私たちは普段、年齢を掲げて歩いているわけではありません。
しかし、「あの人は40代半ばかな」「あの人は60代かしら」と判断しているのは、見た目で判断している部分が9割という研究データがあります。
その見た目で判断する場合の判断材料になっているのが髪の毛なんです。
ですから、その髪の毛が若々しければ若く見え、年齢を重ねたであろう髪の毛だと判断されれば老けて見えるということになります。
今回は
・髪の毛のツヤで見た目年齢に差が出るのか?
・若く見せるためにはどうしたらいいのか?
・髪の毛で見た目年齢に差がでる原因
についてご紹介したいと思います。
Contents
髪の毛のツヤで見た目年齢に差が出る?
ある研究データでは女性の年齢を判断する材料は
・肌:4割
・髪の毛:4割
・服装:2割
という結果に。
肌と同じくらい、髪の毛は見た目年齢の判断材料にされていることがわかりました。
では、髪の毛のどの部分を見て判断しているのでしょうか?
・白髪があるかどうか
・毛先が乾燥していないか
・ツヤがあるかどうか
・手入れされているかどうか
の4つが主な判断基準になっているようです。
実年齢に関わらず、お手入れされていないボサボサだったり、長い間カットされていない髪の毛は老け見えしてしまうということになります。
自分が他の女性の年齢を予測するときのことをイメージするとわかりやすいですね。
驚くことに服装で年齢を判断している人があまりいないという結果でした。
ということは、若々しい服を着ていても、年齢よりも落ち着いた服を着ていても、よほどズレた服装でない限りはあまり関係がない、ということですね。
いくら素敵な洋服を着ていても、髪の毛で判断されてしまうのは悲しいもの。
肌ツヤや髪の毛が傷んでいないかどうか、きちんとお手入れされているかどうかのみで決まると言っても過言ではないかもしれません。
逆に言えば、お顔のシワがあっても髪の毛がツヤツヤであれば、見た目年齢を若く見せることが可能ということになります。
顔のシワやほうれい線はすぐに消えるものではありません。
シワを消そうとしたら、お金もかかりますし、年齢や深さによっては医療の手を借りなければいけない場合も・・・。
しかし、髪の毛のツヤは1日では無理でもお手入れをすれば必ず戻ってきます。
見た目年齢を若くするために、頑張って髪の毛のお手入れをしてツヤをアップさせましょう。
髪の毛のツヤあり、ツヤなしでどうして老け見えするの?
では、どうして髪の毛にツヤがないと老け見えしてしまうのでしょうか。
人間も動物も、加齢によって毛の脂分が少なくなってくるので、毛がぱさついてきます。
それを経験値として知っているので、「髪の毛にツヤがない人」=「年を取った人」という図が出来上がっているのです。
お肌もそうですね。
お肌や髪の毛の油分、水分量ともに加齢によって少なくなってくるので、ツヤがあるということは、油分も水分もある若い人だと認識されるのです。
また、マンガやアニメなどをよく見る方はお気づきの方も多いと思いますが、若い人や子供などの人物を書くときは髪の毛にもツヤがあるように描いている場合が多いです。
そして、老人を書くときは髪の毛が白いのはもちろん、髪の毛にツヤが書き込まれていません。
ツヤを描かないことで、加齢を表現しているんですね。
このことからもわかるように、髪の毛のツヤは見た目年齢に大きく関係してきます。
老け見えさせない!10歳若く見えるツヤの出し方
老け見えさせないためには
・髪の毛のパサつきをなくす
・乾燥による広がりをなくす
・艶を出す
この3つが大切なことになります。
髪の毛がぱさついている、乾燥しているということは傷んでいるということ。
お手入れをしていない感じが出てしまうので、トリートメントなどでも修正できない場合は、思い切って短くカットしてしまってもいいかもしれません。
短くしたくない場合でも、毛先だけでもキレイに揃えてもらいましょう。
数ヶ月カットしていない髪の毛は毛先が先細りになり、長さもバラバラに。
それがお手入れをしていない証になってしまうので、清潔感も失ってしまいます。
面倒に感じるかもしれませんが、カットはこまめに行いましょう。
そして、いくらツヤを出したいからと言っても、ヘアオイルをたっぷり塗ってしまうのはNGです。
ギトギトになってしまい、不潔に見えるのはもちろんですがボリュームも抑えられてしまい、ぺったんこになってしまいます。
髪の毛のボリュームがないのも老け見えの原因になってしまうので、ヘアオイルの量には気をつけましょう。
少ないかな、と思うくらいの量で手のひらによく伸ばしたものを手ぐしで付けていきます。
このとき、内側から塗っていく感じで。
外側からだと、ベターッとして見えるので注意が必要です。
髪の毛にツヤがないと髪のトーンが違って見える
髪の毛にはキレイに見えるトーンがあります。
ヘアカラーをするときに美容師さんに表を見せてもらったことがある方も多いのではないでしょうか?
その表で「7~9」に相当する明るさが日本人の髪の毛がキレイに見える明るさになります。
同じ色でも、ツヤありの色味と、ツヤなしのマットなものでは明るさが違って見えます。
髪の毛も同じで、せっかくキレイに見えるトーンだとしても、ツヤがないことで明るく見えたり、暗く見えたりと髪の毛の明度が違って見えてしまうことがあります。
日本人の顔立ちや肌色だと、40代以上の赤みのある明るいカラーは老け見えしてしまうと言われています。
カラーリングをしていなくても、傷んでマットに見える髪の毛、傷んだせいで毛先などの色が抜けてしまっている髪の毛は老け見えの原因に。
そうならないように、しっかりと保湿ケアなどのお手入れを頑張りたいですね。
傷んだ髪は顔色も映えない?
同じ顔色でも不思議なことに、髪の毛が傷んでツヤのない場合と、ツヤのある髪の毛の場合、ツヤのない髪の毛の場合のほうが顔色も悪く見えます。
顔の血色のよさも、見た目年齢には重要な項目なので顔色が映えるように、髪の毛のお手入れはもちろん、頭皮マッサージもおすすめです。
頭皮と顔の皮膚は1枚でつながっているので、頭皮マッサージをすることで顔も血行もよくなり一石二鳥ですね。
シャンプーの前に椿油などで頭皮マッサージをすれば、椿油が頭皮に潤いをあたえ、乾燥から守ってくれます。
シャンプーの後に使用するとベタつきますので、シャンプーの前にマッサージをして、シャンプーでオイルを洗い流しましょう。
頭皮にはしっかりと浸透しているので、乾燥による炎症なども防ぐことが出来ます。
頭頂部とこめかみから上に向かって頭皮をひっぱるようにマッサージすることで、血行がよくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
髪の毛のツヤが見た目年齢を左右することをご紹介しました。
服装よりも、髪の毛のツヤが見た目年齢の判断には重要な役割を果たしていることがわかりました。
見た目年齢だけではなく、髪の毛のツヤは清潔感や生活感などにも影響しますので、ぜひともしっかりとお手入れをして、ツヤ髪を手に入れましょう。
ツヤ髪を手に入れることで、見た目年齢が5歳〜10歳も若くなると言われています。服装を変えるよりも簡単な髪の毛のケア。
実践してぜひ、若見えしてくださいね。