ヘアケア

薄毛の女性にいいヘアドライタオルの選び方をご紹介

今お使いのタオルは髪を傷めているかも?

お風呂上がりに、何気なく濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭いている貴女。

それって危険かもしれません!

濡れた髪は、キューティクルが開いていて、非常にデリケートな状態なのです。そこに、無造作にタオルで擦ったら、髪同士が摩擦を起こし、どんどんダメージを受けてしまいますよ。

そこで今回は、髪を傷めずに吸水してくれる「ヘアドライタオル」をご紹介したいと思います。選び方のコツもお教えしますよ!

是非、お好みのヘアドライタオルを購入して、シャンプー後の髪を労ってやりましょう。

なぜヘアドライタオルが必要なの?

ドライヤーの熱で髪を傷めたくないから、シャンプー後は、タオルで髪の水分を取ったら、自然乾燥派よ!という貴女。

お気持ちは分かります。

確かに、長時間同じ箇所にドライヤーの熱風を当て続けると、髪はダメージを受けます。

では、自然乾燥が良いのでしょうか?

実は、それもNGなのです。

自然乾燥だと、髪に覆われた頭皮は長い間湿ったままの状態になります。

すると、雑菌の温床となり、頭皮の嫌な臭いやかゆみ、フケ、炎症の原因となります。

更に、髪の土台である頭皮がダメージを受けると、髪自体も成育できなくなり、抜け毛が増え、薄毛へと発展するのです。考えるだけで恐ろしいですよね。

ですから、ここでヘアドライタオルの登場になります!

何といっても、シャンプー後の濡れた髪を傷めずに短時間で吸水できます。

それにより、その後のドライヤー時間もぐっと短縮でき、熱によるダメージも防げるのです。

まさに良いことずくめですよね。

では次に、その便利アイテムであるヘアドライタオルの選び方のコツをご紹介します。

ヘアドライタオルの選び方のコツとは?

ヘアドライタオルは、100均で買えるものから、ブランドタオルの高価なものまであります。

おおよそ2000円程度を出せば、大概のものを購入できる比較的リーズナブルなアイテムです。

今回は、ひとまず価格のお話は置いておき、ヘアドライタオルを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

吸水力

何よりも大切なポイントです!

ヘアドライタオルを濡れた髪に、軽く押し当てただけで、水分が取れるといった優れた商品もあるくらいです。

すると、髪への摩擦をかなり軽減でき、気になるかドライヤー時間を大幅に短縮できますよ。ダブルで、髪へのダメージを減らすことができますね。

のちほど詳しくご説明しますが、マイクロファイバー素材で、少し厚めのもの等、購入する際は、素材や厚みをチェックするようにしましょう!

使い心地

どんなに吸水性に優れたヘアドライタオルでも、人によっては、どうにも使いにくさを感じさせてしまう場合があります。

髪の長さや毛量、時に使う人の年齢(器用に使いこなせるかどうか)に合わせて、決める必要があるのです。

そのため、ヘアドライタオルは以下の3つのタイプに分かれています。

タオルタイプ

通常お使いのタオルと同じ形ですので、ご自分で髪を包み込む器用さが必要になりますね。

ロングヘアの方や、セミロングでも髪の量が多い方は、大判の40㎝×100㎝程度のものがお勧めですよ。

逆に男性や子供、ショートヘアの方には、小さめのものがお勧めです。

キャップタイプ

頭にすっぽり被る形なので、簡単に使いこなせます。特にお子さんにお勧めですよ!

そのためか、可愛い絵柄や淡い色合い、耳が付いているものなど、バリエーションが多彩です。お子さんのスイミングの後にも使えて便利ですよ。

もちろん、大人用サイズもあります。すぐにはドライヤーで乾かせない場合など、このキャップタイプのヘアドライタオルを被って、家事をしたり、ボディーケアをしても良いですね。

