女性の薄毛

薄毛女性の抜け毛!育毛剤は効果的?

抜け毛が気になっている女性で育毛剤を利用してみようかなと考えている女性も多いのではないでしょうか。

最近では多くの女性が育毛剤を使用している傾向があり、数年前と比べると大幅に育毛剤を利用する女性が増えています。

しかし育毛剤って髪の毛を育てる為の薬だから、新しく髪を生やす為の薬なのに抜け毛に効果があるの?と思ってしまい半信半疑で使っている人や使うのを躊躇している人も少なくはないでしょう。

そこで今回は女性の抜け毛に育毛剤は効果的なのかという事をご紹介します。

育毛剤の効果とは?

育毛剤を利用する上でしっかりと理解しておかなくてはいけないことがあります。

それは育毛剤を使用しても髪の毛が生えてくるわけではないという事です。

こんな事をいうと育毛剤を使っても髪が生えないのであれば、使用を辞めようかななんて思う人もいるでしょうが、そもそも育毛剤の効能は新しい髪を育てる事では無く他のアプローチにより薄毛や抜け毛を改善させる事にあります。

育毛剤の本来の目的は、栄養不足により細く脆くなっている髪の毛を減らし、太く丈夫な髪の毛の成長を促す事です。

どういう事かというと、直接的に髪を生やす効果を持っているのではなく、間接的に作用しヘアサイクルや頭皮環境を整える事や、髪の成長に必要な栄養をしっかりと毛根に届ける事ができるように血行不良の改善等を行います。

なので、髪を生やす薬ではなく髪が生えやすくなる様に頭皮や関係する部分に作用する薬なのです。

そのことを理解して使えば、育毛剤を使用したけれど効果が無いなんてことは無く、しっかりと効果を発揮してくれるでしょう。

女性の抜け毛には育毛剤は効果的?

一般的に男性の抜け毛や薄毛と女性の抜け毛や薄毛は原因が違うために、あまり育毛剤を使用しても意味がないと思われてしまいがちですが、基本的に原因は違っても抜けてしまう理由は同じなのです。

どういう事かというと、男性ホルモンが増えるとホルモンバランスが崩れて女性も男性型脱毛症(AGA)になりますし、ストレスが原因で血行不良になり栄養不足で抜け毛や薄毛になります。

栄養バランスの乱れでも生活習慣の乱れでも抜け毛が増える傾向にあります。

この様に男性も女性も原因の引き起こされ方は違いますが、抜け毛や失せ毛になってしまう理由には変わりは無いのです。

という事は改善へのアプローチは基本的に同じですから、女性が育毛剤を使うという事はボリュームアップや髪の毛の健康的な育成という点の改善は可能だといえるでしょう。

育毛剤の効果を実感する為に必要な時間は?

育毛剤を使用して効果が出るのはどれくらい掛かるでしょうか。

今日使用して明日には効果が出ている様な気分にはなるかもしれませんが、出るはずはありません。

何となく今日はいつもよりボリュームがあるみたいなんて言っている人がいるのなら、間違いなく思い過ごしでしょう。

というのも髪の毛が抜けて生え変わるまでのサイクルには少し時間が掛かる為、抜け毛が減ったとか髪が太くなってボリュームが増えたと実感できるには3か月から6か月くらいの時間が必要になります。

髪が成長する段階は大きく分けて4つあり、成長初期・成長期・退行期・休止期に分けられます。

成長期に4年から6年、退行期に1週間から2週間の時間が必要になります。

更に抜け落ちた後の休止期には3か月から6か月ほどの期間が必要になります。

育毛剤を使用して効果が期待できるのが3か月から6か月とされているのは、休止期が3か月から6か月の為休止期が終わらなければ髪が新しくならないからなのです。

ただ6か月経過しても、ヘアサイクルの関係上効果が出ない可能性もあるという事だけは覚えておきましょう。

女性の抜け毛に効果的なのは育毛剤だけ?

