ヘアケア

薄毛女性の髪のボリューム感がアップするドライヤーのかけ方!

髪の毛がペチャンコになっていると10歳くらい老けて見えてしまいます。

特にトップの毛が潰れていると、お顔の表情まで貧相に見えがちです。

今回はお顔もそのままなのに、ドライヤーで髪の毛のボリュームをアップして若々しくみえる方法を教えます!

髪の毛がペチャンコになる理由

髪の毛はペチャンコになってしまうのはなぜなのでしょう。

主な原因は

頭皮から出る脂

薄毛

髪の毛のハリ・コシがなくなった

髪の毛が細くなった

カラーやパーマによるダメージ

上記の5つ。

主に加齢から来るものです。

歳をとることはどうしようもないですよね。

しかし、髪の毛のボリュームをアップさせることはできます。

パーマーをかけたり、色々な方法がありますが、今回はお家で簡単にできて、特に新しく買い揃える道具も必要のない、ドライヤーのかけかたでボリュームアップする方法をお伝えしたいと思います。

髪の毛にボリュームが出るドライヤーの仕方・準備編

まず、ドライヤーのまえに準備として洗髪でしっかりと油分を取り除くことが必要になります。

油分でペチャンコになってしまうからです。

ブラッシング

洗髪前にブラッシングで頭皮の皮脂を浮かせます。

ブラッシュングをせずに油分を取り除こうとすると、

ゴシゴシ洗ってしまう

シャンプーをたくさん使う

皮脂を落としきれない

など、頭皮にはよくないことが起こってしまいます。

ブラッシングで皮脂を浮かび上がらせておくことで、シャンプーの量も少なくて済むので頭皮に負担がかかりません。

また、ブラッシングをしないと皮脂を落としきれない場合も。

残った皮脂をそのままにしておくと酸化し、臭い、かゆみ、炎症の原因となります。

シャンプー

ブラッシングが終わったらシャンプーですが、その前によくお湯のみですすぎます。

これでほこりなどの汚れや皮脂が80%は落ちると言われていますので、頭皮の負担のためにお湯でしっかりと洗い流しましょう。

その次にいよいよシャンプーですが、手に取るのは1プッシュ。

使用しているシャンプーによって差はありますが、それ以上だと頭皮には多いかもしれません。

頭皮に馴染ませた残りを毛先に伸ばすくらいで十分です。

ヘアワックスなどを使用していなければ、1番汚れているのは頭皮で、髪の毛の先のほうはさほど汚れてはいません。

シャンプーは指の腹で優しく洗います。

マッサージするようにくるくると洗うと毛穴の中の汚れがすっきり落ちます。

洗い終わったら、よくすすぎます。

実はシャンプーは洗うよりも流すほうが大事だと言われているんです。

ヘアサロンにいっても、洗う時間よりもすすぐ時間のほうが長くありませんか?

よくすすげたかな、と思っていても実際に時間を測るとその短さにびっくりするくらい、みなさんすすぎの時間が短めです。

なので、自分が思っている時間の倍くらいの時間をかけてすすぐことをおすすめします。

タオルドライ

ドライヤーでボリュームは出したいですが、髪の毛が痛むのも避けたいですよね。

ですので、なるべくドライヤーの時間が短くて済むように、タオルドライをしっかりと行います。

ここで使用するタオルなのですが、髪の毛の水分をすばやく吸収させるために洗濯するときに柔軟剤は使用しないようにしましょう。

柔軟剤を使わないとゴワゴワしていやな人は乾燥機を使って乾かすと柔軟剤なしでもふんわりと仕上がります。

柔軟剤はふっくらと仕上がるのですが、タオルの繊維をコーティングしてしまうので、吸水性が落ちてしまうんです。

ですので、髪の毛に使用するタオルのみ、洗剤だけで洗濯しましょう。

顔用のタオルは柔軟剤入りのほうが、お肌を痛めません。

タオルドライもゴシゴシせず、髪の毛をタオルでサンドするイメジーでタオルに水分を吸わせます。

頭皮はタオルごしにマッサージするイメージで拭いていきます。

髪の毛にボリュームが出るドライヤーの仕方・ドライヤー

お辞儀

ドライヤーをかける時、鏡を見ながらかけている人が多いと思います。

しかし、ボリュームを出すためには下を向いて、お辞儀の姿勢で上から、髪の毛の流れに逆らってドライヤーの風を充てましょう。

この時の風は温風。風量は普通か強めがおすすめです。

髪の毛の根本を生えている流れとは逆に向かって乾かしていきます。

逆毛をたてるイメージですね。風を当てるだけではなく、手櫛でも生えている方向とは逆に向かって流します。

これだけでもかなりボリュームアップします。

<注意>

せっかくボリュームアップしたのに、この後ブラシなどで髪の毛の流れに沿って整えないでください。

せっかくの努力が無駄になってしまいます。

冷風

温風で髪の毛、頭皮、根元が乾いたら、次は冷風を当てます。

冷風を当てることで、髪の毛のキューティクルが閉じるため、その形をキープすることができるのです。

ここまでを夜寝る前にしておくことで、翌日のセットの土台を作ります。

お出かけ前のドライヤー

前日の夜、土台は作ったけど、寝たり家事をしたりする間に少しづつ戻ってしまいますし、おでかけする時にはもう少し、きちんとセットしたいですよね。

そこで、お出かけ前のドライヤーです。

毛先にスプレー

髪の毛が乾燥している状態でドライヤーの熱風は痛む原因になってしまいます。

水で濡らしてもいいですが、できたら保湿効果のあるヘアウォーターで軽く湿らせましょう。

ヘアワックス・ヘアクリーム

柔らかなセット効果のあるスタイリング剤を指の先にほんの少量取ります。

両手の5本の指に馴染ませて、髪の毛の根元に付けます。

この時、付けるのは耳から上の髪の毛の根元で大丈夫です。

耳から下の髪の毛、後頭部などには付ける必要はありません。

ドライヤー

最後にドライヤーでのセットです。

ドライヤーは温風でセットします。

シャンプーの後と同じ手順で下向きになり、髪の毛を逆立てるイメージで温風を当てていきます。

分け目の部分は分け目とは逆方法に風を当てます。

指を熊手のようにし、地肌に沿ってジグザグと動かします。

髪の毛をグシャっとする感じですね。

逆毛

最後に手櫛で整え、分け目の根元にブラシで逆毛を立てます。

あまり立てすぎてしまうと痛む原因になるのと、不自然に見えますので、軽くで大丈夫です。

その他の方法

ドライヤーと併用できる、その他の方法も少しご紹介します。

カーラーでトップをふんわり

つむじとトップの毛をカーラーで巻いてふんわりボリュームを出しましょう。

ホットカーラーでもいいですが、普通のカーラーのみでも、お出かけ前のメイク時間に巻いておくことで癖がつきます。

コテでボリュームアップ

コテやヘアアイロンで、ボリュームを出します。

巻髪ではなく、あくまでボリュームを出すために、トップや前髪を巻いて行きます。

クルクルにならないように、巻き終わったら手でほぐします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は新しく道具やヘアケア用品を揃えることなく、ボリュームアップできる方法をご紹介しました。

今日から早速できる方法なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。