そろそろ涼しくなってきて夏の気になるべたつきやにおいとにもしばらく悩まなくて済むと思いきや、また新たなトラブルが出てきますよね。
それが乾燥です。
肌の乾燥と同じように外気の湿度が下がれば、髪の毛も乾燥してくるのです。
しかし、髪の乾燥は肌と同様、日頃のセルフケアが大きなカギとなるのです。
どういったケアを行うと良いのか、また外側からだけではなく、内側からも髪に栄養と水分を送ってあげましょう。
Contents
普段通りのケアではパサついた髪になってしまうかも
皆さん、普段髪のケアはどのようにされてますか?
シャンプーしてリンスして、ドライヤーでブローして終わりという方がほとんどではないでしょうか?
夏場の時期ならそれでも髪の保湿が保たれていたかもしれませんが、これからの季節はそうもいきません。
秋冬になると、肌が粉吹いていたり、足がガサガサになってしまう方は髪も同じように乾燥のダメージを受けているサインなのです。
特に頭皮をよく見ると、フケが出てたりかゆくなったりしてると乾燥しているという赤信号状態です。
髪に水分がなくなると、髪がちぎれやすくなったり、抜けやすくなってしまい、最悪薄毛の原因にもなりかねません。
ぱさぱさ髪を改善するには様々な方法がありますので、紹介していきます。
シャンプー表示を見直してみよう
まず変えられる点としては、普段使用しているシャンプーです。
シャンプーはほとんどの方が市販のものを利用しているかと思いますが、その成分や表示って見たことありますか?
何となく、香りがいいからとか、価格がお手頃だったからという理由で買う方が多いと思います。
しかし、その使用しているシャンプーが乾燥を引き起こしている原因になっているかもしれません。
そこでおすすめなのが低刺激シャンプーです。
低刺激シャンプーは頭皮や髪への負担を最小限にしたシャンプーです。
もちろん市販で販売されているものなので、低刺激シャンプーを見分ける方法を紹介します。
特に低刺激シャンプーといわれているのは4種類です。
・アミノ酸系シャンプー
・ノンシリコンシャンプー
・天然由来成分シャンプー
・薬用シャンプー
この4種類が主な低刺激シャンプーです。
ひとつずつ細かく紹介します。
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸自体が高保湿でなもので肌にとてもやさしい成分なのです。
美容成分で知られるコラーゲンもアミノ酸からできているのです。
洗った後の仕上がりがパサつかず髪本来の潤いを残してくれるありがたいシャンプーです。
メリットとしては髪の潤いが保たれること、頭皮への刺激が少なく、カラーリングやパーマ後の傷んだ髪にも向いていることです。
デメリットとしては普段使用しているシャンプーより価格が高くなるかもしれないこと、洗浄力が弱いことなどが挙げられます。
ではアミノ酸系シャンプーを見つけるには裏の商品表示をみないといけないのですが、商品表示の際、いちばん最初に表記されているのが水です。
その次、2番目に表示されている成分に注目しましょう。
2番目の表記に
○○アラニン
○○グルタミン
○○グリシン
○○タウリン
この表記があればアミノ酸系シャンプー間違いなしです。
しかしこの表記が3番目にあればこれはアミノ酸系シャンプーではなく「アミノ酸配合シャンプー」となってしまうのでくれぐれもご注意を。
ノンシリコンシャンプー
ここ数年若い女性を中心に話題になっているシャンプーです。
ノンシリコンシャンプーとは、正式には「シリコーン」というのですが、これが配合されていないのがノンシリコンシャンプーなのです。
シリコンは合成樹脂いわゆるコーティング剤のような成分であり、シリコン入りのシャンプーとの大きな違いはシャンプー後の仕上がりにあります。
ノンシリコンは仕上がりが軽くふわっとした感じになるのが特徴です。
髪のボリュームに悩んでいる方や指通りの良い髪に憧れている方におススメです。
また、シリコンが配合されていないことにより、頭皮への負担が少なく済み刺激が少ないのです。
ノンシリコンシャンプーの見分けとしては商品表示のところに以下のものが表記されていなければ大丈夫です。
・ジメチコン
・シクロメチコン
・シリカ
・シリル
・シロキ
・シラン
この成分表記がなければノンシリコンシャンプーです。
ノンシリコンシャンプーの場合はパッケージに大きく表記されていることもあるので、表記されてない場合には上記の成分がないか確認しましょう。
天然由来成分シャンプー
『オーガニックシャンプー』と最近では呼ばれていることが多いシャンプーで人気を集めているシャンプーです。
化学肥料や農薬を使わない、有機栽培された天然のものを材料に使用しているシャンプーで、着色料、香料、シリコンなどの添加物といわれるものを一切使用していないので頭皮への刺激が少ないものになります。
見分け方のコツとしては有機栽培された植物が含まれているかどうかなのですが、国内で作られているオーガニックシャンプーは基準が特にないため、洗浄成分にアミノ酸系、べた陰茎のものが含まれているものやほかのシャンプーより、配合量が少なくシンプルなものが見分けるコツになるでしょう。
薬用シャンプー
特に頭皮の悩みがある方には薬用シャンプーがおすすめです。
肌が敏感な方や、湿疹などができてしまう方にはとても肌に優しいのでおすすめです。
薬用シャンプーの表示には『医薬部外品』と表記があります。
これは医薬品と化粧品の中間にあたるということなので薬用シャンプーを見分けるコツは『医薬部外品』が歩かないかで分けられるかと思います。
薬用シャンプーの多くはフケかゆみを防ぐピロクトンオラミンや、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されています。
成分名が長いので覚えなくても大丈夫です。
内側から取り入れてつやつや髪に
艶やかな髪を手に入れるにはシャンプーだけではなく、体の内側からも取り入れることも必要です。
つまり、食べ物です。
髪の栄養に欠かせない要素は『タンパク質』『ビタミン』『亜鉛』この3つです。
特にたんぱく質は髪の主成分ケラチンを形成するのに特に重要視されています。
タンパク質は豆類、肉類、たまごに多く含まれています。
だからといって摂りすぎるとかえってバランスが悪くなり栄養が行き届かなくなります。
この3つをバランスよく摂取することで、髪の潤いを与えてくれるのです。
最近ではサプリメントが増えてきて足りない栄養分をそこから補うこともできます。
サプリメント摂取の際は、服用中の薬がある方や妊娠・授乳中の方はかかりつけのお医者さんに確認しましょう。
脂っこい食事や甘いお菓子などをとりすぎてしまうとパサついた髪の毛になってしまいますので摂りすぎには気を付けましょう。
まとめ
つややかな髪の毛を手に入れる方法のヒントは何かありましたか?
ほとんどがシャンプーメインでのお話になってしまいましたが、改善できる一番手軽な手段かなと思いメインで紹介いたしました。
もちろんすぐに使ったからといって、結果が出るわけではありませんが、本格的な冬を迎える前に今から準備しておけば、今まで悩んでいたパサついた髪の毛に変化が訪れるかもしれません。
もし、肌に合わなく異常が出た場合は使用をやめ、お医者さんに診てもらいましょう。
もちろん食事の面でも髪をつややかにする大事な栄養分です。
内側から、外側から髪に栄養を取り入れてこれからの乾燥を防いでいきましょう。