ヘアケアにベビーオイルがおすすめ？
赤ちゃんのケアに使われるベビーオイルですが、大人のヘアケアにもいいのではないかと言われています。
そこで、ヘアケアにベビーオイルを使うといいのか、その真相についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
Contents
ヘアケアにベビーオイルがおすすめ
ヘアケアにベビーオイルを使うといいのか？という話の真相ですが、結論から言うと「ヘアケアにベビーオイルがおすすめ」と言えます。
では、ヘアケアにベビーオイルを使うとなぜいいのか、その理由について、解説します。
ベビーオイルとは？
ベビーオイルは、名前のとおり赤ちゃんのケアを目的としたオイルのことです。
デリケートな赤ちゃんのお肌を乾燥から守り、潤いを与えるために使われます。そのため、無香料・無着色で、ほとんど添加物が入っていません。
ベビーオイルは2種類
ベビーオイルには種類が2つあります。1つは、「鉱物油」、もう1つは「植物油」です。
鉱物油
鉱物油は、石油を精製して作った油のことです。
ワセリンやミネラルオイル、パラフィンも鉱物油でできています。
鉱物油は、肌の表面に膜を張るので、バリアを作り外部刺激からお肌を守ります。
しかし、添加物が多く含まれているので、成分表示をしっかり確認しておきましょう。
植物油
植物油は、オリーブや椿などの植物から作られた油のことです。
肌なじみが良く、肌をしっとりと潤わせる効果があります。
鉱物油と比べると、天然の油からできているので、肌に優しいものが多いですが、保湿時間が短い傾向にあります。
植物油のベビーオイルを使うときには、こまめに使用して保湿するようにしましょう。
ベビーオイルのメリットとデメリット
ベビーオイルの特徴と使用するときの注意点をご紹介します。
ベビーオイルのメリット
リーズナブル
ベビーオイルは他の化粧品と比べてとてもリーズナブルな価格です。
毎日使うものならコストパフォーマンスがいいものを選ぶと、毎日のケアも量を気にせずに使えます。
さらに、ベビーオイルは、薬局やスーパーで手軽に変えます。手に入れやすいのも魅力の1つです。
肌に優しい
ベビーオイルの主成分は、ミネラルオイルです。
オイルは肌表面に膜を作ってくれるので、外部刺激から肌を守る効果があります。
また、赤ちゃんが使えるものなので、添加物や不純物が少ないため、肌に優しいのも特徴です。
保湿力
ベビーオイルは赤ちゃんのお肌の乾燥を守るために作られたものなので、保湿力があります。
肌の水分が蒸発するのを防いでくれます。
また、オイルの力で肌表面に膜を作り、お肌を保護してくれるので、外部刺激から守ってくれます。
ベビーオイルのデメリット
付けすぎない
ベビーオイルを付けすぎると、髪の毛がべたついて見えます。
また、付けすぎたベビーオイルを落とすために、シャンプーを2、3回しなければいけなくなります。
過度なシャンプーは髪の毛が傷む原因や、頭皮の乾燥を引き起こしてしまいます。
ベビーオイルはさらっとしたテクスチャのものが多いので、少しの量でも伸びます。
髪の毛には少量ずつ付けるようにし、付けすぎないように注意しましょう。
UV効果がない
ベビーオイルにはUV効果が含まれていません。
頭皮や髪の毛の日焼けが気になるときには、頭皮や髪の毛に使える日焼け止めスプレーなどで予防しましょう。
鉱物油は長時間使用しない
鉱物油のベビーオイルで髪の毛をコーティングすると、髪の毛が乾燥しやすくなります。
長時間使用するときには、植物性のベビーオイルを使うようにしましょう。
ベビーオイル活用法
それでは、ベビーオイルの活用方法をご紹介します。
頭皮マッサージ
ベビーオイルを使って頭皮のマッサージをしましょう。
