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始めに
最近、デパートなどで買えるチョットお高い「デパコス」や、反対に１００円均一などで安価に購入できる「プチプラ」や自作できるコスメのセットなど、現在ではさまざまなコスメのジャンルがあります。
自分の理想に近い商品により近い商品を探すことができるので、化粧の幅も広げられ、多様性の時代になりました。
色や素材など、さまざまな方向性から選べるので、自分の理想や肌や信条に合ったものを探すための手段としてとても有効です。
現代にも生き残るレトロコスメ
その中でも、「レトロコスメ」は、その名の通りレトロで長年愛されていおり、今でも販売されている商品です。
コスメは世代交代の激しいですが、その中でも生き残ってきた精鋭です。
そのため、商品一つを手に取ると、「すごく効くのではないか？」と、強いオーラを感じて売り場に戻せなくなります。
外の箱などのパッケージから、時代を渡り歩いてきた強さを感じさせます。
また、入れ物自体を見て、匂いを嗅ぐと、「この化粧品、おばあちゃんの化粧台に置いてあったな。」と、子供時代の記憶を呼び覚ましてくれます。
匂いは、記憶と大きく結び付いています。なので、レトロコスメはその匂いで過去の記憶をより強く呼び覚まそうとするので、つい、購入してしまうのではないでしょうか？
オシャレなパッケ－ジについて
レトロコスメは、オシャレなパッケージが多いです。
パッケージの種類は、大体、２つに分けられるようです。
１つは、「安心感のあるパッケージ」で椿油などのパッケージなど、使用されている成分の大部分を占めるものを写実的に書かれているものなどです。
シンプルで分かり易いパッケージも多く、一目で何の商品化分かります。
何十年もパッケージが変わらない商品も多く、店頭で簡単に目がつくので、購入し易いです。
もう１つは、現代では、あまり見られないほどの「攻めたパッケージ」です。
例えば、ラベルなどが色鮮やかで着物の帯のような幾何学模様などの美しいものがあります。
ほかにも、箱やラベルではなく、商品自体の容器が、アロエなどの成分そのものをイメージさせる形を模している商品もあります。
アロエ特有のトゲや色などが見て、触って分るものです。
ほかにも商品の名前そのものをシンプルに彫ってあるようなパッケージのものもあります。
シンプルなパッケージですが、プラスチックを木目調にしてあり、触るとざらつくなど、遊び心を感じられます。
これらは今でも、近くにあるドラッグでも購入することができます。
また、ネットの通販サイトでも簡単に手に入ります。
いつも使う化粧台に一つでもレトロコスメを置いておくと、現代に販売されている商品とは違う、華やかさをプラスでき、オシャレな化粧台になります。
ロングセラー商品としての信頼について
何世代にも多くのひとに愛されている商品です。
そのため、祖母や母親自身も一度は使っているので、信頼できます。
なので、次の世代、自身の娘などにもオススメしやすく、使いやすい商品です。
自分が使ったことがあるという経験は、とても強みになります。
安心感が出るからです。人にものをオススメするときは、安全性が大きな問です。
一度自分でテストできた過去があるということは、とても大きいからです。
体質が似ている者同士ならば、アレルギーがでるか、発疹などが出ないかなど、１００％ではありませんが、ある程度は予想できます。
美しくなるために使用して炎症などがおこれば、大変残念なことです。
この上の世代の体験とは、絶対的に信じられるものではありませんが、ある程度アタリが付けられるので、便利です。
コスメは高価なものも多く存在しますので、購入して使えなかったという経験は誰にでもあります。
そういった経験を大きく減らせます。商品自体をオススメするのに、使用経験があると商品への信頼の重みが増し、おススメしやすくなるのです。
安心感を感じさせる匂いについて
匂いを嗅いで、ふと、蘇える記憶はありませんか？
例えば、すれ違ったひとのポマードの匂いを嗅ぐと、祖父を思い出すことがあります。
また、秋に咲く金木犀の香りを嗅ぐと、実家を思い出して帰りたくなったりもします。
漂白剤の塩素の匂いを嗅ぐと、夏の学校のプールで遊んだ楽懐かしい記憶などが、急にブワッと大きな記憶の波に飲み込まれる経験は誰にでもあります。
このように匂いとは、記憶に大きく結びついています。
大事な人が亡くなったとき、最初に忘れてしまうことは、「声」だと言われていまが、「匂い」というものは、声に比べて忘れにくいので、思い出の波が押し寄せるのです。
その感覚は、レトロコスメでは多く感じます。
自分の上の世代が使っていたコスメを購入できるので、コスメとしての効果に加えて、匂いを嗅ぐと精神的な安心感も得られます。
具体的で身近な商品について
「身近なものでノスタルジーに浸ろう！」
さまざまなレトロコスメのなかで一番髪のケアで身近なものは、「椿油」ではないでしょうか？
祖母が風呂上がりに使っている仕草を見ていたり、自分自身に付けて貰うなどの、子供時代の無償の愛としての幸せな記憶として残っていることがあります。
なので、レトロコスメを使う際には、匂いを嗅いでみましょう。
椿油を使っていると、祖母の三面鏡に置いてあった椿油の匂いを思い出すなど、自分の子供時代の記憶が蘇り、ノスタルジーで幸福な気持ちになります。
他の商品と一緒に店頭で販売されていても、椿油などのレトロコスメは、一番目立つところに販売されています。
目立つので手に取りやすく、効果が高いことは、祖母や母親の世代も知っており、多くの女性が一度は使ったことのある商品です。
このように、何世代にも渡って信頼度が高いので、椿油などは今でもロングセラー商品として、レトロコスメとして愛されています。
「他の身近なレトロコスメについて」
また、他の身近なレトロコスメは椿油同様にロングセラー商品であるので、世代を超えて愛されるので、効果についてもお墨付きです。
昨今では、さまざまなヘアオイルや洗い流さないコンデショナーなどが星の数ほど販売されています。
その中でも、椿油の他にも、杏子油などのさまざまなレトロコスメがそれらの商品と一緒の棚で販売されています椿油同様、長年愛されていますし、信頼が高いです。
また、広告のチラシ等でもその商品が載っていることも多いので、現代でも良く売れる商品であることが分かります。
終わり
このように、レトロコスメは長年、世代を超えて愛されていることから、効果自体もお墨付きです。
また、匂いや長年変わらないパッケージをみることで、ノスタルジーな気分に浸れ、楽しかった子供時代を思い起こしてくれ、精神的な安心感も得ることができます。
化粧台に置いておくだけでも、華やかな気分になります。
コスメを使うにあたって、なるべく自分の体に合った商品を使うことが、何よりも大事なことです。
そのため、祖母や母親が使っていた商品ということは、自分の体質に合っていることも多いので、自分の体質から外れることも少ないので便利です。
このように、レトロコスメはロングセラーであるという安心感が現代の商品に比べて物理的にも精神的にもあるので、気分が荒んでいる時にも癒してくれるのでオススメです。
