ヘアケア

アラフォーからでも間に合う?薄毛女性も知りたい!傷んだゴワゴワ髪を美髪に変身させる方法!

実は年齢とともに髪がパサついてきて、ゴワゴワして広がってしまうという女性は少なくありません。

サラサラでツヤのある髪の人を見ると羨ましくなりますよね。

美しい髪はいつも輝いて見えますよね。

ただ、羨んでいるだけでは髪は元に戻りません。

傷んだ髪もしっかりとケアしていくことで、年齢に関係なくキレイになっていくんです。

諦めて放っておくと悪化する一方です。

若いときは何もしなくても保てていた肌や髪の潤いは、年齢を重ねるごとに自己ケアしていかないと保てなくなっていくんです。

そのため、いくつになっても美髪でいるためには、日々のヘアケアが大切になってきます。

基本的に髪は3層でできています。

一番中芯の部分がメデュラという中心核。

メデュラはハリやコシに関係しています。

次の層はコルテックスという髪の8割をしめる部分。

コルテックスは髪の水分と栄養が保たれている部分です。

そして最後の層がキューティクル

キューティクルは髪の内部を保護しています。

このキューティクルが何らかの原因で傷んで壊れると、髪の内部の栄養や水分が流れ出て、髪がパサパサに乾燥して、手触りもゴワゴワしてしまうという仕組みになっています。

そこで今回は、アラフォーからでも間に合う、傷んだゴワゴワ髪を美髪に変身させる方法をお伝えしていきましょう。

ごわごわ髪の原因

髪がゴワゴワになるのは、キューティクルが壊れてしまうことが原因です。

では、何故どのようにして壊れてしまったのでしょうか。

そこでここではまず、何故髪がゴワゴワになってしまったのかの原因から、詳しくお伝えしていきましょう。

パーマやカラーリングの繰り返し

年齢を重ねると髪のトラブルは増えていきますよね。

薄毛や白髪に悩み、定期的にパーマや白髪染めを繰り返している人も多いのではないでしょうか。

実はこのパーマ液やカラー液が、髪のキューティクルにダメージを与えています。

カラーは薬剤の1液で一度髪のキューティクルを開いてから、2液を使ってその内部にあるコルテックスに薬剤を染み込ませて浸透させるという方法です。

また、パーマは一度髪内部の組織を壊してバラバラにしてから、液を浸透させて髪を形状記憶させるという方法のため、キューティクルを傷めてしまいます。

そのため、カラーやパーマを繰り返すほどに、髪のキューティクルがダメージを受けて剥がれ、髪内部の栄養や水分が流れ出てパサパサのゴワゴワになってしまうんです。

紫外線の影響

真夏は特に、紫外線対策は充分に行う必要があります。

紫外線は肌にばかり悪い影響があるわけではありません

髪や頭皮にも同じように悪影響となり、髪に強い紫外線を浴び続けるとキューティクルを傷めてしまいます。

そのため肌同様に、頭皮と髪も紫外線対策としてUVケアをしていないと、キューティクルが剥がれて髪の内部の水分が抜けてゴワゴワ髪になってしまいます。

ドライヤーやヘアアイロン

ドライヤーやヘアアイロンの熱は、髪を傷める原因です。

髪は熱に弱いため、長い時間ドライヤーやヘアアイロンを使用すると、キューティクルがダメージを受けて剥がれてしまいます。

ただ、だからといって洗髪後に自然乾燥に任せて放っておかないでください。

髪は濡れているときに敏感になっていて、少しの摩擦でもキューティクルが剥がれやすい状態です。

そのため、洗髪後のドライヤーは必須です。

使う温度に注意が必要です。

また、ヘアアイロンに関しては熱で直接髪を真っ直ぐに整えているわけですから、キューティクルが傷む原因になっています。

そのため、繰り返すほど髪の水分や栄養が抜けて乾燥し、パサパサでゴワゴワ髪になってしまうので、使いすぎには注意が必要です。

シャンプー

市販されている多くのシャンプーは、洗浄力が強い成分でできているため、キューティクルが壊れやすい状態になります。

洗浄力が強いと、髪に必要な水分や皮脂までも洗い流してしまうんです。

頭皮や髪を守ってくれている脂までも流してしまうと、頭皮や髪は無防備な状態になり、ダメージを受けやすくなります。

キューティクルは水分を奪われて乾燥すると、剥がれやすくなる性質があるんです。

そのためキレイで健康な髪を保つには、頭皮や髪に一定量の皮脂と水分が保たれていることが大切です。

また、シャンプーのやり方も、髪をゴシゴシと乱暴に洗うことは厳禁です。

髪は濡れているときはキューティクルが開いているため、強い摩擦を起こすとあっという間にキューティクルが壊れてしまいます。

