女性の薄毛

白髪が黄ばむ?!薄毛女性も参考にしたい防止策とは?

白髪が黄ばむ?!防止策は?

白髪は白い髪の毛のことで、黒髪の色素が抜けた状態です。
ですので、文字通り白いはずなのですが、

「黄色っぽい」
「真っ白にはならない」

などのお悩みの方も多いですよね。

歯やカーテンなどを思い浮かべて見るとわかるのですが、「白いイメージのものが黄ばんでいる」と清潔感が損なわれてしまいます。

今回はそんなお悩みをお持ちの方に、

・白髪はなんで黄ばんでしまうのか
・白髪の黄ばみを予防する方法
・白髪が黄ばんでしまった時の対処法
・黄ばんでしまった白髪をそのままにおしゃれに見せる方法

などをご紹介したいと思います。

白髪はなんで黄ばむの?

白髪が黄色っぽい人と、真っ白な人といますよね。その違いは何なのでしょうか?

白髪が黄ばんでしまう原因には

・もともとのその人の持っている色素
・パーマ剤で黄ばんでしまう
・日焼け
・喫煙

などの原因があると考えられています。

その中でも1番の要因になるのはもともと持っている色素です。

メラニン色素は

・ユウメラニン
・フェオメラニン

の2種類が存在します。

ユウメラニンは黒色の色素、フェオメラニンは黄色の色素です。

日本人は圧倒的にユウメラニンの黒色の割合が多いので黒髪に見えるんです。
絵の具をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。

しかし、白髪になる際に黒色のユーメラニンが抜けてしまうので、黄色のフェオメラニンが残ってしまうため、黄ばんで見えてしまうんです。

このメラニン色素の割合は人によって個人差があるので、黄身の強い人ほど白髪になって黒い色素が抜けると黄ばんで見えてしまう、ということになります。

また、パーマをかけることでパーマの薬剤で黄ばんでしまう場合も。

パーマの薬剤にはアルカリ性の成分が含まれているものがあります。

そういった種類の薬剤を使用してパーマをかけると、洗い流しが十分でなかったりした場合、アルカリ成分が髪の毛に残ってしまうことがあると言われています。

その状態で仕上げにドライヤーをかけると、ドライヤーの熱でアルカリ成分が変化し、黄ばみのもとになってしまいます。

しっかりと洗い流していれば防げることなので、洗い流しが足りないな、と感じたらドライヤーをかける前に美容師さんに伝えて、よく流してもらいましょう。

美容院ではパーマの後にただシャンプーをするだけではなくアルカリ濃度を中和する「中和剤」を使用していることがほとんどです。

自宅で自分でパーマをかけている人は中和もしっかり行いましょう。

そして、日頃の日焼けや喫煙週間でも黄ばんでしまうこともありますので、生活習慣にも気を使いたいですね。

白髪が黄ばんでしまったら

もし、白髪がすでに黄ばんでしまった場合はどうすればいいのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。

ブリーチする

白髪をブリーチで脱色ってなんだか不思議な感じがしますが、脱色で黄色い色素も抜いていくとキレイなシルバーヘアになります。

これは白髪の黄ばみ専用の脱色剤を使用するので、セルフで脱色したいという人は気をつけましょう。

白髪の脱色には知識も技術も必要なので、基本的にはヘアサロンでの施術がおすすめです。

また脱色なので、白髪の生えている部分のみピンポイントで色を抜くのは難しいです。白髪の量が増えて、全体的にシルバーヘアにしたい場合など限定になります。

また、ブリーチなので髪の毛が伸びてきたらまた脱色する必要があります。白髪は黒髪の中心部分から黒い色素が抜け、空洞になっているので黒髪よりも構造的にもろいと言われています。

ですので、頻繁に脱色を続けると髪の毛の傷みの原因になってしまいます。

補正する

白髪の黄味を反対色で補正してあげると、白髪の黄ばみが目立たなくなります。

目の下のクマが気になる時、そのクマにあった反対色で補正しますよね。

それと同じ原理で、消そうと厚塗りするのではなく反対色でカバーしてあげると脱色しなくても、白髪の黄ばみをカバーするこも可能です。

黄ばんだ白髪の反対色は青紫になります。

白髪をパープルに染めているご婦人を見かけますが、ただパープルが好き、おしゃれ、というだけではなく、黄ばみカバーの効果もあったんですね。

おばあちゃんたちが髪の毛を紫に染めるのには訳があったなんてびっくりですね。

ヘアサロンでぱきっとしたキレイな紫に染めなくてもムラサキシャンプーを使用すれば目立たずに白髪の黄ばみを補正することができます。

紫シャンプーは今流行っているピンクシャンプーの紫バージョン。

いつものシャンプーをこのムラサキシャンプーに変えるだけで、あとは洗ったら5分ほど待って洗い流すだけです。

染めるようにはすぐに色が乗らないので、何回かシャンプーをする必要がありますが、白髪の補正が目的の場合、この1回では濃く染まらないという点はとてもメリットとなります。

色が乗ってきたな、とはっきりわかる手前で普通のシャンプーに変更すれば「紫ではないけど黄ばみは補正できている」髪色にすることができます。

紫と一口に言っても、いろいろな紫があります。黄ばみを補正しやすいのは青に近い紫です。

薄い色よりも濃い目のほうがキレイに補正することができます。ムラサキシャンプーも色々なメーカーから販売されているので、1度お試ししてみてはいかがでしょうか?

何回かシャンプーしながら、自分の好みの色加減で終わりにすることが出来るの嬉しいですね。

黄ばんだ白髪をおしゃれに見せる方法

では、白髪を紫には染めたくない、脱色もしたくない、などの場合はどうしたらいいのでしょうか。

紫も脱色もしたくなくても白髪ヘアをオシャレに過ごしたいですよね。
そんな方のために白髪ヘアのアレンジ方法をご紹介します。

あえて黄身よりのカラーにしてみる

あえて黄みの強いカラーで染めることで、地の黄色を活かすことができます。
そうすることで白髪というよりは金髪に近い、おしゃれなヘアカラーになります。

たまにはいつもと違うカラーリングで冒険してみてはいかがでしょうか?最近では「白髪の黄ばみ専用のシャンプー」も販売されています。

これならシャンプーするだけでいいので、不器用な方でも簡単にカバーすることができますし、カラーリング剤のように準備や後片付け、待ち時間などもありません。
日中忙しい方などにおすすめです。

全体でコーディネートする

黄ばみが気になる人で1番多かった理由は「清潔感がない」ということでした。

黄ばんだものって、経年劣化したようなイメージになってしまいます。

手入れをしていない、というイメージにもつながってしまうので、黄ばみが気になるという人は、洋服やお肌のお手入れやコーディネートを「清潔な感じ」にするように心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

白髪が黄ばむ原因とその対処法などをご紹介しました。

白髪が黄ばんでしまうのには色々と理由がありますが、1番多かったのがそもそも個人差のあるメラニン色素。

その黄みの色素が黒いメラニン色素が加齢などで抜けてしまうことで目立ってしまうと言われています。

白髪の黄ばみ専用の脱色剤などもあり、ヘアサロンで施術してもらうと、びっくりするくらい真っ白に。

また、パーマも黄ばみの原因となるので、かける頻度などに注意しましょう。