女性の薄毛

抜け毛と姿勢には関係が!猫背を治して薄毛女性の育毛効果を上げる

普段の姿勢が抜け毛に影響していると聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

特にデスクワークの人は肩こりや首こりが慢性化していたり、猫背になっていたりして、姿勢が悪くなっている場合も少なくありません。

結論を先に言えば、姿勢の悪さも抜け毛と関係しています。

理由を簡単に説明すると、姿勢が悪くて肩こりなどが起こるということは、血流が滞っています。

血行不良では、血液によって運ばれる栄養素が頭皮に行き渡らずに、健康な髪を育てることができず、抜け毛の原因を作ってしまいます。

抜け毛が気になる人は、自分の普段の姿勢を見直してみる必要があります。

そこで今回は、姿勢が抜け毛にどのように関係しているのかということと、猫背を治して育毛効果を上げる方法をお伝えしていきましょう。

抜け毛と姿勢が関係あるって本当?

デスクワークが多い人は姿勢が悪くなりがちですが、姿勢が崩れることで、身体にはどんなことが起こっているのでしょうか?

結論として、まず姿勢が悪いと背中の筋肉や肩や首の筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。

血行不良の状態は運動不足などによっても起こりますが、血液の循環がスムーズでないと、体内に栄養素が十分に運ばれません。

なぜなら、摂取した栄養素などは血液によって体内の各部分に運ばれる仕組みだからです。

そのため、頭皮に栄養が行き渡らず、健康な髪を作るのに必要な成分を取り入れることができなくなり、抜けやすい細くて弱い髪が生えてくることになります。

では、ここからは詳しく抜け毛と姿勢の関係をお伝えしていきましょう。

抜け毛と姿勢の関係

髪は普段食事などから取り入れた栄養素が、血液によって頭皮まで運ばれることで作られます。

ですが、背中や肩・首などの筋肉が凝り固まった血行が悪い状態では、スムーズに血液が循環されないため、髪を生成する栄養が不足し、不健康で弱い髪になります。

姿勢が悪いと筋肉に負担がかかり、硬くなることで血流を滞らせることになります。

つまり、猫背などによって血流が悪くなることは、抜け毛の原因を作っているということです。

抜け毛や薄毛が気になる場合は、姿勢を正すことを心掛けていきましょう。

猫背が体に及ぼす影響

では、ここからは猫背などの姿勢の悪さと身体の関係を、お伝えしていきましょう。

ただ血流が悪いということだけでなく、姿勢が悪いということで身体に起こっていることを詳しくお伝えしますので、参考にしていただければ幸いです。

猫背と身体の関係

先に話したように猫背などの悪い姿勢は筋肉の凝りを作って硬くしてしまい、血流を滞らせてしまいます。

【猫背とは】

猫背は下がった状態の頭を、肩と首で支えることになるため、頭を真っ直ぐにした状態よりもかなりの負担がかかります。

この態勢が続くとストレートネックになってしまい、首の骨が真っ直ぐになってしまうという恐ろしいことになります。

人間の頭は重いので、首と肩だけで強引に支えることは、肩こりや首こりの原因になって当然です。

しかも一度ストレートネックになると簡単には元には戻らないので注意が必要です。

【自律神経の乱れ】

猫背であることで、自律神経にも影響が出て来ます。

実は猫背で常に肩や首に負担がかかっていると自律神経が乱れ、血流が悪くなって頭皮も硬くなり、抜け毛になりやすい状態を作ることに繋がります。

ストレスなどでも自律神経が乱れることも多いですが、意識して肩の力を抜いてリラックスすることを心掛けていきましょう。

大きく両手を広げて深呼吸するだけでも自律神経を整えることができますので、猫背になっていると気づいたら、胸を張って深呼吸を繰り返してみてください。

【酸素不足】

また猫背の人は背中が丸くなっていることから、深く呼吸ができずに酸素が不足した状態になりがちです。

酸素が不足すると毛細血管の働きが鈍くなります。

酸欠状態からの血流の悪さは、髪にも栄養を運ぶことができなくなりますので、抜け毛の原因になります。

姿勢が悪いと手足がしびれることもありますので、体調にも影響がでてきます。

先に上げたように、気付いた時点で深呼吸をして体内に酸素をたくさん取り込むようにしましょう。

猫背の原因

では何故、猫背になってしまうのでしょうか?

