勉強や仕事のストレスが溜まったら少し出かけて環境を変えるだけでも回避しやすいのです。
その中でも「森林浴」を楽しむのもオススメです。
自然と緑に囲まれながら目を閉じるだけでも、目を休ませることで、心と身体がリラックスできます。
ストレスは精神的なものが多いため、薬や睡眠だけでは簡単に解消することができないのが特徴です。
心と身体がリフレッシュできるシーンを作り、ゆったりとした時間を過ごすことも非常に大切な事になります。
さらに、森林浴はリラックス効果だけではなく、髪にも良いと言われていることをご存知でしょうか。
具体的にどのような効果があるのでしょう。
森林浴と髪の関係
森林といえば、サワサワと風になびく木々や森に差し込む日の光。
森林浴は知覚神経を刺激するため、髪の成長に深く関係している「IGF-1」というタンパク質を増やしてくれる働きがあるのです。
育毛や発毛に欠かせないタンパク質になります。
そのため、抜け毛や薄毛が気になる方は積極的に増やすようにするといいでしょう。
運動でもIGF-1は増やすことができるのです。
また、薄毛や白髪の原因となる「ストレス」も森林浴で解消できます。
森林浴しながら運動をするとより効果的になります。
森林浴のメリット
極度の緊張や怒り、溜まった疲れ、すっきりしないなどのストレスを解消・改善できる事が一番のメリットになります。
ストレスが溜まって固まってしまった身体と心が解れれば自然と生きるエネルギーが回復できます。
他にも気分転換、自律神経系症状の緩和、リハビリ効果、自覚症状改善などのメリットがあるでしょう。
そして注目したいのが「がん予防」になりますね。
森林浴をするとNK細胞とナチュラルキラー細胞が増えやすくなります。
その細胞の動きが活発になる事によってがん細胞が増えるのを防いでくれるのです。
自然の力は凄いですね。
森林浴のデメリット
そんな森林浴にもデメリットはないわけではないのです。
それは、虫さされと日焼けになりますね。
森林浴と聞くと美しくて静かな森をイメージする方も多いのではないでしょうか。
実際は自然なので、蚊やハチ、アリなどたくさんの虫がいるのです。
せっかく足を運んでも虫に刺されて痛くなったり、痒くなったりしてはストレスを解消しに行っているのに、ストレスが増えてしまいます。
小さなアリでも噛まれると痛いですよね。
極力虫の少ないスポットを探すなどの工夫も必要でしょう。
また、日光に当たりすぎると日焼けや脱水症状が起こる場合があります。
森林は木陰になるイメージもありますが、暑い日や快晴の日は気をつけるといいでしょう。
森林浴に出かける前は日焼け止めを塗ったり、気温が高い日は脱水症状にならないように、こまめな水分補給をするようにしましょう。
森林浴はわざわざ遠出をして森の中に入るようなことをする必要はないのです。
近所の公園や植物園でも十分に森林浴できるのです。
薄毛や抜け毛などの髪トラブルが気になる方は、まず近所の自然のある公園へと足を運んでゆったりすることをお試しください。
環境を変えるだけでホッとする気持ちになります。
忙しい中でも手軽にできることの一つです。
髪と頭皮が日焼けすると?
暑くなる季節、日焼けをする季節でもありますね。
日焼け予防というと二の腕や顔など、よく目につく部分を重点的に行うイメージがありますよね。
なかなか頭皮や髪の日焼けには目がいかない方が多いのではないでしょうか。
ちなみにみなさんは、髪と頭皮の日焼け予防は行なっていますか?
意外と見落としがちな髪と頭皮の日焼けですね。
実はケアを怠ってしまうことで、色々と大変な事が起こりやすくなります。
髪・頭皮の日焼けが引き起こすトラブルとは?