ただし、前章でお伝えした通り、長時間被ったままだと頭皮環境を悪化させますし、また、ロングヘアだとなかなか髪が乾なくなるので、お勧めできません。

ダーバンタイプ

頭に被って髪をねじ込み、端を持って巻き付けるようにします。

タオルタイプよりは簡単に使えますし、ロングヘアの方でも毛先までムラなく吸水できるのが特徴です。

ただこのタイプは、お子さんには使いこなすのが難しいかもしれませんね。また、ボブやショートの方は、敢えてダーバンタイプを選ぶ必要はなく、キャップタイプで充分用は足りますよね。

肌ざわり

肌に直接触れるものなので、素材は重要です。

まずお勧めするのは、耐久性の綿素材です。

今治のような、ブランドタオルのものもあります。多少高価になりますが、やはり、丈夫で長持ちしますよ。値段通りの価値がありますね。

また、お子さんや敏感肌の方は、天然素材の綿をお勧めします!機能だけを見て、化学繊維のものを使用してしまうと、アレルギーを起こす可能性があります。

こだわりのオーガニックコットンを使用したものもありますよ。

更に綿素材は何度洗濯をしても、化学繊維のもののように、匂いが発生することはありません。ただし、洗濯して乾かすのに時間がかかるのが難点ですね。

次にお勧めするのは、先に少し触れたマイクロファイバー製のものです。

ポリエステルやナイロンといった化学繊維を使用しているのが特徴です。

フリースのように、まるでマシュマロのような肌ざわりのものもあります。洗っても、その肌ざわりは失われないため、洗濯の際も柔軟剤いらずです。

更に、ヘアドライタオルとして一番重要な、吸水性にも非常に優れた素材です。それゆえに、速乾性も優れています。

シャンプーした後の髪を拭いているだけだからといって、洗濯しないわけにはいきませんよね。

髪や頭皮のためにも、タオルは常に清潔に保っていなけばなりません。毎日のことですから、速乾性もまた重要になりますね。

ちなみに、ヘアドライタオルとしてだけではなく、常に濡れたままになりがちな洗面所のタオルにもお勧めです!

速乾性があれば、いつでも雑菌の増殖を気にせず、清潔に保てます。

またその素材ゆえに、非常に軽量で頭に被っても邪魔になりません。天然素材の綿に比べて、安価でできるため、安く購入することができるのも魅力ですよね。

その他にも、ドライヤーと併用することを考えられていた商品もあります。

具体的には、ヘアドライタオルを頭に巻き付け、ドライヤーの熱を30秒当てれば、特殊起毛が髪の水分を取ってくれるというものです。

これなら、自然乾燥でも時間が短く済むため、頭皮にも髪にもダメージ最小限に抑えることができる優れものです!

今は、様々な種類のヘアドライタオルが出ています。是非、あれこれ比較してみて下さいね。

ヘアドライタオルを使う際の注意点とは?

ヘアドライタオルが優れたアイテムであることはお分かりいただけたかと思います。

ただし、使い方を間違えてしまったら、元も子もありませんよね。

そこで、もう一度注意点をまとめてみました。

・ヘアドライタオルで髪をゴシゴシ擦ったり、雑巾のように強く絞るようなことはしません。

髪への摩擦からダメージを促進させてしまいます。必ずキューティクルに沿って、根元から毛先に向かって優しく、水分を拭き取るようにしますよ。

・床にポタポタ水分が落ちなくなったら、タオルドライは完了です。

そのまま放置せず、ドライヤーで頭皮、髪の順番で乾かすようにします。この際も根元から毛先に向かって乾かすようにして下さいね。

・ヘアドライタオルを長時間被ったままにしません。

先にお話しした通り、頭皮にも髪にもよくありませんよ!頭皮環境を悪化させ、髪にダメージを与えます。

・ヘアドライタオルも毎日清潔にしましょう。

清潔な髪を拭いただけだからと思っても、やはり、雑菌は沸いてしまいます。

濡れたヘアドライタオルを乾かすだけではなく、毎日洗濯をして、きちんと乾燥させてから使用するのが理想ですね。

ヘアドライタオルの選び方のコツについてお話ししてきました。いかがでしたか?

誰が使うのか、髪の長さや毛量、用途によって適切なヘアドライタオルは違ってきます。

貴女に合わせたヘアドライタオルを選択し、正しく使うことで、いつまでもダメージのないきれいな髪を目指しましょう!