髪の量が少なく、もっとボリュームを出したいと悩んでいる方が多い中、逆のお悩みもありますね。
それは髪の量が多く、ボリュームダウンさせたい方も同じくらい多いでしょう。
ボリュームのない髪にボリュームを出させる事は色々なアイテムがあり、イメージしやすいですが、ボリュームがあり、まとまらない髪を抑えたくてもアイテムの使い方で、悪化させてしまいます。
日本人にとっては髪質的に多いのに、あまり悩みとして取り上げられていないですね。
抑える方法を知っておくとスタイリング時に参考になりますよ。
髪のボリュームが出てしまう要因はいくつかあります。当てはまるものはありますか?
A.「髪の量が多い・太い」
B.「くせ毛」
C.「髪が傷んでいる」
D.「ヘアスタイル」があります。
Contents
ボリュームが広がる髪の原因
ボリュームが広がる髪の原因①
髪の量が多い→髪が長いということではなく、生えている本数が多いということなのです。
毛量が多い・髪毛が太いことで、広がってしまうなど、まとまりがない状態になります。
髪の毛が多いからと髪をすくことがありますね。
頭は軽くなりますが、クセ毛の生え方に合うすき方をすることが重要です。
仕上がりが髪のボリュームがなくなっても、毛先が跳ねてしまうことがあります。
ボリュームが広がる髪の原因②
髪が太い→ボリュームがあり髪のまとまりがなく、全体的に広がってしまいます。
ボリュームが広がる髪の原因③
くせ毛→髪にくせがある髪質の場合、うねりや縮れが生じるようになり、髪が膨らみボリュームが出ておさまりがつかなくなってしまいます。
髪が固くて生え方が直毛であると、癖が強くなり、広がりやすく、手がつけられなくなってしまいます。
ボリュームが広がる髪の原因④
髪が傷んでいる→髪の内部に含まれている水分が流出して潤いがないため髪が乾燥してします。
乾燥した髪はパサつき、一本毛が膨らんでしまいます。
まとまりがなくなりボリュームだけが出てしまうため、髪が短い人はまとまりがなくなりますね。
まだ髪が長い人は髪の重みでまとまりができます。
パーマやカラーリングを頻繁にしてしまうと、キューティクルが傷ついて逆立ってしまい、髪毛が太い人は乾燥してしまうと、キューティクルの傷みが加速します。
ボリュームが広がる髪の原因⑤
ヘアスタイル→ヘアスタイルによって髪のボリュームは大きく変化してしまいます。
ボリュームダウン方法
ボリュームがあるからと諦めることはありません。
髪の量が多い場合のボリュームを減らすための方法が下記にあります。
ボリュームダウン① ブラッシング
ヘアブラシには様々な種類があり、ボリュームがある人や髪の量が多い人は髪が絡まりやすいですね。
このような人はブラシを用途によって使い分けるといいでしょう。
髪の量が多い人は髪が絡まりにくいとされている「スケルトンブラシ」があり、ボリュームダウンさせるには「デンマンブラシ」があります。
髪質によってブラシの使い分けは重要です。
ちなみに静電気の起こりやすいのは、プラスチックのブラシなのです。
ボリュームアップになる可能性が高いものは、避けるといいですね。
ボリュームダウン② ドライヤー
根元からドライヤーでしっかり乾かします。
高温で素早く根元を乾かすことで髪の膨張を抑え、広がらなくなります。
髪の部位を乾かす順序次第で広がりをダウンさせることもできます。
髪全体を乾かす時は、まず後頭部を乾かします。
次に側頭部を乾かします。
ドライヤーを下からあてることで、ボリュームが出て髪が持ち上がってしまいます。
広がりを抑えるためには、上からあてることが大切ですね。
ボリュームダウン③ ヘアクリーム
髪が濡れている状態でヘアクリームを塗ることがベストです。
ヘアクリームの重みがボリュームダウンに繋がります。
またダメージケア効果が得られるタイプもありますよ。
髪が多い方のヘアケア
髪の量が多い時でも落ち着いたボリュームをキープしている人がいますね。
その違いは何なのでしょうか。
髪の量が多い人のヘアケア① シャンプー
髪の広がりを抑えられる、まとまりをよくするシャンプーがあります。
様々な用途のシャンプーがありますので、固い髪をしなやかにしてくれるシャンプーやトリートメントで改善できる場合があります。
逆にボリュームアップするように促すシャンプーもありますので、髪質に合ったものをお使いください。
髪の量が多い人のヘアケア② トリートメント
「髪の保湿・潤い」が大切です。
乾燥した髪はパサつき広がりやすいとスタイリングも上手くいかないため、こまめにトリートメントをして髪毛の水分を出さないようにすること。
髪の量が多い人は広がりが凄くおさまりがつかないため、髪の保湿クリームをつけることで、ボリュームダウンにも効果的です。
毛先を中心に塗布したら、時間をおいてから流すことが重要です。
また、シャンプーの後のトリートメントはもちろんですが、お風呂上りのドライヤー前にも洗い流さないトリートメントをすると保湿されます。
トリートメントは重ねづけして下さい。
2回目のトリートメントの量は少なめでも保湿はバッチリです。
1週間~2週間毎の定期的なヘアパックをプラスすると早く修復できますね。
すぐには効果が見えてきませんが、継続することで髪の状態が改善し日々ボリュームがおさまります。
ケアした髪は見た目の輝きも変わります。
カットするときにクセを確認してから髪の量を減らして、セットしやすくさせるのもいいですね。
髪の量が多い人のヘアケア③ ドライヤー
ドライヤー時には、直接あてるより、ヘアオイルを軽くつけることも効果的です。
髪の毛をコーティングすることで、髪にツヤが出やすく、まとまりもよくなります。
また、ドライヤーの風を当て方にも注意が必要です。
それは、間違った乾かし方は、一層ボリュームが出てしまい翌日に響きます。
根元を中心に乾かすようにすることが乾きやすいです。
毛先は乾かしすぎると、キューティクルの開いてしまうため、軽く乾かし、全体的に冷風をかけてボリュームを抑えます。
仕上げのポイント
ストレートアイロン
仕上げに使う事でさらにボリュームをダウンさせられます。
サイドは上下2つに分けてストレートアイロンかけていきます。
もちろん細かく分けて、小さい束にしてアイロンの熱を均等に当てた方が真っすぐにはなります。
ただ、ボリュームダウンが目的なのでスタイリングの時間などあるので、時短として2つに分けるやり方でも十分にボリュームダウンになります。
バックは3段がベストですが2段に分ける方法でも十分です。
また、毎日のアイロンは髪に負担をかけやすいので、週に2~3日はアイロンを使わないようにするなど、髪に負担をかけないように注意です。
縮毛矯正
髪のくせ毛が強くて、毎日のケアが大変な人には、縮毛矯正があります。
長年ボリュームや広がりで悩んでいる方はとても多いです。
縮毛矯正をかけるだけで少しでも悩みがなくなる事も精神的には必要です。
量を減らす場合は縮毛矯正をあてた後に減らすとバランスが取りやすいですし、自身でケアがしやすいです。
便利ではありますが、縮毛矯正も髪に負担をかけるため、髪質が変わります。
シャンプーやトリートメントは必ず行いましょう。
今ではくせ毛に対するアプローチ法として、縮毛矯正以外に酸熱トリートメントが増えてきていますね。
必ずメリットやデメリットはあります。
自身の髪質に合ったものを美容室でご相談が必要になります。