髪の日焼けによる影響とは、紫外線の影響で髪の表面にあるキューティクルを破壊してしまうのです。
キューティクルは、外部からのダメージや、髪の内部の栄養成分を保護するために存在しているのです。
そのため、キューティクルはいわば、髪の外側にある鎧になりますね。
また、キューティクルはケアをしっかりしていることで、髪のツヤもだしてくれるのです。
「天使の輪」がある人はキューティクルが潤っていると言うことになります。
そのキューティクルが破壊されてしまうと、髪質が悪くなり、きしみやゴワつく髪になってしまうのです。
さらに、キューティクルが破壊された部分から、髪の内部の栄養成分や水分や油分も出ていってしまいます。
そのため、髪のみずみずしさがなくなりやすく、パサパサでツヤのない髪になってしまい、切れ毛にも繋がってしまいます。
頭皮の日焼け
頭皮は髪の毛があるため日光を浴びない様なイメージがあるかもしれません。
しかし、髪の分け目やツムジなどは地肌が出ているため、その部分は、しっかりと日焼けをしてしまうのです。
さらに、頭皮は身体の中で最も太陽に近い位置にありますので、実は一番日焼けをしやすい部分なのです。
頭皮が日焼けしてしまうと、まず頭皮の乾燥を引き起こしてしまいます。
それによって、フケやかゆみを引き起こしてしまうのです。
ひどい時は、頭皮環境が悪くなりますので、頭皮が炎症してしまう可能性もあり、新しく髪が生えづらくなりますし、抜け毛や薄毛になりやすくなります。
日焼けしないための予防策
帽子と日傘
一般的な日焼け予防としては、帽子を被ったり、日傘をさしたりします。
帽子も日傘もファッション要素のあるデザインが沢山出ていますね。
オシャレを楽しむ感覚で使ってみるのもオススメです。
日焼け止めクリームもしくはスプレーがありますが、これも一般的な日焼け予防の方法になります。
日焼け止めクリームとスプレー、帽子と日傘では防ぎきれない下からの照り返しでもあるアスファルトによる紫外線ダメージなどからも守ってくれるのです。
頭皮には日焼け止めクリームが使用可能になりますが、髪には使えませんよね。
しかし、日焼けスプレーは、頭皮だけではなく髪に吹きかけることができるため、使用できます。
日差しが強いと思ったら、地肌はクリーム、髪はスプレーと一緒に使用すると、日焼け予防になります。
日焼け予防のビタミンC
ビタミンCは、日焼け予防には欠かせない栄養素です。
日焼けの原因となるのが、メラニン色素になりますね。
ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑制してくれる効果があるため、ビタミンCは毎日摂取する必要があります。
日焼けしたあとの対策が必須!
髪も頭皮もしっかり保湿。
日焼けをしてしまった髪と頭皮は乾燥している状態のため、保湿をたっぷりすることで修復されます。
髪でしたらトリートメント、頭皮でしたら保湿クリームをたっぷり塗布して、失った潤いを再び与えることが大切です。
乾燥してしまった肌は塗布しても乾燥するのが早いため、皮膚のターンオーバーをしっかり行えるように乾燥したらたっぷり塗布することを繰り返していくうちに潤いを取り戻してきます。
日焼け後もビタミンC!
ビタミンCは日光に浴びている間だけではなく、日焼け後にも効果を発揮します。
ビタミンCは、すでに出た日焼けを薄くしてくれる効果があります。
日光を浴びている間にビタミンCを摂取していると、日焼けは軽くて済みます。
とはいえ、日光に20分も当たっていたら少なからず日焼けしてしまいます。
そのため、日焼け後ビタミンCを摂取することで、薄くなりやすく、肌のダメージも修復するのも早いでしょう。
日焼けは暑い日だけではありません。
冬も雪焼けと言われるくらいスキーなど雪の中にいても照り返しがあるため、肌や髪、頭皮は日焼けします。
炎症にはなりませんが、肌へのダメージはあるため、ビタミンC補給は大切です。
通常よりも多めに摂取する必要があります。
クールダウン
日焼けはいわば軽いヤケドなのです。
頭皮を冷やす事も対策として効果的になります。
手軽に出来る頭皮を冷やす方法とすると、濡れタオルを冷蔵庫に入れてよく冷やした後、頭に巻く方法があります。
頭皮が炎症している状態では、毛根にも影響がでやすくなるため、早めに冷やして熱を取ることが必要です。
毛根が回復すると髪への影響も変わってきます。
しっかり冷やして保湿をすることで、キューティクルケアにも繋がります。