ヘアケア

薄毛の女性も試して欲しい!髪の毛に艶を与える5つの方法

目先の見た目を改善するには、「今ある髪の毛」を艶のある髪の毛にする必要があります。

しかし艶は物理的に付けたすだけでなく、本来備わっているはずなのに艶を引き出すことも大切です。

この記事では確実に髪の毛に艶を与える方法を5つ解説していきます。

1日数回の丁寧なブラッシング

ブラッシングは髪の毛を整えるだけでなく、髪の毛の調子を整えるためには大切な習慣となっています。

髪の毛についた汚れをとったり、頭皮を適度に刺激して血行を促進し、栄養素をしっかり行き届かせたりなどの効果が期待できます。

また、朝と夜でブラッシングを分け、目的別にブラッシングすることも大切です。

シャンプー前のオイルパック

本当に髪の毛に艶が出なくて困ったときはサロンでお手入れする方も多いと思いますが、サロンでのケアは金銭的にも月に何度も行けるものではありません。

家でもできるオイルパックは、1回数百円しかかからずに効果が出る、レスキュー的なヘアケアです。

肌にとってたまに行くエステよりも毎日のスキンケアが重要なように、髪の毛にとっても家で簡単にできるヘアケアこそ効果的です。

油分不足による艶不足

艶のない髪の毛の原因は油分不足による乾燥のためです。温度を保つには、水分よりも油分が必要なのです。

そもそも髪の毛の表面をうろこのように覆っているキューティクルには油分が多く含まれています。

キューティクルが閉じて整列していると、光をまっすぐ取り込んで反射するため艶もきれいです。でもキューティクルが開いてめくれると、光をバラバラに反射して艶が失われます。

キューティクルのめくれを防ぐためにも、接着剤の役割をする油分は欠かせません。

オイルパックの選び方

オイルは、髪と頭皮になじみがいい天然オイル100%のものを使います。

椿オイル、ホホバオイル、オリーブオイルはおなじみ、アルガンオイルやアンズオイルなど選べる種類も増えてきました。

なお「食用オイルでもいいですか?」と疑問に思う方もおられると思いますが、おすすめはしません。

なぜなら食用油は香りや味の特徴を残すため、精製の方法が異なっているのです。

わざと不純物を残した精製のため、髪の毛に使ってしまいますとかゆみやニオイの原因になることもあります。

腐敗しにくく、かゆみも出ないように精製しますので専用のものを使いましょう。

オイルパックの使い方

オイルパックを使うときは100円ショップに売っているドレッシング入れを活用するとうまく出しやすいです。

パックをする時間は15分以上、何時間でもかまいません。家に帰ったらすぐにオイルパックをして、そのまま髪の毛をまとめて夕飯づくりなどの家事をすることもできます。

お風呂に入るまでパックを続け、それから入念にシャンプーで落として寝ると、次の日にはキレイな艶が出ています。

その場しのぎの艶だしケアではなく、髪の毛の内側から出るような本来の艶を育てるために、オイルパックは有効的です。

パサつきがひどいと思った時は、納得のいく保湿力が出るまで2~3日続けてしてみる事をおすすめします。

オイルは水をはじくため、なじみのよいシャンプー前の乾いた頭皮に塗布すること。分け目を各所でしっかりとつくり、まずは頭皮全体にオイルを馴染ませて髪の毛にも浸透させていきます。

ドライヤーのかけ方次第で艶とボリュームが格段に変わる

ドライヤーの役割は乾かすだけではありません。かける方向を意識するだけで、艶とボリュームが生まれるため、正しいドライヤーのかけ方をマスターしましょう。

ドライヤーはバスルームからあがったらすぐ

髪は塗れた状態のとき、キューティクルが開いています。そのまま放置すると水分や栄養が抜け出し、ぱさついてうねりも強くなり、寝ぐせも付きやすくなり、翌朝のスタイリングにも影響してきます。

さらに塗れたまま時間がたつと雑菌が増えやすくなり、白髪や抜け毛の原因にもなると考えられています。

ドライヤーで髪を乾かすプロセス

ドライヤーは内側にきちんと空気を当てて根元を立ち上げ、キューティクルが一定方向に整うように導きましょう。

さらに仕上げるときに冷風を使えば、キューティクルがキュッと閉じて、艶が出てきます。

ちなみに、髪をセットするのも、シャンプー後に乾かすときが一番やりやすいものです。

なぜなら髪は乾くときに形状記憶するからです。前の日にサロンや美容院できちんとプロにシャンプーしてもらい、そのまま寝たら、翌朝も髪型が決まっていたという経験はありません。

例えば洗濯物も、干すときにしっかりしわをのばせばキレイに乾きますが、しわくちゃなままに干したら悲惨なことになりますよね。

髪の毛も同じで、塗れているときにいかにキレイに乾かすかが、仕上がりの違いを出していきます。

ドライヤーのかけ方

指で地肌から髪の毛を救うようにして、20cmくらい離れたところからドライヤーの風を地肌に直角に当てます。

うねり毛やくせ毛の原因となる毛穴のゆがみを矯正し、根元から髪の毛が立ち上がります。

指を熊手のようにして、髪の毛を上から下に向かって軽くテンションをかけながら伸ばしましょう。

キューティクルが同じ方向に整うように意識してください。このときにブラシを使えば好きな形にアプローチすることができます。

ヘアアイロンを使用する

ヘアアイロンは手っ取り早く艶髪をつくれて、スタイリングもできてしまう最強のアイテムです。

アイロンの熱によってキューティクルを整える作用があり、スタイリング剤を使わなくても、光をきれいに反射する艶を生み出すことができます。

手間いらずでスタイリングしなくても済むという理由でパーマをかけている方も多いですが、度重なるパーマは髪の毛を傷めることにもつながります。

艶を出して、なおかつ好みのフォルムを自分で作り出せるという点において、断然パーマよりもヘアアイロンをおすすめしています。

自分の個性に合ったスタイリング剤を使う

ヘアスタイリングやアレンジの際に欠かせないスタイリング剤は、最近は同時にトリートメントできるようなタイプも増え、大人の艶髪にとっては味方にすれば心強いアイテムですが、意外に苦手だと思っている方も多いようです。

髪の毛は肌と同じく、年齢とともに老化します。これまでうねりや乾燥に悩んでいる方も多いかもしれません。

髪の毛の質感や仕上がりで悩み、あきらめているのなら、年々使用感も仕上がりも進化しているスタイリング剤を是非活用してみてください。

スタイリング剤を見極めるポイントは、形状の異なるそれぞれのスタイリング剤の特徴や使用感、どんな仕上がりに適しているかを知ることが大切です。

ミルクにオイル、クリームにスプレー、最近はパウダーも新カテゴリーとして登場し、さらに髪質に合わせてタイプ別にラインナップしていますので、自分の髪質や形状に合わせて使いましょう。

艶のある髪の毛でオシャレを楽しもう!

いかがでしたでしょうか?この記事では女性の髪の毛に艶を与える5つの方法について解説してきました。

髪の毛の艶というのは、その日限りのケアではなく、日ごろのヘアケアをしっかりし続けることによって内側からにじみ出てくるものです。

今回この記事でご紹介した内容を元に、日々しっかりとケアを習慣化することによって、艶のある美しい髪の毛を手に入れることができます。

乾燥やうねり毛で悩んでいて艶を出したい方は是非この記事を参考にして、悩みを解決してくださいね!