そして濡れた髪でキューティクルが開いている状態のときに熱いお湯をかけると、キューティクの隙間から栄養や水分が抜け出て、ゴワゴワ髪になってなってしまいます。

髪はタンパク質でできているため、熱に弱いです。

お湯の温度は38°を超えないようにしましょう。

ブラッシング

ブラッシングを雑に行うと、キューティクを剥がす原因になります。

髪が絡まっているのに強引にブラシを通すと、切れ毛や枝毛の原因にもなりますし、強い摩擦でキューティクが壊れます。

そうすると、切れ毛や枝毛のダメージ部分やキューティクが剥がれた部分から、髪内部の栄養や水分が流れ出て、ゴワゴワの髪になる原因になっていきます。

改善方法

髪のゴワゴワの原因は、キューティクが剥がれてダメージを受けていることが原因です。

そのため、ゴワゴワ髪を改善していくためには、キューティクルに注目していく必要があります。

そこでここでは、ゴワゴワ髪の改善方法をお伝えしていきましょう。

パーマやカラーのアフターケア

美容室でパーマやカラーを行うときは、アフターケアとして充分に栄養や水分を補給して、キューティクルを元に戻すようなメニューをしてもらった方が、ダメージが少なくて済みます。

ですが、自宅で市販のパーマやカラー剤を使用すると、アフターケアが行き届かないため、髪の傷みが進行して切れ毛や枝毛になるリスクも高くなっていき、繰り返すほどに髪がツヤのないゴワゴワとした手触りになってしまいます。

もし自宅で白髪染めなどを行うときは、充分にトリートメントやヘアケアを行い髪にも頭皮にも栄養と水分と脂を、いつも以上に補給していきましょう。

シャンプーとトリートメント

洗浄力の強いシャンプーは、脂症ぎみの人には良いかもしれませんが、乾燥肌や敏感肌の人には強すぎるため、シャンプーを変えることをおススメします。

弱酸性のシャンプーアミノ酸系のシャンプーが良いでしょう。

頭皮にも髪にも優しく、皮脂を取り除きすぎるということがありません

また、シャンプー後はトリートメントを使用して、傷んで失った髪の潤いを内部から補修していきましょう。

ただし、頭皮には付着させないよう気をつけて、毛先を中心に浸透させるようにしてください。

すすぎは頭皮に成分が残らないようしっかりと流してください。

また、トリートメントは入浴後の洗い流さないタイプのものもありますので、タオルドライをした後に良く髪に馴染ませてから、ドライヤーで髪を乾かすようにしてください。

眠っている間にしっかり浸透してしっとりとした手触りに仕上げてくれるでしょう。

タオルドライ

洗髪後のタオルドライは、タオルで強引にゴシゴシと拭いたりしないでください。

吸着力のあるタオルで髪を挟み、押し当てるようにポンポンと叩いて水分を拭き取ってください。

キューティクルが開いている状態の濡れた髪を、タオルでゴシゴシと拭いてしまっては、摩擦でキューティクを傷めてゴワゴワ髪の原因になってしまいますので、丁寧に水分を拭き取るよう心掛けましょう。

紫外線対策

外に出るときは日傘や帽子を必ず使うようにしましょう。

また、最近は髪用のUVスプレーも販売されていますので、紫外線対策として使用すると便利です。

ただ、帽子や日傘がなくて長時間紫外線を浴びてしまったというときは、トリートメントなどでしっかりと補修して、その日のうちにダメージケアをしてください。

ブラッシング

髪が濡れた状態のときにはブラッシングをしないでください。

濡れた髪はキューティクルが開いていて、とても敏感な状態になっています。

そこにブラシを通して摩擦を加えると、キューティクが剥がれてゴワゴワになる原因を作ってしまいます。

そしてブラシもプラスチック製品は避けるようにしてください。

プラスチックやビニール系の素材は静電気を起こしやすい性質を持つため、ブラッシングで静電気が起きるとキューティクルがダメージを受けます。

使うブラシは慎重に選びましょう。

まとめ

今回は、アラフォーからでも間に合う、傷んだゴワゴワ髪を美髪に変身させる方法をお伝えしました。

髪のゴワゴワ感は、年齢とともに積み重なったダメージによるもので、キューティクが剥がれてしまうことが一番の原因です。

特に薄毛をカバーするためのパーマや、白髪を隠すための白髪染めなど、薬剤の強い液を繰り返し使用することで、どんどん髪はダメージを受けてゴワゴワになっていきます。

また、紫外線やドライヤー、シャンプーなどの日々の暮らしの中でもキューティクが剥がれてしまう原因は潜んでいます。

そのため、日々のケアを怠らず、紫外線対策をして、ブラッシングからシャンプー、ドライまできちんと丁寧に行っていくことで、傷んでゴワゴワになっていた髪も少しずつ潤いを取り戻していくでしょう。