を変えやすいのです。

分け目を変えるときは水スプレーなどで濡らすだけでは足りないのでシャンプーをして髪の毛全体をしっかり濡らしたほうが良いです。

そしてドライヤーを使う前に予め分け目を変えておいてドライヤーをかけると、濡れて開いたキューティクルが乾いていくと締まりますので、分け目を変えた位置で固定されやすくなります。

ですから分け目を変えたいときは一度シャンプーをして予め分け目を変えてからドライヤーを使うという手順でやってあげると簡単に分け目を変えることができます。

生えぐせが定着しているのならアイロンをつかって変える

どうしても髪の毛を濡らせない、上記の手順で髪を乾かしても分け目がもとの位置でついてしまう・・

という場合はアイロンを使います。

分け目を変えたい位置で根本近くからアイロンをかけます。

少しテクニックが必要ですが、ただアイロンを上方向に引っ張っても分け目は変わりませんので、根本付近でアイロンを固定し分けたい方向に髪の毛を折るようにします。

アイロンの温度もマックスでやらないとなかなか分け目を変えることができないので温度はマックスでかけていきます。

そうすると強制的に分け目が変えられます。

ただ注意してほしいのは根本付近からアイロンを入れるので火傷に注意が必要です。

あと、毎回根本付近からアイロンをかけると髪や地肌のダメージにもなりますし、アホ毛もできやすくなります。

かなり強めの分けぐせはパーマや縮毛矯正で変える

毎日自分で分け目を変えるのがめんどくさい、でも分け目を変えたいと思う方はパーマや縮毛矯正という手もあります。

パーマで分け目を変える場合

分けぐせが弱い場合は通常のパーマでも分け目を変えることができますが、分けグセが強いと通常のパーマや弱めのパーマではなかなか分け目を変えることができません。

スパイラルパーマやグリグリの強めのパーマでしたら分け目を変えることができます。

縮毛矯正で分け目を変える場合

また縮毛矯正で分け目を変える場合はパーマよりは分け目は変えやすいのですが、縮毛矯正はその名の通り髪質を矯正しますので、一度分け目を決めてしまうと次に縮毛矯正をかけるときまでその位置で髪の分け目が固定されてしまいます。

毎日分け目を変えたいという要望を美容師さん側に提案すればアイロンの際放射状にアイロンをかけてくれますので、このような技術を頼んでみてください。

絶対にしてはいけないこんなヘアケア

分け目を変えたいけど変えられない人というのは毎日の生活の中にずっと髪の毛が同じところで分かれてしまうような環境を作ってしまっている可能性があります。

下記に紹介していることをしている人はすぐにやめたほうが良いでしょう。

すると自然と分けぐせを直すことができるかもしれません。

自然乾燥

シャンプー後自然乾燥をしてしまうといつも固定されているところから自然に髪が分かれてしまいます。

あと自然乾燥は髪のダメージや頭皮のニオイの原因になりますので、シャンプー後は必ずタオルドライしドライヤーですぐに乾かしましょう。

長時間のタオルターバン

お風呂上がりに長時間タオルターバンをしている女性は多いと思いますが、それはやめたほうが良いです。

頭皮は熱が非常にこもりやすく1時間もすれば頭皮の常在菌が繁殖し始めます。

通常常在菌は頭皮に良い影響をもたらす菌ですが、常在菌の量が増えすぎると頭皮のニオイやカビの繁殖を促進してしまいます。

そのためタオルターバンはせめて10分程度、そのあとはすぐにドライヤーで乾かしたほうが良いです。

またタオルターバンをして時間をおいてしまうといつもと同じ箇所で髪が分かれてしまうのは当たり前のことです。

習慣化してしまっている帽子やヘルメット

普段から帽子など被り物をしている方はその帽子や被り物の癖が付きやすくなります。

特にお仕事など長時間かぶらなければいけない方は分け目も強めに固定されてしまいます。

被り物によるクセは非常に強くなかなか修正することが難しいです。

あと薄毛などのリスクも伴いますので、仕事でしかたなくかぶらなければいけないときは、1時間に一度くらい帽子を脱いで髪の毛を一度ブラッシングしてあげる習慣を作るようにしてみてください。

そうすると、いくぶんかマシになります。

いつもと同じ髪型、同じアレンジ

いつも同じ髪型、いつも同じところで髪の毛を結いたりしている方も分け目が強くついてしまいます。

とくに毎日きつく結いたりする方は牽引性脱毛症のリスクも伴いますので、たまにはダウンスタイルにしてあげたほうが良いでしょう。

まとめ

分け目というのは髪の生えている方向が固定されやすいのでできれば毎日変えてあげたほうがよいです。

そして分け目が変われば髪の立ち上がりが変わるのでいつもふわっとして若々しさを保つヘアスタイルができます。