ヘアケア

白髪を作らせない薄毛女性の健やかな黒髪を保つ方法とは?

最近ではグレイヘアと言われ、白髪の状態をそのまま生かしたナチュラルなヘアスタイルが注目されています。

確かにグレイヘアの似合う女性って、知的なイメージがあって素敵ですよね。

しかし、あそこまで髪の毛全体が白髪になるには随分時間がかかりますし、白髪がまばらに生えてしまう人にはなかなか選択できないヘアスタイルではないでしょうか?

昔から「髪は女の命」と言われるほど、髪の毛で女性の印象は大きく変わります。

できればいつまでも美しく健康な髪の毛でいることが理想でしょう。

まだ白髪が生えていない方も、白髪がチラホラ生えて始めている方も、今から気をつけていれば、何もしないよりもずいぶんと差がついてくるはずです。

白髪を作らせない健やかな髪の毛でいれる方法をご紹介します。

白髪が生える原因は?

歳を取ると白髪が生えるのは当たり前の事なのでしょうか?

白髪が生え始める平均年齢は女性は35歳、男性は34歳からと言われています。

黒髪を維持するために必要なメラニン色素が、何らかの原因でうまく作ることが出来ず白髪へと変化していくのです。

加齢による細胞の低下も原因の一つと言われています。

しかし、歳だから仕方がないということはなく高齢の方でも美しい黒髪をキープしている方はたくさんいてるのでご安心ください。

白髪の原因に大きく関わっているのがストレス!

ストレスが溜まるとメラニン色素を作り出すメラノサイトの活動を妨げてしまいます。

確かに、仕事などのストレスが溜まったことがきっかけで急に白髪が増えたって言う方多いですよね。

その場合はストレスを通り除く事が重要となり、再度メラノサイトの活動を活性化することができれば、元の黒髪に戻ってくるそうです。

過度なストレスは髪の毛だけではなく身体にも大きな影響を与えてしまうので、ストレスを溜めないように気をつけましょう。

栄養不足も白髪を作る原因に

健康な肌や髪の毛を作り出すためには欠かせない必要栄養素が不足してしまうと、メラノサイトが活性化されず白髪が発生してしまいます。

栄養をバランスよく補うことは、黒髪を維持するためにも大切な事ですね。

ヘアケア剤も要注意!

ブリーチなど過酸化水素が多く含まれるものにも注意が必要です。

メッシュなどの地肌にブリーチが触れないポイント染めなら問題はないですが、過酸化水素が多く含まれるブリーチで髪の毛全体を染めてしまうと、地肌や髪の毛に相当なダメージが加わり、白髪が一気に増えてしまうことも。

また、過酸化水素が多く含まれる歯のホワイトニングも注意してください。

歯科でホワイトニングをしてから白髪が急激に増えたという症例があります。

地肌も口の中も身体の吸収率が高い場所となっていますので、使用には十分に気をつけた方がいいですね。

白髪は一度生えると黒髪には戻らない?

今は健康的な黒髪でも、近い将来に白髪が生えてきてしまったら、、と不安になる方も多いはずです。

白髪は一度生えてしまったら黒髪には戻らないのでしょうか?

最近の研究では、年齢にもよりますが白髪の何割かは治る白髪だと言われています。

白髪が何らかの原因で生えてきたとしても、ケアすることで黒髪に戻ったというケースは珍しいことではありません。

黒髪を維持するにも白髪を改善していくにも、日常のケアが必要です。

では、どんなケアと対策をすればいいのでしょうか?

食事で髪に良い栄養素を取り入れる

黒髪を維持するために必要なメラニン色素を作り続けれる身体にしていくことが重要です。

細胞の活性化には食事での栄養補給が欠かせません。

昔から白髪改善に良いとされている食事は黒い食事。

黒ゴマ、黒豆、黒米、海苔、と日本人に親しみのある食材を積極的にとることが効果的とされています。

元アナウンサーの中村江理子(50歳)さんは海苔が大好物で、テレビの密着取材で見せたパリの台所には大きな海苔が常備してあり、白髪が今だに生えていないのは海苔をよく食べているからかもしれないと発言していました。

