乾燥や静電気のせい?髪が全然ツヤツヤにならないんだけど…と、悩んでいませんか?
シャンプーやトリートメントなど、できる手入れはしているのに改善されない。
その原因は、”栄養が不足しているから”かもしれません。
でも、髪のために何を食べたらいいの?と疑問に思っている人は、多いのではないでしょうか。
そんな悩みを抱えている人に、健康フードの”ナッツ”をおすすめします。
ナッツはダイエットだけではなく、髪にも良い栄養素が含まれているのです。
色々な種類がありますが、その中でも特に、髪の栄養になるナッツを5つ厳選しました。
食べ方や1日の摂取量についても、合わせて紹介しています。
この記事を読めば、ツヤ髪に効果的なナッツの種類や、食べ方、摂取量がわかります。
そのため、今よりも健康で、ツヤのある髪を育てられるようになります!
ぜひ、参考にして下さいね。
ツヤ髪におすすめ5つのナッツ
※大きさが違うため、カロリー・糖質は目安程度で見て下さいね。
・カシューナッツ
・カボチャの種
・くるみ
・ピスタチオ
・アーモンド
1.カシューナッツ (1粒9カロリー・糖質2グラム)
カシューナッツにはタンパク質が豊富なので、健康でツヤのある髪を作り出してくれます。1日の摂取量の目安は、およそ10粒ほどです。
髪は、ほとんどタンパク質で作られています。ですので髪の材料になるタンパク質は、必要不可欠。そのため、特にタンパク質の含有量が多いカシューナッツがおすすめなんです。
しかしナッツ類の中でも、カシューナッツはカロリーや糖質が高め。味や食感が食べやすいため、つい食べ過ぎてしまう可能性があります。
食べる時は必要な量だけ出す、などの工夫をした方がいいでしょう。
2.カボチャの種 (1粒2.8カロリー・糖質0.2グラム)
カボチャの種には亜鉛が豊富で、髪や頭皮の健康を維持しながら、髪の主成分のケラチン(タンパク質)を作り出してくれます。
1日の摂取量の目安は、およそ10~15粒ほどです。
亜鉛はビタミンCと一緒に食べると、吸収率が上がります。そのため、ヨーグルトや果物と一緒に食べたり、スープに入れたりするといいでしょう。
しかし、お茶などのタンニンと一緒に摂ると、吸収を阻害してしまいます。食べ合わせには、気をつけて下さいね。
カボチャの種は”パンプキンシード”とも呼ばれ、パンやお菓子でも使われています。
カボチャの種は糖質は低めですが、カロリーはそれなりにあるので、食べ過ぎに注意が必要です。
カボチャを買った時は、種は捨てず”洗って・ロースト(熱する)・殻を割る”、などの処理をすれば食べられます。
パンプキンシードは買うと、量は少ないのに金額は高いです…。自分で作った方が、買うよりも安くすみます。
3.くるみ (1粒27カロリー・糖質0.17グラム)
くるみにはビタミンAが豊富で、頭皮を健康な状態にしてくれます。
そのおかげで、ツヤのある髪を育てることができます。1日の摂取量の目安は、およそ7~8粒ほどです。
頭皮の状態で、生えている髪質も変わります。
野菜畑をイメージしてみて下さい。良い野菜が摂れる畑といえば、肥料がたっぷりの耕された畑ですよね。
頭皮と髪もそれと同じ。髪の質を良くするためには、頭皮も良い状態にする必要があります。
くるみは糖質が少なく、身体に付きにくい脂質(不飽和脂肪酸)のため、ダイエットに人気のナッツ。
甘くコーティングされている物もありますが、そのくるみを毎日食べると、糖質の摂取量が多くなってしまいます。
肥満の原因になるので、気をつけましょう。毎日食べるなら素焼き、などの甘くないくるみがおすすめです。
4.ピスタチオ (1粒3カロリー・糖質0.05)
ピスタチオにはビタミンB6が豊富で、髪の量を増やしてくれたり、ツヤのある髪にしてくれたりします。1日の摂取量の目安は、およそ20粒ほどです。
ビタミンB6は髪を増やすので、抜け毛で悩んでいる人にも、おすすめの栄養素です。
また、新陳代謝を高めてくれるので、体内の酸化(老化)を抑えてくれます。
そのため、ツヤのある髪や肌にしてくれるのです。皮脂の量も調節して、フケを改善する効果もあります。
ピスタチオは”ナッツの女王”と呼ばれ、栄養価がとても豊富です。
アイスクリームやつまみなど、多くの料理に使われています。風味がよく人気ですが、小さいため食べ過ぎてしまう可能性があります。気をつけた方がいいでしょう。
5.アーモンド (1粒6カロリー・糖質0.1)
アーモンドはミネラルが豊富なので、ツヤのある髪を育て、その状態の維持を助ける働きがあります。
髪だけではなく、頭皮にも良い栄養素が含まれています。1日の摂取量の目安は、およそ23粒ほどです。
ミネラルは”カリウム、リン、マグネシウム、カルシウムなど”、様々な栄養素をまとめた”総称”のこと。
身体を健康に保つのもそうですが、髪を育てたり、ツヤを出す栄養素も多く含まれています。そのため、ミネラルはツヤ髪に必要なのです。
アーモンドは手に入りやすく、そのままでも食べやすいため、人気があります。その反面、食べ続けている内に、飽きてしまう人も…。
そんな人には、アーモンドミルクをおすすめします。
豆乳のように、紙パックで販売されています。癖がなく飲みやすいので、牛乳の代わりに飲んだり、料理に入れてみたりしてはいかがでしょうか。
効果的にナッツを食べるには素焼き?生?
