最近はダブルカラーや外国人風カラーなどが流行りになっていますが、そういったカラーはほとんどが一度ブリーチを行ってからすることが多いです。
つまり『ブリーチ＋カラー』という組み合わせになりますので、おしゃれはしたいけど髪が傷むのはちょっと嫌だなと思う方もいるかもしれません。
そもそもブリーチはどうしてカラーより傷むと言われるのか？
少しでも負担を減らすためには様々な方法でケアをしないといけません。
そういった初めてのブリーチもうまくいくように色々ブリーチに関して紹介していきます。
ブリーチとは？
ブリーチとは簡単に言うと色落ちというと分かりやすいかもしれません。
ブラウン系に染める場合はカラーリングのみで済みますが、ブラウンより濃い色や、ピンク系や青系の色に染める場合は一度ブリーチをして髪の色素を落とさないといけません。
最近はアッシュ系と呼ばれるカラーや、外国人風と言われるものが流行っていますが、それらは一度ブリーチを塗ってからカラーリングすることが多いです。
ブリーチを行うことで髪に色が入りやすく、完成した時の色がきれいになるためです。
ブリーチには脱色効果があるので、髪本来の色素を落とすことで様々なカラーに挑戦ができるのです。
全体的ではなく、部分的にも色が変えられるので、ワンポイントのお洒落などにもおすすめです。
ブリーチはカラーリング同様、市販でも取扱いがあるので自宅でも行うことができますが、少し手間と時間がかかる作業ですので、できれば初めての方は美容室でお願いする方がいいでしょう。
自宅で行うとまだらになってしまったり、仕上がりがいまいちになることがあります。
ブリーチのメリット・デメリット
ブリーチのメリット・デメリットとしては何があるのでしょうか？
〇様々なカラーに挑戦できる
普通のカラーですとブラウンの単色になりがちですが、ブリーチはそのあと色々なカラーに挑戦ができます。
雑誌を見てこのカラーに挑戦したいと思うようなものに出会えるかもしれません。
実際学校や会社の規定でブリーチは無理そうと思っている方も、ブリーチしても控えめなカラーを選ぶことは可能です。
透明感のあるダークカラーも種類豊富ですし、ばれない程度にワンポイント色を加えることもできるので、ブリーチ＝明るいというわけでは絶対にないです。
気になる方は美容室で仕上がりのサンプルなどもありますし、相談しながらするといいでしょう。
〇お洒落の幅が広がる
イメージチェンジすることで、挑戦できなかったファッションやカラーに合わせたメイクが楽しめるのもメリットです。
女性の髪の毛の変化はイメージチェンジにつながります。
髪に合わせたファッションをするのってわくわくしますよね。
女性は変化を常に求めてこそ女子力も磨かれることもあると思いますので、是非ブリーチカラーに挑戦してみてください。
〇髪が傷む
一番のデメリットはやはり傷むとことです。
カラーをする時点で髪にはダメージがかかります。
ブリーチは脱色剤なので、カラーより薬剤が強いものがほとんどです。
ブリーチ後の自宅でのケアはかなり大事になってきますので、ブリーチ後のケアはしっかり行いましょう。
ブリートを繰り返し行ってしまうと、髪がパサついたり、切れ毛ができたりしてまとまりがなくなってしまいます。
連続でのブリーチはあまりお勧めしませんし、おそらく美容師の方からも止められるのではないかと思います。
色落ちして希望の色にならないためにもしっかりお家でケアすることで、未然に防ぐことができると思います。
続けてする場合でも最低１カ月は期間を空けるようにしてください。
〇パーマ・縮毛はできない
これもブリーチだからこそのデメリットかもしれませんが、ブリーチした後はパーマや縮毛矯正ができません。
これは髪の負担が余計にかかってしまうためです。
ブリーチをする方は髪のセットは自分で行うことが絶対条件になってきます。
普段から家でやってる方からすると何の変化もないですが、今まで縮毛矯正・パーマをかけてた方は少し家での準備時間が延びてしまいますね。
しかし、これも髪の負担を抑えるためなのでよく考えてから行いましょう。
〇コストがかかる
ほとんどの方がブリーチ＋カラーリングというセットで美容室で行うため、コストが普通のカラーより高くなります。
相場で１万円前後は見込んでおきましょう。
しかも明るくする方に関しては色落ちも早い可能性がありますし、明るくなればなるほどお手入れの頻度も増えてきます。
お洒落にはコストがかかってしまうのが運命ですが、なるべく髪が傷むのも防ぐのもかねて、伸びた分の髪に関してはリタッチカラーがおすすめです。
リタッチカラーとは髪が伸びた分だけ同様のカラーリングを行う方法で、ほとんどの美容室で行っています。
３センチ前後でしたらリタッチカラーで済むと思いますので、１カ月に１回メンテナンスも兼ねてリタッチやトリートメントを行えば髪の綺麗な色をキープできますし、負担も最小限にすることができます。
それぞれメリットデメリットを挙げましたが、お洒落な髪色になるためにはいろいろ手間と時間とコストがかかりそうですね。
しかし、時間をかけてこそお洒落につながることもありますし、かえって楽しい時間に変わること間違いなしです。
ダメージを最小限に、ケアブリーチの存在
ケアブリーチって聞いたことありますか？
ブリーチを経験している方は一度耳にしたことあるかもしれません。
ブリーチは髪の負担が大きいということは紹介しましたが、その負担を最小限にしてくれるケアブリーチというものがあります。
これはブリーチ剤に＋αしたものなのですが、ケア剤が含まれていることからブリーチしても髪が傷みにくく、腰やハリをキープしてくれるものなのです。
商品によって異なりますが、優れものはブリーチのダメージを94％カットしてくれるものもあります。
これなら初めてでも少し安心できるかもと思っている方、実はケア剤が含まれるとその分ブリーチが浸透しにくくなることもあります。
何度かブリーチをしている方で、ダメージが気になる方にはおススメかもしれません。
このケアブリーチはほとんどのカラーで使用できるので、ブリーチとしての機能はほとんど一緒です。
カラーのし過ぎで髪に悩んでいる方は一度美容室に問い合わせてみましょう。
傷まないですし、仕上がりがとてもサラサラになります。
まとめ
お洒落したいけどなかなか踏ん切りがつかないという方は、まずは髪の色から変えると自信につながるかもしれません。
ブリーチカラーはそういった方の要望も叶えてくれる存在でありますが、それなりのリスクもあります。
ダメージがかかる分、トリートメントやドライヤーなどにも時間をかけないといけません。
せっかく髪を綺麗にしてもらっても、ケアを怠るとパサついたり、枝毛や切れ毛などができてしまったらもったいないですよね。
費用も掛かってはしまいますが、定期的に美容室でメンテナンスもして髪の毛のケアをしてあげてください。
今までできなかったカラーにするのは少し不安も緊張もありますが、完成した時の自分の姿が今までと違うとわくわくしますね。
美容師さんと相談しながらぜひ挑戦してみてください。