女性の抜け毛は育毛剤で無ければ改善しないのかというと、そうではありません。

女性の抜け毛の場合男性の抜け毛の様に遺伝的な物が殆どなく、何かしらの原因があって抜け毛が増えている場合が多くあります。

そのため女性の場合には生活習慣や食生活等を見つめ直すことで、抜け毛の改善が可能です。

女性の抜け毛の原因は?

女性の抜け毛は育毛剤を使用しなくても改善する事が可能ですと前述しましたが、それは何かしらの原因があり改善をする事ができるからです。

では女性の抜け毛の原因はどのような物なのでしょうか。

女性の抜け毛の原因1・・・ホルモンバランスの乱れ

女性の抜け毛の原因で一番多いのはホルモンバランスの乱れです。

特に女性ホルモンの分泌は30代までにピークを迎え減少を始めます。

そうすると今までホルモンバランスが崩れた事が無い人であっても、ホルモンバランスが崩れてしまい男性ホルモンが優位になるために抜け毛が増えてしまいます。

女性ホルモンには強力な育毛効果があるのですが、減ってしまう事で育毛を促す効果も減ってしまいます。

更に毛根を攻撃してしまう効果のある男性ホルモンが増えてしまう事で、髪は抜けやすく育ちにくい環境ができてしまい、薄毛の原因になってしまうのです。

女性ホルモンはサプリや食事からは補う事ができない為、減ることを食い止める事もできなければ、減った女性ホルモンを増やすこともできません。

ではどうしようも無いのかというとそうではなく、髪を育成してくれる女性ホルモンエストロゲンの代役的効果を発揮してくれる栄養があります。

それがイソフラボンです。

イソフラボンは大豆に多く含まれる栄養で、豆腐や豆乳・納豆等を食べる事で補う事ができます。

イソフラボンにはエストロゲンに非常に似た働きがある為、イソフラボンを多く摂取する事でホルモンバランスの改善に繋がるのです。

女性の抜け毛の原因2・・・血行不良

髪に必要な栄養は血液と共に頭皮や毛根等に送られます。

この為血行不良により血液の循環がしっかりとできていなければ、頭皮や毛根に十分な血液を送ることができない為抜け毛や薄毛に繋がってしまいます。

血行不良の原因はストレスが一番多いと思っている人もいるかもしれませんが、実は運動不足による血行不良の方が多いのです。

なぜ運動不足により血行不良になってしまうかと言うと、単純に女性の場合には筋力が弱い事が原因にあげられます。

筋肉は血液を送るポンプの役割を持っている為筋力が低下すると、ポンプの力も低下してしまい血行が悪くなってしまいます。

特にふくらはぎの筋肉はかなり重要になっており、足へ送られた血液を戻す効果があります。

ふくらはぎの筋肉が弱ってしまうと、足のむくみや肩こりの原因になることも多く、これらは全て血行不良が原因になっています。

特に座ったままの耐性で仕事をする人に多く、運動不足による血行不良と自律神経の乱れが引き起こされやすくなってしまいます。

これを改善するには、適度な運動が必要なのですがあまりやりすぎるのも良くありません。

というのも過度に運動をしすぎると、男性ホルモンの分泌を促してしまいます。

男性ホルモンが分泌されてしまうと、毛根等が攻撃を受けてしまうためヘアサイクルの乱れを引き起こしてしまい、改善どころではありませんよね。

そこで軽めの少し汗ばむ程度の運動をすると良いでしょう。

おすすめなのは15分から20分程度のウォーキングや水泳等です。

お風呂上りにストレッチやヨガをするのも身体をほぐし血液の流れを良くする効果がありますのでおすすめです。

育毛剤と抜け毛対策を当時に行うと尚効果的

育毛剤を使っていても生活習慣や食生活が改善されていないと効果がなかなか実感できないという事も少なくありません。

そこで今回ご紹介した改善対策を一緒に実行してみてはいかがでしょうか。

中と外から改善をする事でより良い効果が期待できますよ。