年齢とともに自分の似合う髪型というのは変わっていきます。
女性は常に艶のある髪の毛であるために様々なヘアケアを行いますが、その艶のある髪の毛を活かすためには、自分に合った髪型にすることが大切です。
そこでこの記事では、時代や年齢に合ったおすすめの髪型を一挙にご紹介していきます！
ヘアスタイルを変えるには少しの勇気がいりますが、艶髪をさらに美しく見せるために、是非参考にして実践してみましょう！
ロングヘア
「最近毛量が減ってきた…」「パサつきが気になる…」ロングはそんな悩みが悪目立ちしやすい髪型です。
毛量が少ないとさみしく見えるし、長さがある分パサつきも目立ちます。それをカバーしてくれるのが、やや重めに仕上げたAラインのシルエット。
まず大切なのは、毛量を減らし過ぎない事です。もし減らす場合は、レイヤーを表面を入れるとパサついて見えがちなので内側だけ減らします。
そして耳ラインから下にパーマをかけ、ボリュームを出すのがコツです。
しかし、ロングでパーマをかけると女っぽくなるのが悩みの一つではありますが、そんな時は前髪を短く切り、顔周りの髪の毛を短くすると、ヘアスタイルに動きが出てカジュアル度がUP。
スタイリングもカールを少し広げて、ラフに仕上げれば、若いころだけと思っていたロングヘアにも再挑戦できます。
セミロングヘア
忙しくてなかなか美容院にいけない人でも、セミロングなら結んでしまえば邪魔にならないし、ロングよりも短い分、お手入れが楽です。
しかし動きがつけにくく、地味に見えがち、という難点があります。
動きを付けるにはレイヤーを入れるのがいいでしょう。でも高い位置に入れると軽くなり過ぎて今っぽくない印象になってしまいます。
低い位置に入れ、やや重めに仕上げるのが旬。こうすると動きも出やすいし、中間にくびれができるのでおすすめです。
このくびれとシルエットがあるとシルエットにメリハリが出て、顔までキュッと引き締まって見えるのでその違いに驚くでしょう。
そしてさらに華やかさを加えるため。耳ラインより下の髪の毛をデジタルパーマで大きめのカールに。
毛量がすくない人も、ストンと平たんな髪型に飽きてしまった人、このカット＆パーマ術で上級セミロングに変身してみましょう！
ミディアムヘア
定番人気のミディアムヘアはスタイルの幅が広く、フェミニンにもカジュアルにも転べるところが魅力的です。
しかし幅が広すぎて、大人の女性にはどんなスタイルが似合うのか悩むこともあります。
大人はふんわりとした丸みのあるスタイルがおすすめです。この髪型、上半分は丸みの出るレイヤーと別々のカット方法で切っています。
そのため毛先に動きがありつつ、まとまりの良いシルエットが完成します。
さらに前髪を切ると若々しく見えますが、短くし過ぎると逆に老ける場合もありますので、長さは目の上～眉の間がベストです。
スタイリングの時、隙間を開けると抜け感が出てバランスが良いです。
ミディアムヘアの長さはまっすぐおろしても斜めに流してもいい感じに仕上がりますので、簡単に印象チェンジできるのが特徴的です。
ボブヘア
ボブヘアはどの年代からもオーダーが多くて一番人気です。
しかしボブは毛量が多く、厚みのある髪の人に似合う印象があります。年齢を重ねてボリュームが減ってきた髪の毛でもボブヘアが似合うかどうかわからないという方も多いのではないでしょうか？
もちろん、毛量が少ない人は丸みが出るグラデーションカットを施してから、デジタルパーマをかければふんわりとしたボリュームが出ます。
それからトップに少しだけレイヤーを入れて動きを表現しましょう。
レイヤーは入れすぎるとパサパに見えがちですので、必要最小限にとどめ、ほどよく艶感のある仕上がりを実現してます。
また、ミディアムと同じく前髪を切るのもポイント。前髪は厚めに切り、やや短くそろえ気味にカットします。
こうすると目力がアップして、さらに若々しく見えます。目元をさりげなく強調できるので、最近目力が弱まってきた…とお悩みの人にも最適な髪型です。
丸顔をカバーする髪型
丸顔をカバーするなら縦長のシルエット、と安易に考えがちです。しかし縦長にこだわり過ぎてストンとした髪型にすると、かえって丸さが悪目立ちする場合も。
一番すっきり見えるのはひし形のシルエットです。しかし耳横の髪の毛が広がってしまうと、余計に顔が丸く見えます。
肩ライン付近が一番広がるよう、重心の低いひし形にするとバランスがいいです。
とはいえ顔の形を完全にカバーできるわけではありませんので、エアーウェーブでカールをつけ、華やかさを演出。
フォワードとリバースのミックス巻きで、リバースの分量を多くすると、エレガントな雰囲気になります。
また、前髪が短すぎると顔が前面に出て、丸さが強調されるので目にかかるくらい長めに切ります。
やわらかく顔にかかる前髪は、顔をさらに細く＆小さく見せる効果もあります。
ベース型をカバーする髪型
ベース型をカバーする場合は、一番おすすめの長さはボブ。なぜならボブは、顔の横にボリュームを出しやすい＝エラの張っている部分を隠しやすい長さなのでおすすめです。
まずはグラデーションカットで丸みのある、やや重めのスタイルにしましょう。
顔周りの髪の毛を短くするとえらが強調されてしまいますので、あえて残しておくことをおすすめします。
よりボリュームを出すために、全体の下半分にフォワードとリバースのミックス巻きで、パーマをかけ、ふんわりと広がりを出します。
そして大切なのが仕上げのスタイリング。ライトワックスを毛先から揉みこむようになじめ佐瀬、ボリュームを出します。
このときエラはり部分を覆うように、顔周りの髪の毛を前に持ってくるのがポイントです。
フェイスラインにふわっとかかるカールのおかげで、顔型をかばーできるだけでなく、全体の印象まで優し気に見えます。
逆三角形をカバーする髪型
あごがほっそりしている逆三角形は繊細なイメージがあり、神経質に見られることも。また、頬骨が目立つのでこけて見えやすいのが特徴的です。
これをカバーするには、まずあごの周りにボリュームを出すことが大切。ここがタイトだと骨格が目立ってしまいますので、デジタルパーマなどで毛先を中心にゆるいカールを付け、貧相なイメージを解消しましょう。
例えばショートやボブでも、襟足を残してカールを付ければOKです。
そして逆三角形顔のもう一つの悩みは顔の下半分が細い分、上半分が広く見える＝頭が大きく見えること。
そこで上半分はなるべく広がらないようにして全体のAラインのシルエットに仕上げますあまりにも広がる場合は内側の毛量を減らしてボリュームダウンするのも手です。
これで全体的にバランスの良い顔型に見えるはずです。
まとめ
年齢を重ねたからといって、「もう○○歳だから…」と何かをあきらめる必要はありません。
それに年齢を重ねた女性の魅力は、経験を積んでセンスを磨かれ、見た目も内面も程よく成熟しているところです。
ヘアスタイルを変えるのは勇気がいるかもしれませんが、扉を開けてみるとそこには今までとは違う、新しい自分がいるはずです。
それでも、ガラッと変えるのには少し抵抗がある方は、髪型を変えるのではなく、簡単なヘアアレンジから始めてみてはいかがでしょうか？
この記事でご紹介した髪型を参考に、自分に似合うヘアスタイルを見つけてくださいね！
