ヘアケア

髪色が持つ女性のそれぞれの性格とは

オシャレのためにヘアカラーをしている女性も多く見るようになりました。

髪の毛の色はその人の印象を映し出すだけでなく、着ている衣服やメイクのイメージまで変えてしまうものですので、自分に合ったカラーをしなければ、落ち着かない印象になってしまいます。

また、髪の毛の色には様々な性格が隠れていますので、髪色が持つそれぞれの性格を理解することで、自分のイメージに合ったヘアカラーができます。

そこでこの記事では、ヘアカラーの基本的な知識を解説したうえで、髪の毛の色が持つ性格をご紹介していきますので、これからどんな色に染めようか迷っている方は是非ご一読ください。

ヘアカラーの種類

ヘアカラーといってもその種類は目的や手段によって様々です。

「白髪染め」、「ブリーチ」、「ヘアマニキュア」の3種類が主にヘアカラーとして扱われているものですので、一つずつ具体的に特徴を解説していきたいと思います。

白髪染め

髪の毛のキューティクルを開いてメラニン色素を脱色し、色を入れ込む手法です。

この方法は黒髪用のヘアカラーと白髪染め、どちらも同じです。

ただし使っている染料が違うため、白髪のある人が黒髪用を使っても染まらなかったり、自然な仕上がりになることも。

白髪染めには全体染めのほか、伸びてきた部分だけを染められる部分染めがあります。

ブリーチ

染めるのではなく、脱色剤を使って髪の毛の色素を抜くことです。

髪色が確実に明るくできるため、ヘアカラーを入れる前処理としても使われます。

髪の毛のキューティクルを強制的に開いて、メラニン色素を分解するため、髪の毛や地肌へのダメージは大きいです。

最近ではスプレータイプやトリートメント効果のあるブリーチなど、様々な種類があります。

ヘアマニキュア

脱色をせずに、髪の毛の表面をコーティングするように染色してツヤを出す方法です。

内部まで浸透しないので、髪の毛へのダメージが少ないのがメリットです。

ただし髪色が明るければ色が入りやすいものの、元の髪色が暗いと発色しにくく、黒髪だと少しニュアンスが変わる程度です。

シャンプーのたびに色が落ちていき、2~3週間で元の髪色に戻ることが多いです。

主な染め方

ヘアカラーには3種類の染め方があります。

染めたい髪色や明るさによってその手法は変わりますので、自分がしたい髪色の染め方を認識しておきましょう。

ハイライト

地毛よりも明るい色で部分的にカラーリングする方法です。

くっきり色の強弱をつけた毛束をメッシュ、自然な立体感を出すため明るく筋を入れることをハイライトと呼ぶことが多いです。

ローライト

地毛よりも暗い色で部分的にカラーリングする手法です。

髪の毛に立体感が出たり、引き締まって見えます。

また、落ち着いた印象になるため、全体染めで明るくなりすぎてしまった時にも便利です。

メッシュ

地毛と違う色を根元から入れる手法です。

最近では若い人たちの間でメッシュに染めることが流行りつつあります。

地毛よりも明るい色を使うことが多く、髪の毛に動きが出て軽く見えるのが特徴的です。

全体染めに比べれば髪の毛への負担が少ないため、あまり染めたくない人にも向いています。

なりたいイメージ別カラーチャート

ここで、あなたがなりたいイメージに合わせて似合うカラーバリエーションを見ていきましょう。

明るい暖色系なら「フェミニン」

ロマンチックな仕上がりが特徴的な「フェミニン」。

女らしさをアップしたい方、華やかでかわいらしいイメージにしたい人におすすめです。

色味は暖色系のピンクやブラウンやオレンジベージュなど、明るさの明度は8~10レベルです。

明るくてちょい寒色系の「グラマラスエレガント」

自分の個性を強く出したい人、外国人風の髪色になりたい人、パッと目を引くスタイルを目指す人におすすめです。

少し目立ちますが、色味はアッシュ、ベージュ、イエローで、明度は9~12レベルです。

それなりに染めたい人は「ナチュラル」

あまり派手過ぎるのは苦手な人、様々なファッションを楽しみたい人は、ナチュラルがおすすめです。

色味はブラウンやベージュベースなど、あまり色味の強くない色を選びましょう。

明度は6~9レベルです。

暗いイメージをまとわせたい人は「モード」

落ち着いたイメージに仕上がるのが「モード」です。

クールさを演出したい時におすすめ。

明るい髪色にしなくても個性が出せるカラーとなっており、色はバイオレットやパープル、明度は6~7レベルです。

ヘアカラーのコツ

一般的に言われる、日本人の髪の毛に一番馴染みやすい明るさレベルは8レベルです。

ヘアカラーを選ぶときは8レベルをベースとして、なりたいイメージに合わせて色味や明るさを決めましょう。

ヘアカラーを違和感なくなじませたいのであれば、瞳の色と合わせるのが基本。

瞳の色が濃い人は8レベルよりも低い方が似合いやすく、薄い人は高い人の方が似合いやすいです。

女性の髪質は日々変化する

日々鏡を見ていても、あまり変わらないように見える髪質や毛量ですが、実は知らないうちに変化することがあります。

女性の髪質が大きく変わるタイミングが初潮・出産・閉経です。

これは女性ホルモンのバランスが大きく変動するのが原因です。

人それぞれ変化の大きさの違いはあると思いますが、特に閉経前後の40代後半から50代にかけて、髪の毛のキューティクルが開きパサついた乾燥毛になる、ツヤが失われる、縮毛っぽいチリチリの手触りになります。

また、切れ毛や抜け毛が多くなるなど、目に見えてネガティブな変化が増えていきます。

髪質変化の原因

髪質変化の原因は、他にも無理なダイエットによる栄養不足、毛穴のつまり、繰り返すカラーリングやパーマ、ストレス、ドライヤーの熱などが挙げられますが、ホルモンバランスによる髪質変化だけは、避けようにも避けられません。

まずは昔の自分のイメージにとらわれないで、今現在の自分の髪質や毛量を正確に知り、受け入れるところから始めましょう。

その上で、少しでもキレイに見せるポイントを見つけていくのが大事です。

白髪はこまめにカラーリング

白髪については、こまめにカラーリングをするしかありませんが、最近では徐々に染まるトリートメントタイプのホームカラーなども出てきましたので、次に美容院にいくまではそういったものでしのぐのもいいでしょう。

また、目立つ白髪は、液が乾いてきて捨てる寸前の目元用のマスカラが役立ちます。

捨てずにとっておいて、生え際や分け目などの目立つ短い白髪にさっと塗ると、瞬間的に白髪を隠すのに便利です。

また、薄毛に悩んでいる方は、手っ取り早くふわっとボリュームアップさせるために。パーマをかけるのがいちばんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カラーリングには様々な種類と手法があり、自分のなりたいイメージや希望の色合いを出すには、適切な方法でカラーリングをする必要があります。

また、カラーリングはキューティクルを開いてメラニン色素を抜く方法があり、髪の毛に負担がかかってしまいます。

なので過度なカラーリングは控えるようにしましょう。

髪色はその人の第一印象を決める大切な要素となり得ます。

自分の印象にあった髪色をまとい、是非イメージチェンジしてみてください!