ヘアケア

今お使いの白髪染めで大丈夫?女性の薄毛の頭皮と髪のために見直してみませんか?

ちらほら白髪も目立つようになってきたし…ファッションカラーから白髪染めに替えたばかりのあなた。

今まで通り、手軽で安価だからと、ドラッグストアでセルフのものを購入していませんか?

よく周りの高齢女性たちの姿を見て、声に耳を傾けてみて下さい!

髪が固くパサパサになっていたり、うまく白髪染めの染料が入らなくなったと嘆いていたり、かなりボリュームダウンしている方を見掛けますよね。

それは、強い染料の白髪染めを使い過ぎた結果なのです。

年齢だから仕方ない…と諦めないで!

今日から頭皮と髪のことを考えて、ご自分に合っている白髪染めを選択してみませんか?

今は様々な種類の白髪染めがあります。次の章でご紹介します。

白髪染めの種類

今までのファッションカラーで、白髪も一緒に染まってくれたら良いのに…と考えてしまいますよね。

残念ながらファッションカラーは、ブラウン系の染料が配合させれいるものが少なく、黒髪の色を変えることはできても、白髪を染めるのには向いていないのです。

だから、白髪染めのヘアカラーが必要なのです。

でも、ヘアカラーだけが白髪を黒髪にしてくれるのでしょうか?

実は、カラー以外にもいくつも種類があります。

そこで種類ごとに、特徴とメリット、デメリットを詳しくお話ししていきたい思います。

①ヘアカラー

お馴染みのものですが、ドラッグストアで購入して自分で染めるものと、ヘアサロンに行って、美容師さんに相談しながら染めてもらう方法とあります。

簡単にお話しすると、2種類の薬剤を混ぜ合わせることで化学反応を起こし、それを髪に塗り込むことで脱色させ、色を入れていきます。

メリットは

1回で完全に染めることができ、髪のキューティクルを開いて内部から染色するため、色持ちも良いです。

また、カラーバリエーションも豊富で、白髪を染めるだけではなく、黒髪も染めることができます。

だから、髪色を明るくすることができるのです。おしゃれに理想の色に変えられますね。

ただしデメリットとしては

薬剤でキューティクルを無理に開くので、当然髪を傷めます。

根元から色を入れるために頭皮に薬剤が付くと、ヒリヒリしたり、かぶれて炎症を起こしたり、人によってはアレルギー反応が出る場合もあります。

ですから、事前にパッチテストを行うことが必要です。

また、薬剤のツンとした臭いが気になる方もいます。

セルフで行うと、液ダレをしたり、全部使い切れなかった場合、取っておくことができないことも難点です。

更にセルフタイプは、誰でも使いやすいように特に強い染料を用いているので、よりダメージを受けやすいのが現実です。

やはり、ヘアサロンに行くことをお勧めします。

なるべく、頭皮や髪に負担がかからないように前後のケアをしてくれたり、色落ちの激しい根元は強めの薬剤を、まだ落ちていない部分は軽い薬剤をというように使い分けをすることも可能です。

また、黒髪も白髪も全て明るい色にしようとすると、髪への負担がかなりかかってしまいますが、白髪に色を入れることを主なる目的にした場合は、髪への負担が軽くなる傾向がありますよ。

