頭皮ケア

顔ヨガって何?薄毛が気になる女性も健康な頭皮と髪の毛に!

健康にも美容にもいい「顔ヨガ」をご存知でしょうか?

特別な道具もいらず、いつでもどこでもできる顔ヨガ。

そんな顔ヨガ、実は頭皮と髪の毛にもいいんです

今回は顔ヨガについて、頭皮にいい顔ヨガのやり方や頻度などをご紹介したいと思います。 

顔ヨガって何?

顔ヨガは顔のヨガ。

顔の表情筋を動かす、いわゆる顔体操です。

顔には約60種類の表情筋がありますが、普段私たちが動かしている表情筋はごく一部。

日本語は顔の表情筋を2割ほどしか使わなくても発音できると言われています。

日本人が欧米人と比べて、表情が乏しいと言われる理由のひとつにもなっています。

8割は使っていない表情筋ということになります。

顔には表情筋があり、その筋肉が顔のたるみをぐっと引き上げています

しかし、その表情筋が衰えてしまうと、上に引っ張る力が弱くなってしまうため、ダランとしてしまうんです。

表情筋は使わないと、どんどん衰えてしまい、固くなってしまいます。

顔ヨガはそんな普段は使わない表情筋を動かすことで、たるみ防止の効果がある顔のエクササイズなんです。

顔ヨガの効果は?

顔ヨガは以前から、「いつでもどこでもできる美容法」として人気でした。

顔の表情筋を動かすことでリフトアップたるみ防止の効果があるとして、アラフォー女性を中心に人気の顔体操です。

しかし、美容だけではなく頭皮の健康や髪の毛をイキイキと保つために効果があるということがわかってきました。

顔ヨガで髪の毛が元気になる?

顔ヨガは普段使わない表情筋を刺激します。

顔のたるみにも効くのは、表情筋が鍛えられたり、ほぐされたりしてリフトアップ効果があるからではないかと言われています。

頭皮と顔の皮膚は1枚に繋がっています。

顔の皮膚がほぐれたり引き締まったりすれば、頭皮にもいい影響があると考えられます。

そして、実際に口を大きく動かしてみるとわかりますが、顔の表情を動かすと頭皮も動くんです。

頭皮が動く、ということは顔ヨガで頭皮もエクササイズできている、ということですね。

髪の毛がイキイキと元気になるのは、頭皮がほぐれることで、血行がよくなるからだったんです。

顔ヨガのやり方

ではこれから、顔ヨガのポーズをいくつかご紹介します。

1ポーズ長くて数分で出来ますので、せひ覚えてやってみてくださいね。

各ポーズ3回くらいが理想です。1度にしなくても大丈夫です。

たこやきのポーズ

親指と人差し指で輪っかを作り、それを頬に当てて「たこ焼き」って小さい頃やったという人も多いのではないでしょうか?

テレビでもハーフのモデルさんがやっていますね。

その用量で、輪っかを作り両頬に当てます。

当てたまま、数センチ上に持ち上げた状態で15秒数えます。

この時、目は大きく開き、口はナニヌネノの「二」のままを維持します。

15秒数えたら、力を抜いて表情を緩めます。

プンプンポーズ

口を閉じて、できるだけ口の中に空気を入れます。「プンプン」と怒っている時のポーズですね。

その口の中の空気を左に移して5秒、今度は右に移して5秒維持します。

口の中の前歯の上にも空気が入りますので、上にも空気を入れた状態を5秒維持します。

拗ねるポーズ

拗ねた時の唇を前に突き出すポーズです。

実際にやっているのを見たことがないかもしれませんが、漫画やアニメをイメージすると想像しやすいかな、と思います。

できるだけ、前に突き出します。正面で5秒、左に唇を動かして10秒、右に動かして10秒維持します。

ヤッホーのポーズ

山の上で「ヤッホー!」と叫ぶのをイメージして、大きく口を開けましょう。

「ャ」の時は思いっきり口を開けます。

この時口角を呼ばれる唇の端が上に上がるように意識して行います。

「ホー」の時は唇と前にできるだけ、ぎゅっとすぼめます。

この時、目もめいっぱい見開きます。

終わったら、目を一旦閉じて、口も力を抜いて休ませます。

メトロノームのポーズ

両手をグーにして人差し指だけ立てます。

その手を目の前に持っていき、左右に動かします。

2本の人差し指を「チクタク」とメトロノームのように左右へ動かしてください。

それを目で追っていきます。

ポイントはあまり顔の中心で行わないこと。目を動かす幅が広くなるように、左右の指は話して行いましょう。

梅干しのポーズ

梅干しや檸檬が酸っぱい!という時に顔をクシャッとしかめますよね。

それをイメージしたポーズです。

ぎゅーっと目を瞑り、顔もぎゅーっとします。3

秒数えたらパッと目を開いて元に戻します。

ムンクのポーズ

ムンクの叫びのポースをイメージしてください。

両手を頬に当てます。この時、親指の付け根部分を頬骨の下に当てます。

そして「お」の口を開け、目は上を見ましょう。

頭は動かさず、目だけ動かすようにします。

天井を見る感じで動かすと、動かしやすいです。

これを10秒維持します。

頬杖のポーズ

両手をグーにして頬に当てます。

ちょうど頬杖をつく位置になります。

グーの拳を押し当てたまま、時計回りに10回、反時計周りに10回、グリグリと回していきます。

あっかんべーのポーズ

「あっかんべー」をするように舌を出します。

なるべく出せるだけ出してください。

目は天井を見ます。

5秒維持したら、5秒目を閉じて口も閉じます。

舌は前に出すのではなく、下に向けて出すように心がけます。

舌先を顎に付けるイメージで行いましょう。

力を抜く

顔ヨガのポーズをやったあとは、必ず顔の力を抜いて表情筋を緩めましょう。

冬などの寒い時期や冷房などでほっぺが冷たい場合、表情筋も冷えています。

顔ヨガを行う前に、頬を手のひらで包んで温めるなどの対策をしてから行いましょう。

顔ヨガはどのくらいの頻度ですればいいの?

顔ヨガは表情筋をほぐして鍛えるエクササイズです。

1回やったからと言って効果のでるものではありません。

毎日行いましょう。2回〜3回がベストですね。

簡単にいつでもどこでも行うことが出来るので、掃除機をかけている最中、歯磨きの間、パスタを茹でている間など、ちょっとした数分間のスキマ時間で行うことが出来るのはいいですよね。

通勤やお買い物など、歩いているときでも。

ただし、ポーズによっては「変な人」と思われてしまうので、人前ではしないほうがいいかもしれませんね。

顔ヨガどのくらいで効果がでる?

先程も説明しましたが、1日で効果はでません。

最低でも1ヶ月はかかります。

習慣にしてしまえば、わざわざ顔ヨガをする時間を取らなくてもながらヨガでいいので、苦になることもありません。

時間がない人でも、いつでもどこでも行うことが出来ます。

おすすめなのは湯船に浸かっている時です。

身体もあたたまり顔の血行もよくなっている入浴時に行うと効果がアップします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

美容によいとテレビで紹介されたりする顔ヨガ。頭皮や髪の毛にもいいということがわかりました。

参考にして、ほんのちょっとのスキマ時間で顔ヨガをしてみてください。

1ヶ月経つ頃には、髪質の変化などを実感できるかもしれません。