猫背の原因を見ていきましょう。

① デスク仕事が多いなど、長時間パソコン作業をしている

② いつも何かに寄り掛かる癖がある

③ 長時間スマホやゲームを操作している

④ 運動不足により体を支える筋肉量が足りていない

現代は子供の頃からパソコンやスマホを使いますので、下を向いたり姿勢が崩れたりする時間が長くなっています。

その分筋肉に負担がかかり、背中や肩がこる原因を作っていることになります。

そして崩れた姿勢のままでいると、その状態が固定されて猫背になります。

また、運動不足によって背筋力が落ちていくと、正しい姿勢を保つことが辛くなってくるため、すぐに何かに寄り掛かったり、立っているのがつらくてすぐに座ったり、ついまた元の猫背になる人がいますが、筋肉をつけるためにも正しい姿勢を意識していくことを心掛けていきましょう。

子育て中にも子供目線に合わせることが多いため、つい子供を見下ろしたりするときに前かがみになり、猫背にもなりがちです。

少しでも意識して背中を伸ばすようすると、猫背は治っていきますので、改善をしていきましょう。

姿勢を良くする工夫

姿勢が薄毛に繋がるというのが分かっても、ついまた猫背になっている人も少なくないと思います。

そこでポイントを先にお話しすると、姿勢は歩き方と座り方に意識を向けることで、随分改善されていきます。

ここからは姿勢を改善するコツを詳しくお伝えしていきましょう。

姿勢を意識する

正しい姿勢の最初の段階は、意識することです。

当然ですが、姿勢が崩れていることに気付かないと治すことができませんので、自分の姿勢が今現在どんな状態かということに、意識を向けるようにしていきましょう。

意識をしていないと、すぐに元の猫背に戻ってしまいますので、ここが一番大変ですが、大切なポイントとなります。

猫背に気付いたら背筋を伸ばして、胸を張るような形を取ります。次に首を元の位置に戻して肩を少し下げ、顎を軽く引きます。

社交ダンスなどをやる人たちの姿勢を見ると、ピンと背筋が真っ直ぐに伸びているのが分かりますが、通常の人達は筋肉が衰えているため、正しい姿勢に慣れていないと5分も保つことができません。

少しずつで良いので、猫背に気付く度に背筋を伸ばすということを繰り返し、正しい姿勢を癖づけるようにしていきましょう。

正しい姿が固定されると、背筋力がつくため、何もしなくても背筋が伸びた状態になりますし、腹筋も付くためお腹もへこみ、スタイルもよくなります。

とにかく意識をしながら、繰り返して治していきましょう。

歩き方

街を歩いていると颯爽と恰好よく歩いている人は、モデルのように姿勢が良い人ですよね。

歩き方によっても姿勢が変わるということです。

猫背になったまま歩くと、首や肩に負担がかかっているのはもちろんですが、荷物を持っている場合は、それ以上の負担になります。

例えばいつも同じ手で荷物を持っているなら、交互に持つようにしないと体の筋肉バランスが崩れてしまいます。

ショルダーバッグなど、同じ肩にばかりかけていると、片方だけに力が加わることになり、負担が違うために体のバランスが崩れていきます。

姿勢を改善するためにも、背筋と首を伸ばして胸を張り、歩幅も少し大きめにとって腕をふって堂々と歩きましょう。

歩くことは代謝を上げる運動にもなりますので、良い姿勢で酸素を十分に体内に取り入れ、育毛の効果に繋げていきましょう。

街に出たら姿勢が良い人のマネをしてみるのも一つの方法です。

座り方

普段デスクワークなどを行っている人は、椅子に座っているときに、しっかりと足の裏が床についていることも重要ですし、腰を引いて骨盤を立てるようにしてしっかりと座ることが大切です。

猫背になる人は、筋肉が硬くなっている他、身体のバランスが崩れていますので、バランスボールなどで体幹を鍛えていくのも良い方法でしょう。

普段背もたれや何処かに寄り掛かっていることが多い人は、筋肉が衰えていますので、バランスボールに背筋を伸ばして座ることで、体幹を強制的に整えていくことが可能です。

また、バランスボールを使ってストレッチをすることもできますので、運動を兼ねて背筋を伸ばして血流を良くし、抜け毛の予防に繋げていくことができます。

運動する

猫背になると背筋と腹筋が低下した状態になっているため、正しい姿勢を保つことの方が辛く感じる人も少なくありません。

運動が苦手な人でも、ストレッチやヨガ、軽いウォーキングなどはできるのではないでしょうか。

お風呂上りであれば、体の筋肉もほぐれて柔らかい状態になっていますので、ストレッチの効果もでやすいです。

運動をすることは代謝を上げ、血流を良くし、姿勢も正すことができますので、健康のためと髪のためには、簡単な有酸素運動を取り入れることはおススメです。

まとめ

今回は、姿勢の悪さが抜け毛の原因になることと、猫背の改善方法をお伝えしました。

姿勢が良い人は見た目も恰好良いですし、明るいイメージもありますよね。

逆に猫背の人はせっかく素敵な洋服を着ていても、何故かあまり恰好よく見えなかったり暗そうに見えたりしますよね。

血行を促進して薄毛や抜け毛の予防に繋げるためにも、胸を張って背筋を伸ばして、素敵な毎日を過ごしていきましょう。

そのためにはまず、自分の普段の姿勢を意識することから始めてみてください。