②ヘアマニキュア

マニキュアという文字通り、髪をコーティングすることで、色を付けます。

メリットは

ヘアカラーと同じく、1回で全体が染まりますし、色持ちも良いです。

また、コートするだけなので、頭皮や髪を傷めることはありません。そのコーティングにより艶やハリ、コシがプラスされますし、紫外線からも髪を守ってくれますよ。

一方でデメリットとしては

頭皮やおでこ等の地肌に染料が付いてしまうと、なかなか取れません。

そのため、髪の根元から1~2ミリ離したところからしか、使用することができないのです。

洗髪する際も、しばらく気を付けないといけません。直接髪に触ると、指にも染料が付いてしまい、しばらく取れないからです。

また黒髪の部分は、ヘアマニキュアを施しても、元の色が目立ってしまうため、白髪のみ染まったような印象となってしまいます。

全体を明るくすることができないのです。

③ヘアカラートリートメト

ヘアマニキュアと同じく、表面に色を付けていくことで、白髪を目立たなくさせます。

メリットは

何より手軽なことです。

毎日のシャンプー後にトリートメントを行う要領でできます。

更に、トリートメントと言われているのですから、頭皮にも安全で、美髪効果もあります。

ダメージ補修や艶を出す効果が含まれているものもありますよ。

もちろん液ダレや、嫌な臭いもないので、気持ち良く使うことができます。お好みの香りを選ぶこともできますね。

やはりデメリットはあり

染めるまでに、最低2~3回は使用しないといけません。

染まった後も、止めてしまえば、徐々に色が落ちてきます。

また、カラーバリエーションも少なく、ヘアマニキュアと同様に黒髪は明るくならず、白髪を染めるだけです。

④ヘナ

天然成分で白髪を染めるといえは、このヘナですね。

ミソハギ科の天然植物を使用しています。

メリットは

もちろん天然成分なのて、頭皮にも髪にも安全です。

更に艶やハリ、コシを与えてくれますし、リラックス効果も得られますよ。

一方でデメリットは

事前にヘナの粉をお湯で調合する必要があります。

更にその染料のペーストを髪に塗り込んでから、完全に染まるまでにかなり時間がかかり、その間に乾燥させない工夫も必要です。

かなり手間と時間がかかります。

また、独特の匂いが馴染めない方もいるようです。

何より、黒髪を染めることができず、白髪もオレンジ系の色に染まってしまうのが難点です。

人により、植物アレルギーを発症することがあるので、事前にパッチテストを行う必要もあります。

あと注意力すべきことが、もう1点あります。

製品により、染色力を高めるために、化学成分が含まれていることがあるのです。

これでは、天然成分だからこそ、ヘナを選択したのに…台無しですよね。

購入の際は、必ずパッケージの成分表を確認して下さいね。

⑤カラーシャンプー

ヘアカラートリートメントと同じく、普段の洗髪時にシャンプーとして使いながら、白髪を染めます。

メリットは

何より手軽なことです。

毎日のシャンプーをこれに替えるだけですから、放置時間も必要ありませんし、頭皮にも髪にも優しいです。

一方デメリットは

なかなか染まりにくいことですね。

忙しくて、ヘアサロンに行けないときの繋ぎ程度でといった感じです。

また、通常のシャンプーより割高になってしまいます。

ただ、大概ヘアカラートリートメントとシャンプーがセットになっている商品が多いので、ダブルで使えば、染色力はぐっと上がりますよ。

以上、5種類の白髪染めをご紹介してきました。あなたの理想をかなえてくれるのは、どのタイプでしたか?

次に、目的別に白髪染めを選ぶコツをご案内します。

白髪染めの選び方

それぞれの方に、白髪染めに求める理想があると思います。

また一方で、変化しつつあるご自分の体の調子にも気を配ってあげないといけませんよね。

理想ばかりで体に負担になっては、後々のダメージが恐ろしいです。

そこで、目的別の選び方です。

①元々肌が弱い方や、既に頭皮にも痒みがある場合

やはり、ヘアカラーはお勧めできません。

ヘアマニキュアやヘアカラートリートメント、カラーシャンプー、または、パッチテストを行った上でのヘナですね。

②髪のダメージが気になる場合

ヘアカラートリートメントが一番お勧めですが、ヘアマニキュアやカラーシャンプー、ヘナでも。

③白髪が少ない場合

やはり女性の場合は、1本でも白髪があると、老けて見えるのでは?と気になるものです。

そこで部分的に染められる、ヘアマニキュアや、ヘアカラートリートメント、カラーシャンプーがお勧めです。

④忙しく時間がないため手軽さを求める場合

なかなかヘアサロン行く時間が持てない場合は、やはり、ヘアカラートリートメントとカラーシャンプーのダブル使いですね。

洗髪は、必ず毎日行う習慣ですものね。

気負わずに白髪染めができます。

やはり、何より色持ちさせたい!

という気持ちも分かります。

その場合にはヘアカラーが最強です。

更におしゃれに敏感な方なら、カラーバリエーションが豊富なヘアカラーを選びたいですよね。

その場合は、あくまでもアレルギーを持っていないことが前提ですが。

自己流でセルフで行わず、専門家である美容師さんにとことん相談するべきです!

知識のある方なら、あなたの細かい要望を聞き取り、最善の選択肢を示してくれるはずですよ。

頭皮も髪も長く付き合い続ける、あなたの体の一部です。

まだ若いから、ちょっとくらい無理しても大丈夫!ではなく、今こそ正しい選択をして、健康な状態を維持しましょう。

あとから後悔しないためにも。