ナッツの栄養を壊さず、そのまま食べられる”生”の方が効果的です。
生は、加熱処理がされていないため、栄養はそのままあります。
しかし素焼き(ロースト)は加熱されているため、熱に弱い栄養素は壊れてしまうのです。
しかし、一部のナッツのポリフェノールは、加熱すると増えます。そのため、加熱をした方がいい場合もあります。
栄養は生の方ですが、湿気、カビ、消費期限が短いので、早く食べきる必要があります。
購入したら密封して、早めに食べるようにしましょう。食べきれない場合は、冷凍庫で保存しましょう。
生のナッツですが、レクチン(タンパク質)が含まれています。レクチンを多く摂取すると、吐き気や下痢を引き起こします。
そのため、食べる前に数時間は”水に浸けておく”必要があります。食べる前は忘れずに、水に浸して下さいね。
ローストは加熱してあるので、生のナッツと比べて、消費期限は長いです。
でもローストも湿気やすいため、保存には気をつける必要があります。こちらも購入後は密封容器に入れ、なるべく早く食べきって下さいね。
また、冷凍保存ができるので、ジップロックに入れて保存しましょう。こちらは、水に浸す必要はありません。安心して食べて下さい。
気をつけよう!ナッツ共通の3つのデメリット
ツヤ髪のために食べたいナッツですが、注意しなければいけないこともあります。
メリットだけではなくデメリットも知って、気をつけるようにしましょう。
カロリーが高い
食べ過ぎると危険
消化に悪い
1.カロリーが高い
たくさん食べると、カロリーが高くなります。ナッツ1粒で見ると、”カロリーや糖質が多い”とは、感じられないかもしれません。でも1日の摂取量くらいまで食べると、ご飯1杯分くらいのカロリーになります。ナッツ類は、基本カロリーが高いのです。
2.食べ過ぎると危険
食べ過ぎてしまうと、高カロリーや高脂質になるのはもちろんですが、アレルギーになる危険性が高まります。ナッツは、アレルギーの食べ物の中でも特に強いのです。そのため、たくさん食べると、ナッツアレルギーになってしまう可能性があります。気をつけましょう。
3.消化に悪い
消化に悪いため、胃の調子が悪くなる可能性があります。なぜなら、多くのミネラルや食物繊維を含んでいるからです。胃が弱い人は、よく噛むようにしましょう。
または食べる量を減らす、一日おきに間隔を空けて食べるなど、体調に合わせて食べ方を変えた方がいいでしょう。
まとめ
・ツヤ髪に6つのナッツがおすすめ
・栄養価ならローストよりも生!
・生のナッツは食べる前に水で浸そう
・デメリットもあるので食べる時は注意が必要
ツヤ髪の効果があるナッツについて、お分かりになりましたでしょうか?
ナッツはミネラルが多いため、髪に良い栄養素が豊富です。でも食べ過ぎてしまうと、アレルギーや胃もたれの原因になってしまいます。
生のナッツを食べる時は、数時間は水に浸す必要があります。
食べ方や量に気をつけて下さいね。
賢くナッツを食べて、ツヤ髪を手に入れましょう!