年齢を重ねるごとに、髪の毛の1本1本がとても貴重な存在に思えてきますよね。
それもそのはず。
髪の毛は、年齢を重ねるごとに1本1本が細くなって抜けやすくなり、遠目で見ても「薄毛さん…?」と思われてしまうような変貌を遂げてしまう可能性があるのです。
だからこそ、若い頃から髪の毛を労わる生活を送り、1本1本の髪の毛をいつまでも大事にしていく必要があるのです。
では、髪の毛1本1本を大事にするためには、どのようなヘアケアが必要なのでしょうか。
具体的に説明していきます。
Contents
髪の毛1本1本を守るために必要なヘアケアは?
大事な髪の毛は、1本1本しっかり守ってあげたいですよね。
だからこそ、日々のヘアケアが必要になってきます。
髪の毛を守っていくには、長期戦を覚悟しなければなりません。
というのも、健康な頭皮の場合、髪の毛の発育サイクルは3~6年ペース。
今ある髪の毛を守るため、次に生えてくる髪の毛を守るためにも、3~6年の長期戦を見込んでおく必要があります。
だからこそ、苦に感じないレベルのヘアケアを毎日続けていく必要があるのです。
最初は、慣れない作業に大変な思いをするかもしれません。
しかし、それが日に日に体に染み付き、特別だったヘアケアが当たり前のヘアケアになったら嬉しいですね。
髪の毛を守るヘアケア【内側ケア編】
1本1本の髪の毛を美しく保つためには、体の内側からキレイになる必要があります。
ここからは、髪の毛を守るヘアケアの中でも、内側のケアについて説明していきます。
とても簡単なことばかり紹介しますので、ぜひ今日から実践してみてくださいね。
栄養バランスを考慮した食生活にする
栄養バランスを考慮した食生活にすることで、体の内側からキレイになり、結果として美しい髪の毛を手に入れることができます。
私たちの髪の毛は、健康のバロメーター。
だからこそ、栄養バランスが整った食事をすることで、体の内側から健康になり、その結果として健康な髪の毛を手にすることができるのです。
また、今生えている髪の毛も、健康のまま維持できるので、枝毛や抜け毛になる心配も最小限で済みます。
3食きちんと食べることはもちろん、髪の毛に必要とされているたんぱく質・亜鉛・ビタミン類などを積極的に摂取していくことを心掛けましょう。
睡眠時間を最低6時間は確保する
最低6時間の睡眠時間を確保することで、成長ホルモンが分泌し、結果としてキレイな髪の毛が生えてきてくれます。
したがって、どんなに忙しくても、6時間という最低限の睡眠時間は確保できるような生活を習慣化していきましょう。
さらに、髪の毛のためには、22時~翌2時までの4時間を、睡眠時間に充てている必要があります。
この4時間は、髪の毛のゴールデンタイムといわれており、髪の毛の成長ホルモンの分泌が最も盛んになる時間。
したがって、22時~翌2時の4時間を含めた最低6時間睡眠を確保できる生活を身に着けていく必要があります。
寝室に入ってもなかなか寝付けない方、深夜に何度も目覚めて熟睡ができないタイプの方などは、日中の生活を変える必要があるかもしれません。
スマホやパソコンを見る時間を減らしたり、食事や入浴の時間を変えてみたりして、熟睡できる環境を作っていきましょう。
適度な運動を心掛ける
適度な運動を心掛けることも、髪の毛を守ることに繋がります。
私たちの髪の毛は、食事で摂取した栄養によって作られています。
その栄養は、血液の流れとともに頭皮に到達するのですが、血液循環が悪いことで頭皮に十分な栄養が行き渡らず、健康な髪の毛が生えてきてくれなくなります。
これを防ぐためには、血液循環を良くすることが大事です。
そのためにも、適度な運動を心掛け、常に血液を循環させる必要があります。
ただこれには、適度な運動を継続して行う必要があります。
したがって、運動が苦手な方でも毎日苦を感じることなく続けられるよう、ウォーキングやラジオ体操など、簡単なものを日常生活に取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか。
