女性の皆さんは、メイクやファッションに興味をお持ちの方が多いでしょうか。
特に購入する予定がなくても、ただ服やメイク道具を眺める事はとても楽しいと感じます。
メイクやファッション誌などでは毎月、新たな流行に関する特集が組まれていて最新の流行りを知る事が出来ます。
次はどんな服を買おうかな?などといった気持ちが、溢れ出てくることでしょう。
昔から髪の毛に対する美意識は高い傾向のある貴族の女性達は、頭にオシャレなハットを被ったりしていたようです。
近年では、様々なヘアーアイテムが販売されていて、選ぶ事も楽しくなるようなバリエーションの多さです。
アクセサリーとしても、その日のコーディネートを決める上でも重要なポジションを担っていると言っても過言ではないでしょう。
ですがヘアーアイテムは、使い方次第で薄毛や抜け毛の原因を引き起こすかもしれないので気を付けて使用したほうが良さそうです。
それでは、一体どのような点に気を付けて行くべきなのかご紹介致します。
ヘアーアイテムの種類
沢山の種類がありますが、改めて見ていきましょう。
ヘアゴム・シュシュ・クリップ・バレッタ・ピン・コーム・かんざし・ヘアバンド・
カチューシャ・ターバン・マジェステ・バンスクリップといったアイテムです。
どれも、ただ見ているだけでも楽しくなります。
ネックレスやリングにブレスレットといったアクセサリーと同様に、その日の気分やファッション、ヘアースタイルでどれを身に着けようかと朝の慌ただしい時間でも手が抜けません。
何だか憂鬱な気分でも、身に着けることで気合いが入り「よし頑張ろう」という気持ちになれそうです。
様々な種類がありましたが、どのような用途で使用するべきかにも着目していきましょう。
結わく
すっきりとまとめる際、使用するアイテムの定番と言えばヘアゴムです。
若い頃は三編みやポニーテール、ツインテールといったヘアスタイルにもチャレンジする機会が多かったでしょうか。
しかし、歳を重ねてきた女性の多くは簡単に後ろに結く方が殆どかと思います。
オシャレさを意識している場合はもちろんありますが、単に仕事や家事などを行う場合に邪魔になる髪の毛をまとめる意味合いでヘアゴムを利用することが多いかもしれません。
きっちりと結わくので、髪の毛がバラバラと落ちてこないように引張りつつまとめるでしょう。
引っ張り過ぎは髪に余計な負担が生じてしまう状態となります。
束ねる
さっとまとめるという意味合いでは、シュシュやバレッタにクリップを使用するでしょうか。
シュシュはヘアゴムと位置づけは類似していますが、ヘアゴムのように結いた跡が髪の残りにくいアイテムです。
ですから、仕事中などは髪をまとめるけどプライベートの時間には髪をおろしたい方にはうってつけでしょう。
上に余計な跡がつきにくいだけでなく、ヘアゴムに比べて可愛らしいデザインが多い上に華やかさもあるので大人の女性が使用するのに最適とも言えそうです。
また、クリップなども手軽に髪をまとめるのに重宝されます。
ハーフアップのように仕上げる時にも簡単に扱えて、自分の髪をアレンジすることが苦手な方でも使用方法はあまり難しくないでしょう。
髪を軽くくるっとねじって止めてみたり、ほんの少し手を加えるだけでもクリップやバレッタでオシャレさは格段にアップします。
ただし重みがあるアイテムですから、ただ束ねているだけでも長時間の使用は髪にダメージが加わる可能性がありそうです。
乱れを整える
ヘアバンドやターバンは、乱れた髪を瞬時に隠したり直すことに最適です。
時々、巷でも身につけている方を見かけますが、おでこを基本的には全開にしている状態が多いです。
洋服とのコーディネートの兼ね合いが非常に難しそうでもあり、外出時に使用するのはオシャレ上級者のみ?といった印象も受けます。
ですが、他人の目を気にする必要のない自宅でなら使っている!という方は結構いらっしゃるかもしれません。
朝起きて、すぐにパパっと身だしなみを整えられます。また、特に予定のない日はそのまま髪をあげて過ごすのが楽というケースもあるでしょう。
ターバンは少し締め付けが緩めといった印象がありますが、ヘアバンドは頭にピタッとフィットするイメージも受けます。
しっかり留まってくれるタイプのアイテムですが実は、それだけ頭皮に圧が掛かっている状態となるので注意が必要です。
飾るタイプ
カチューシャやかんざしにマジェステは、主に髪にそのままアクセントを付ける目的となるアイテムでしょう。カチューシャは、少し髪を整えて自分の思うポジションに装着すれば良いだけです。
かんざしやマジェステは、髪をまとめた部分にそのまま差し込むので、比較的、簡単に扱えます。
いつも同じ場所に同じヘアースタイルにするのは危険
色々なヘアーアイテムがありますが、決まって自分のヘアースタイルを変えない!という方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし、常に同じ形を求めてしまうことが薄毛にも繋がるのです。
よく、同じ分け目にしていると地肌がその部分だけ焼けてしまったり薄くなっていまうということがあります。
まさに、同じ状態です。いつもと同様にヘアゴムでひっつめた状態にしていると同じ負荷が頭皮にも起こります。
引っ張るという状態が続くことは避けなくてはなりません。これはクリップやバレッタ、ピンでも起こり得ることです。
ヘアーバンドやターバンに関して言うと、風通しも良くないので常に同じ場所が蒸れてしまう原因にもなります。
当てている部分だけが汗を掻き、頭皮の毛穴を塞いだりしてしまう可能性も高まります。
ヘアーアイテムそれぞれの素材にも注意が必要
頭皮は汗を掻きやすいですが、お気に入りのアイテムばかり使用していると異変が起こります。
一度は経験された事があるかもしれませんが、汗で使用してるアイテムが錆びたりメッキが剥がれた…ゴムが何だか臭う?といった状態になります。
そのような状態になってしまうと、不衛生となり頭皮に大きなダメージを与えかねません。
いくらお気に入りの物だからとは言っても、連日使い続けてしまうような事がないように気を付けましょう。
中には金属などが使用されているタイプもあり、使い続けて行く中で知らず知らずの内にコーティングが剥がれて金属部分が当たり、皮膚炎を招くケースもあります。
また、汗と反応しトラブルとなる可能性もあるので、デリケート肌の方はより一層の注意が大切です。
肌に特に問題がない方でも、頭の中が痒み被れた状態になる事は、抜け毛や薄毛にも繋がりかねません。
可能であれば、使用しているヘアーアイテムを定期的に洗浄したりする事が好ましいでしょう。
ただし、中にはお手入れが難しいアイテムもありますので、破損したりする事のないように取り扱いには最新の注意を払うように心がけましょう。
いかがでしたでしょうか。
見ているだけでもワクワクするヘアーアイテムですが、使用方法に気を付けることで頭皮環境を自らの手で守ってあげる事は可能なのです。
楽だからという理由やお気に入りだからという理由で同じスタイルやアイテムを使い続ける事は避けましょう。
その日の気分なども考慮した上で、様々なヘアースタイルを楽しむ方が髪の毛のためにも良さそうです。是非、明日から色々とチャレンジしてみて下さいね。