女性の抜け毛の原因として多い物は栄養不足・運動不足・睡眠不足です。
運動不足や睡眠不足は何となく改善ができそうですよね。
しかし栄養不足と言われてもどんな栄養を取れば良いのかわからないという人も少なくはないのではないでしょうか。
栄養を取らないきゃと頑張って栄養を取るとそれが原因で抜け毛が増えてしまうという事もありますし、なかなか栄養の話になると素人の私たちでは良くわからないと言う場合も多くあります。
しかし基本的に髪に必要な栄養と言うのは決まっているため、栄養のチョイスを間違えなければ問題はないと言えるでしょう。
取るべき栄養とは別に髪に良いと言われている食べ物も少なからずありますが、なんであの食べ物が髪に良いの?と思ってしまう人も多いですよね。
そこで今回は髪に良いと言われる食べの物秘密と、抜け毛予防に食べると効果的な食べ物をご紹介します。
Contents
髪に良いと言われている食品の秘密
髪に良いと言われている食品の代表はと言うと、わかめではないでしょうか?
わかめを食べると髪が生えると言う話を聞いた事があるという人も多いのではないでしょうか。
なぜ数ある食べ物の中からわかめがチョイスされたの?と思う人も多いでしょうが、わかめにはアミノ酸や食物繊維、ミネラルなどが非常に豊富に含まれているため、髪の毛の育成に必要な栄養をしっかりと補う事ができると言われています。
しかし最近の研究でわかめを食べても髪の毛は生えないとされており、わかめは髪に良いとは言えないと言っている人も多いようです。
しかし1つの食材が髪の栄養を全て補うなんてことはまずありませんので、わかめも髪の毛には良い食べ物で間違いないと言えるでしょう。
なぜ髪に良いと言われたの?
なぜわかめが髪に良いと言われてきたのかと言うと、それはわかめの形と色が関係していると言われています。
特にわかめの黒い色は髪の毛を連想させる色だと言われており、髪の黒々とした感じが似ていたため髪に良いと噂されたとされています。
また昔は食料にも差があり海の近くの方が食料が豊富だったため、山村部の人たちに比べると海周辺の人たちは髪の毛も黒々としていたようです。
そのためやはりわかめが髪の毛を生やすと言う噂が立ち、わかめは髪の毛に良いと今でも言われています。
しかし前出したように実際に豊富なアミノ酸などを含んでいたわかめですから山間部のアミノ酸などのミネラルが不足した人たちが食べると髪の毛が昔は生えていたのではないでしょうか?
というのも、山間部の食材よりも圧倒的に海の食材の方がアミノ酸などのミネラルは豊富ですし、山間部はミネラルが不足してしまいがちなためわかめを食べたらミネラルを補えたことで髪が育って生えた様なのです。
しかし最近は流通方法の発達によりどこでも簡単にミネラルを購入する事ができる為、わかめを食べたからと言って髪が急に増えるという事はまずないといえるでしょう。
しかし食べ合わせる食材によってはしっかりと足りない部分を補いあって栄養のバランスを整える事ができるために、食べ続ける事によってしっかりと髪が生える様になる可能性は十分にあると言えるでしょう。
抜け毛を防止する食べ物は?
わかめが何となく髪の毛に良い食べ物だという事はお分かりいただけたでしょうか?
ですが単品ではしっかりと力を発揮する事ができませんよね。
そこでおすすめするのが他の髪に良い食材と一緒に食べる事によって髪をしっかりと育成し維持する事ができるようになります。
抜け毛を防止する食べ物1・・・肉
抜け毛をしっかりと防止したいのであれば、まずはお肉を食べる事が大切です。
お肉を食べると食べると言うと、中には太りそうだという女性も多く肉を避けてしまいそうですが、髪の8割はたんぱく質で構成されているため、たんぱく質をしっかりと食べる事は髪の毛を育てる事に繋がります。
そんなたんぱく質の塊である肉ですが、食べる事は大切ですが、食べすぎには注意をするようにしましょう。
というのもお肉には脂質と言われる油も多く含まれています。
そのため脂質が増えていくとどうしても頭皮に油が浮いてしまうため、頭皮環境の悪化に繋がってしまい、抜け毛の原因を作ってしまう事になりますので、適度に食べるようにすると良いでしょう。
また赤身のお肉であれば脂質を抑える事もできますので、脂質が気になるようであれば赤身や鶏肉を選ぶと良いかもしれませんね。
抜け毛を防止する食べもの2・・・大豆
大豆の中にはイソフラボンが豊富に含まれているのですが、イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンによく似た働きをするためホルモンバランスが崩れてしまった場合などに効果的であり、ホルモンバランスを正常にしてくれる可能性を秘めている食材なのです。
特に女性は20代30代をピークに女性ホルモンが減少してしまい、抜け毛や薄毛が増えてきます。
これは女性ホルモンの減少により髪の毛の正常な育成ができなくなってしまう事が原因なのですが、一度分泌が減ってしまった女性ホルモンは回復をさせることは基本的にできず、元には戻せません。
そこでイソフラボンを摂取する事で乱れてしまったホルモンバランスを改善すると言う事は非常に効果的なため、髪のボリュームを回復させたいと思っている人にはおすすめの食べ物だと言えるでしょう。
しかし大豆を沢山食べるのは固くて大変ですから、なかなか食べるとなると抵抗がありますよね。
そこでおすすめしたいのが大豆を使った製品である豆腐や豆乳です。
大豆製品ならば食事の中の一品として使う事ができる為、効率よくイソフラボンを摂取する事ができますので一度試してみてはいかがでしょうか。
抜け毛を予防する食べ物3・・・アーモンド
アーモンドには豊富な亜鉛が含まれています。
亜鉛と聞くと牡蠣の方が豊富に含まれているから牡蠣が良いのでは?と思う人も多いかもしれませんが、牡蠣だと1年間を通して食べる事ができませんよね。
そこでおすすめする亜鉛を含んでいる食べ物はアーモンドなのです。
アーモンドであれば潰してサラダに混ぜる事も可能ですし、そのまま食べる事も可能ですよね。
亜鉛は特に普段の食事では不足しがちですので、しっかりと意識をして取る事が大切な栄養素です。
もしも亜鉛が不足してしまうとどうなるのかと言うと、髪が細くなってしまいコシのない髪になってしまいます。
実は海藻類にも豊富に含まれていますので前述しているわかめ等を食べるだけでも摂取する事は可能です。
しかし食べるためには調理が必要ですよね。
その点アーモンドならばコンビニでもおつまみとして売られている物もあり、わかめよりお手軽に食べる事ができますので、おすすめですよ。
毎食バランスを取る必要はない
バランスの良い食事と言うと、毎食毎食バランスを考えて食べる必要があるのかな?と考えてしまいますがそんな事は必要ありません。
というのも毎食のバランスを考えると大変ですし、髪の毛はその日に食べて即日育つというものでもないからです。
基本的に髪が生え変わるためには3か月から6か月必要ですので、1日単位もしくは週単位でバランスを考えて食べておけば6か月後には健康な髪の毛が生えてきます。
ですので毎日お肉とか豆腐を食べる必要もなく好きな物を食べながら楽しく抜け毛の対策を行う事がおすすめなのです。