黒い食事以外にも、海藻類(わかめ、昆布、ひじき)など、ヨードを多く含んでいることからメラノサイトの働きを活性化します。

乳製品(チーズ類)、果物(バナナ、アボカド、リンゴ)、魚介類(まぐろ、かつお)、大豆、ナッツ類(アーモンド、くるみ、カシューナッツ)、とチロシンを多く含む食材はメラニン色素の原料でこの栄養素が欠けてしまうと白髪の進行は防げません。

豆類(納豆、大豆)、野菜類(ごぼう、にんにく)、魚類(えび、かに)、果物(あんず、プルーン)は銅を多く含んでおり、メラニン色素を作り出すチロシナーゼの活性化を促すためにも積極的に取り入れたい食材です。

一日でこんなに多くの種類の食材を取ることは難しいですが、メインの食事にどれか一つを取り入れることを意識し、あとは間食でナッツや果物で補助するようにすれば、無理なく続けることができるでしょう。

また、食事をとる際にはよく噛むことも栄養の吸収率を高め、顎の筋肉をよく使うことで頭部の血流もよくし、白髪の改善に大きな効果があるそうです。

マッサージで頭皮を改善

髪の毛は毛細血管から直接栄養をもらっているので、いくら髪の毛に良いとされる栄養分を補っていたとしても血流が悪いと栄養がきちんと行きわたりません。

マッサージで頭皮の血流を良くし、毛細血管へ栄養が届くような状態にすることがベストです。

まずは指圧から、両手の指の腹を頭皮に当て痛くならない程度に頭皮全体を指圧していきましょう。

その次は、耳後ろから頭頂部までゆっくりと両手の指の腹で頭部を掴むように持ちマッサージしていきます。

頭皮マッサージをするととても気持ちが良くその夜は不思議とよく眠れます。

また顔のリフトアップにも効果的があるので、一石二鳥で嬉しいですね。

ストレスを溜めない

先程もストレスがメラノサイトの活動を妨げてしまうと書きましたが、やはりストレスは何においても身体に悪影響を与えてしまいます。

ストレスが溜まらないように、運動をしたり、趣味に没頭したりと違う世界の楽しみを見つけることもストレス解消法として大事ではないでしょうか?

現代はストレス社会とも言われ難しい状況でありますが、美容に意識の高い人であれば必ず良い方法を見つけれることでしょう。

もし白髪がほんの少し生えてきてしまったら?

鏡を見た時にきらりと光る白髪を1本見つけてしまったらどうしますか?

1本や2本ぐらいなら抜く方が簡単に処理できますよね。

しかし、数本であっても抜いてはいけないそうです。

抜くと白髪が増えるなどの噂がありますが、抜いて増えるということはまずありません。

しかし、抜いてしまうと毛根を傷つけ、頭皮にもダメージを与えてしまいます。

そして最も恐ろしいことは、白髪を抜けば抜くほど絶対に治らない白髪になっていくそうなのです。

黒髪に戻れるチャンスまで奪ってしまうのであれば、いくら数本であっても白髪を抜くことは絶対に止めておいた方がいいでしょう。

数本の白髪をすぐに処理したい場合は、根元からカットすることをお勧めします。

白髪に効果的なサプリメントはある?

コンビニや外食などで食事を済ます事が多く、白髪に効果的な栄養素の食材をなかなか口に出来ないという方には、サプリメントで補う方法もあります。

白髪改善に特化したサプリメントがたくさん出ているので、自分にあったサプリメントを探してみるのも黒髪に戻す早道かもしれませんね。

サプリメントはすぐに効果は出てきませんが、髪の毛に良い成分が濃縮されているので、続けて行くうちに良い結果へとつながればとても便利な物だと思います。

まとめ

今の健やかな黒髪を保つには、食事にメラニン色素を作り出す栄養素がたくさん含まれる食材を取り入れ、ストレスを溜めず、マッサージなどで健康な頭皮を維持していくことが大切です。

もし、白髪が生えてきてしまっても、焦ることはありません。

まだ白髪が治る可能性があるということを前提に、きちんとケアしてく事を心掛けておきましょう。