まず、ブラッシングをして、髪の毛についた汚れやほこりを落とします。
10円玉くらいの量のベビーオイルを手に取り、手のひらでなじませます。
ベビーオイルがなじんだ手の指で頭皮をマッサージします。
初めて頭皮マッサージをする人は、優しい力で始めましょう。
痛みを感じた場合は力を弱めて、ゆっくりと優しくするようにしましょう。
頭皮をマッサージすることは、頭皮の血行を良くします。
また、頭皮と首・肩はつながっています。頭皮マッサージすることで、首コリや肩こりにも効きます。
ベビーオイルで頭皮をマッサージしたあとは、シャンプーでしっかりと洗い流すようにしましょう。
頭皮に洗い残しがあると、毛穴のつまりや頭皮のかゆみの原因になります。
ベビーオイルをしっかりと落とすことが大切です。
髪の毛を保護する
ベビーオイルは、ヘアオイルにもなります。
髪の毛をタオルで乾かした後、10円玉くらいの量のベビーオイルを手に取り、手のひらでなじませます。
なじませた手で、髪の毛全体に付けてドライヤーで髪の毛を乾かします。
ドライヤーの熱から保護してくれます。
また、髪の毛の乾燥を防ぐ役割にもなります。
髪の毛が長い人や短い人、髪の毛の量が多い人は、ベビーオイルの量を自分の髪の毛に合わせて増減しましょう。
また、アイロンやコテを使う前にベビーオイルを使うのも効果的です。
アイロンやコテは、熱い温度で髪の毛に直接あてます。
ベビーオイルで髪の毛をコーティングすることで、アイロンやコテの熱が直接髪の毛に当たらないので、髪の毛の保護になります。
ヘアスタイル
ベビーオイルはヘアスタイルを作るときにも使えます。
ベビーオイルは髪の毛が濡れているときに使う方がスタイリングしやすくなります。
ベビーオイルでヘアスタイルを作るときには、少し髪の毛を濡らした状態にしておくとスタイリングしやすいくなります。
ベビーオイルを適量手に取り、手のひらで伸ばします。毛先から順につけて、髪の毛の半分の長さまでつけます。
そして、髪の内側に手を入れてなじませます。
最後に、手のひらに残ったオイルで前髪を整えます。
前髪は少し毛束間が出るようにセットするといいでしょう。
ベビーオイルは、付けすぎるとべたついて見えます。少量で毛先から順につけるようにしましょう。
また、よりヘアスタイルをキープしたいときには、ヘアワックスとべビーオイルを混ぜて使用すると効果的です。
ヘアワックスを手のひらで伸ばし、ベビーオイルを手のひらに少量垂らして、手のひら全体でなじませます。
なじませたら、髪の毛につけてヘアスタイルをキープさせます。ヘアワックスとべビーオイルの効果で髪の毛にツヤが出ます。
ヘアワックスとべビーオイルを混ぜるときには注意が必要です。
ベビーオイルを手のひらでなじませたあとにヘアワックスをなじませようとすると、ヘアワックスの種類によってはうまくなじまないことがあります。
必ず、先にヘアワックスを伸ばしてからベビーオイルをなじませるようにしましょう。
その他の活用法
ベビーオイルをは赤ちゃんやヘアケアだけでなく、クレンジングやスキンケア、身体の前身のお手入れにも使えます。
また、湯船にベビーオイルを入れることで、保湿効果もアップすると言われています。
ベビーオイルは低刺激で保湿力もあるので、髪の毛以外にも少しづつ試してみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ
ベビーオイルがヘアケアに使えることについてご紹介しました。
ベビーオイルは赤ちゃんのケアを目的として作られたオイルで、肌に優しいのが特徴です。
ベビーオイルはコスパが良く、薬局などで手に入れやすいのもポイントです。
この記事を参考に、日々の髪の毛のケアにベビーオイルを活用してみてはいかがでしょうか。
