白髪染めをすると、「白髪はキレイに隠れたけど全体的にのっぺりした印象」になってしまう、という悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか?
それでも白髪が目立つよりはマシだから、白髪染めをしているという方も多いと言います。
そんな悩みを解決してくれるのがハイライトカラーです。
白髪が目立たないだけではなく、立体的におしゃれに見せてくれるハイライトカラー。
今回はそんなハイライトカラーについてご紹介します。
Contents
ハイライトカラーって?
そもそもハイライトカラーってどんなカラーなのでしょうか?
ハイライトカラーは部分的に地の色よりも明るめのカラーを入れることです。
地というのは地毛の色ではなく全体的にカラーリングする地のカラーのことです。
おおざっぱに説明するとシマシマ(ストライプ)状に明るいカラーを入れます。
逆に明るい地に暗いカラーを入れていくことはローライトといいます。
このハイライトをいれることによって、立体感も出ますし透明感をだしてくれる役割も。
ハイライトの量は美容師さんに相談すれば細かく入れることも、ざっくりと入れることもできます。
好みの分量や位置を相談してから入れてもらいましょう。
位置も耳下から入れる場合や、毛先だけに入れる場合、全体的に入れる場合など様々です。
美容師さんによって得意なハイライトがありますので、予約の際に相談してみてもいいかもしれませんね。
白髪染めとハイライトは併用できる?
ハイライトはブリーチをしなくても入れることができますし、明るいカラーを入れるだけなので白髪染めと併用することもできます。
ただ、ヘアサロンでお願いする場合はカラー剤を2色使うことで追加料金やオプション料金がかかる場合もありますので、行く前に確認しましょう。
ハイライトカラーで白髪が目立ちにくい
ハイライトカラーを入れると、白髪が目立ちにくくなります。
全体を明るい色にするのではなく、一部を明るい色にするのでその明るめカラーに混ざって白髪も目立たなくなる、という仕組みになります。
白髪染めのようにのっぺりと全体を染めてしまうと、1週間から2週間経って色あせてきたり、色落ち、髪の毛が伸びて根元が目立つ・・・といったことが起こります。
ハイライトカラーでは、1ヶ月染めなかったとしてもハイライトカラーが馴染むので立体感も損なわず、いわゆる「プリン状態」も目立ちません。
なかなか染める時間がない、費用を抑えたい、という方にもおすすめです。
ハイライトカラーの種類
ハイライトカラーには色々な種類があり、カラーも
・レッド系
・ピンク系
・ブルー系
・パープル系
・グレー系
・シルバー系
・ブロンド系
など色々なカラーから選ぶことができます。
白髪をカバーしたい場合は薄めの色を選ぶといいですね。
白髪が多い人はシークレットで入れるのもおすすめ
ハイライトカラーは
・全体的に入れる
・毛先だけ入れる
・耳から下部分に入れる
・左右どちらか片方のみにアシンメトリーに入れる
・インナーカラーとして入れる
など色々な入れ方があります。
その中でも白髪に悩む人におすすめなのが、シークレットハイライトです。
シークレットという名前の通り、ハイライトが入ってるのか気づかないくらい細かく入れるハイライトのことです。
気が付かないくらい自然に馴染むのに、入れるのと入れないのとでははっきり違います。
立体感も出ますし、おしゃれなこなれ感も出すことができます。
ヘアアレンジしてもどうしてもおばさんぽくなってしまう、などの悩みを抱えている方や、ガッツリとハイライトを入れるのはちょっと・・・という方にもおすすめです。
シークレットで入れる場合は地のカラーとそんなに明るさの変わらないカラーがいいですね。
でも代わりがなさすぎるとハイライトの意味がなくなってしまうので、美容師さんに相談してみましょう。
ヘアサロンでのハイライトのオーダーの仕方
ヘアサロンでハイライトをオーダーする時の方法についてご紹介します。
まずヘアサロンに行く前にざっくりとどんな感じになりたいのか、イメージしておきましょう。
・どのくらいの分量でハイライトを入れたいのか
・どんなカラーで入れたいのか
・がっつり入れたいのか、控えめに入れたいのか
・ブリーチはするのか、したくないのか
・全体に入れたいのか、位置を決めて入れたいのか
このくらいをイメージして行きましょう。
きっちりと決めていかなくても美容室には雑誌や参考画像などがありますので、なりたいイメージを美容師さんと相談しながら決めましょう。
2色以上使用する場合は予約の時点でお知らせする必要のあるヘアサロンもありますので、よくチェックしてから予約しましょう。
セルフでできる?
なかなかヘアサロンに行く時間がない、行ける状況ではない、などの場合、できたら自分でセルフカラーをしたいですよね。
自宅でハイライトカラーを入れることができるのかどうかも、調べてみたところ「多少慣れが必要なものの、自分で自宅でもハイライトを入れることができる」ということがわかりました。
ただし、ブリーチ剤も使用しますので、ブリーチしたくない人はヘアサロンでプロにお願いしましょう。
セルフハイライトを入れる際に必要なもの
・クシ(柄が細く長いもの)
・ヘアクリップ
・アルミホイル
・ビニール手袋
・ケープ
・カラーリング剤
・ブリーチ剤
カラーリング剤とブリーチ剤以外は100円ショップでも購入することができます。
洗って保管するのが面倒な場合は100円ショップのものを使い捨てにする方も多いようです。
ケープやクシ・ビニール手袋はブリーチ剤やカラー剤に付属している場合も多いので、よく確かめてから購入しましょう。
ケープがない場合は大きめのゴミ袋に顔が入る穴を開ければOKです。
あとはひっくり返して捨てるだけなので楽ちんですね。
自宅でセルフハイライトを入れる方法
①洋服や肌に薬剤がつかないようにするためにケープをかぶります。
②髪の毛を後頭部から見て4つに分け、クリップで留めておきます。
③ハイライトを入れたい部分にアルミホイルを下からあてがいブリーチ剤を塗っていきます。
根元は避け、頭皮から2,3cmくらい離した部分から塗っていきます。
頭皮に付着してしまうと赤み、かゆみ、炎症などの原因になりますので気をつけましょう。
④ハイライトを入れたい部分のみブリーチ剤を塗っていきます。
ブリーチ剤の容器を確認して指示にある時間、放置します。
⑤指定された時間が経ったら、洗い流します。
⑥捨ててもいいタオルでタオルドライをします。
⑦乾かさずにそのままハイライトに入れたいカラー剤を塗っていきます。
今度は全体的に塗ってOKです。
⑧カラー剤に指定の時間放置して洗い流します。
⑨シャンプー、コンディショナーをしてタオルドライ、そしてドライヤーでしっかりと乾燥させたら完成です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
白髪を目立たなくさせるだけではなく、立体的におしゃれにカバーすることのできるハイライトカラーについてご紹介しました。
ちょっとコツは必要ですが、自宅でもセルフでできるハイライトカラー。
位置や量、色によって印象が変わってきますので、色々と試して楽しんでみてくださいね。