ストレスを溜め込まない
ストレスを溜め込まない体質作りも、髪の毛の健康には必要です。
というのも、強いストレスを感じてしまうことで、体の血液循環が悪くなってしまうのです。
健康な髪の毛を生やしたり維持したりするためには、血液循環が良いことが最低条件です。
したがって、強いストレスを感じているということは、髪の毛に栄養が十分に行き渡っていない証拠。
その結果として、抜け毛や切れ毛、白髪などのヘアトラブルが発生してしまいます。
適度なストレスは健康のために必要といいますが、過度のストレスはその逆です。
髪の毛のみならず健康面を考慮しても良くないことなので、ストレス解消法を見付け、適度にストレスを発散できる生活を心掛けましょう。
髪の毛を守るヘアケア【外側ケア編】
髪の毛を守るためには、外側からのヘアケアも欠かせません。
ここからは、外側から行いたいヘアケアについて説明していきます。
シャンプーやトリートメントを見直す
毎日使っているシャンプーやトリートメント。
含有されている成分や効能は、あなたの髪質に合っているものでしょうか。
それを今一度、確かめてみてください。
たとえば、あなたが剛毛さんにも関わらず、細い髪質用のシャンプーやトリートメントを使用していたら、いくら気を使ってシャンプーをしても髪質が変わる効果は見込めません。
また、年齢と共に髪質も変わってくるので、長年愛用しているシャンプーがあるという方も、お使いのシャンプーやトリートメントの成分や効能を確かめてみてくださいね。
タオルドライをする
髪の毛1本1本を守るため、濡れ髪はタオルドライで乾かすようにしましょう。
タオルドライの方法は、髪の毛をタオルとタオルの間に挟み、軽く手でポンポンっと叩いてあげるだけ。
とても簡単ですよね。
間違っても、タオルでゴシゴシ拭いてはなりません。
タオルでゴシゴシ拭いてしまうと、濡れた髪の毛同士が絡まってしまうだけでなく、髪の毛の保護膜であるキューティクルを傷付けてしまうことにも繋がるので注意してください。
洗い流さないトリートメントを付ける
洗い流さないトリートメントを付けることも、髪の毛を守ってあげる行為のひとつです。
洗い流さないトリートメントには、いくつかの種類があるので、ご自身の髪質やなりたい髪質に合わせて、使う種類を分けていく必要があります。
たとえば、ヘアアイロンなどで頻繁に熱を加えている方は、熱ダメージに効果があるとされているオイル系の洗い流さないトリートメントを使ってあげると良いでしょう。
脂性肌で頭皮も脂っぽい方は、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントであれば問題なくご使用頂けるはずですよ。
自然乾燥は止めてドライヤーで乾かす
入浴後の自然乾燥は止め、ドライヤーでしっかり乾かしてあげるようにしましょう。
ドライヤーの熱で乾かすことで、髪の毛が傷んでしまうのではないか?とお思いの方も多いでしょう。
しかし、髪の毛が最も傷んでしまうのは、濡れ髪のまま放置してしまうこと。
したがって、ドライヤーの熱よりも自然乾燥のほうが髪の毛が受けるダメージは大きいのです。
入浴後は、ヘアケアだけではなく、スキンケアなどで忙しいですよね。
しかし、髪の毛のことを思えば、入浴後30分以内には髪の毛を乾かしてあげたいもの。
できるだけ、スピーディーに事を進めていきましょう。
まとめ
この記事では、1本1本の髪の毛を守るために必要な、体の内側・外側からのケアについて説明しました。
髪の毛のことを思って良い生活を心掛けたとしても、その結果はすぐに現れてはくれません。
また、髪質が変わったとしても、それをキープできなければ意味がありません。
したがって、無理のない範囲内で行動をし、健康な髪の毛をキープしていく努力を継続してくださいね。