ヘアケア

乾燥に最適なのは⁈薄毛女性も知っておきたいオイルとミルクのデメリット

髪が乾燥してしまった時は、オイルやミルクで保湿をするとしっとり潤います。

乾燥した髪は広がりやすなきまとまりが悪く、スタイリングがしずらく決まらなくなりますね。

そして、枝毛や切れ毛が発生しやすくなります。

髪の状態に合わせてオイルとミルクを使い分けるとベタつかず乾燥予防ができますので良いでしょう。

オイルとミルクのメリット・デメリットとは

乾燥髪やダメージ髪には、洗い流さないトリートメントが効果的でしょう。

それはキューティクルのダメージを保護してくれます。

オイルやミルクは、洗い流さないトリートメントとして使います。

どちらもシャンプー後の濡れた髪や乾いた髪に使うことでしっとり仕上がります。

オイルタイプ・メリットとデメリット

オイルの成分は、植物性・動物性のオイルを主成分にしていて、基本的に水は一切含まれていないのです。

100%オイル成分だけの商品もあります。

そして、オイルの中には乾燥した髪を修復する成分や香料などが配合された商品もあります。

オイルタイプは、どちらかというと髪表面の乾燥を保護する働きがあります。

キューティクルが剥がれて乾燥してしまった髪には大きなメリットがあり、髪艶をしっかりと出せて潤いを保てるのはオイルメリットになります。

しかし、オイル成分が多いため、つけ過ぎると髪がべたつきやすくなります。

そのことで埃が吸着したり、重い仕上がりになるのことがデメリットです。

オイルタイプをオススメするのはこんな時

・髪艶を出したい。

・ボリュームを抑えたい。

・キューティクルのダメージを抑えたい。

ミルクタイプ・メリットとデメリット

オイルと違い水を主成分にしています。

水とオイルを乳化させているのがミルクタイプになります。

保湿成分であるグリセリンや修復成分や香料などを配合することで、乾燥した髪に潤いを与えてくれます。

ミルクタイプは、オイルよりべたつくことがないため、髪表面の乾燥を抑えられ、ベタつかずサラッとした使い心地です。

また、ほど良くオイルが配合されているため、まとまり感が出るのもメリットです。

ミルクは水が主体ですので、キューティクルを開かせ、髪を修復する成分を水分と共に行き渡るようにするため、髪の内側から潤うのもメリットです。

しかし、ミルクは水分が多く入っているため、髪に塗布するとミルクに入っている水分が蒸発してしまい、若干髪の水分も少し奪ってしまう可能性があるのがデメリットになります。

乾燥に最適なのは?

毛先にはオイル?

ミルクタイプに比べてみると、オイルタイプのほうが、オイルが主体のため、乾燥から長時間髪を守ることができます。

オイルは水がないだけあって、揮発することがないためです。

髪の乾燥度合いで決めるのも良でしょう。

もし、乾燥し過ぎていると思えば、オイルタイプがオススメです。

そして、カラーやパーマで、水分が抜けた状態の乾燥した毛先にはオイルをつけたほうがしっとり潤いが持続します。

ワンレングスや前髪パッツンのヘアスタイルをするときは、天使の輪が必要ですね。

ベタつかない程度に薄くオイルをつけると、乾燥対策にもなりますし、スタイルもバッチリになります。

髪全体に塗りたい方には、オイルよりもミルクがオススメです。

髪全体の乾燥を抑えたい方はミルクがいいでしょう。

オイルに比べて軽い仕上がりになります。

髪の長さに関係なくベタつかず乾燥対策には良いでしょう。

髪が多くて全体のボリュームダウンをしたい方でも、落ち着かせたいならオイルよりミルクを髪表面に塗ると、水分があるためサラッとまとまりのある髪になりますよ。

そして、根元から近い部分は潤っていますが、毛先にいくほど乾燥度合いが悪くなり、ダメージが進んでしまい、悩みを抱えている方もいるでしょう。

この状態のときは、毛先のみオイルを使い、毛先が広がらないようにして、髪全体はミルクで保護するとまとまりやすくなります。

両方を上手に使い分けると乾燥を防げます。

自分にあったヘアケア方法で乾燥しやすい季節から髪を守りましょう。

ヘアアイロンの前につけるなら?

オイルタイプですね。

前述の通り、オイルタイプのトリートメントは、髪をコーティングしてくれるため、熱や摩擦によるダメージを防いでくれるからです。

そのため、ヘアアイロンによる傷みを軽減したい人は、洗髪の後にもオイルを塗布してからドライヤーやヘアケアがオススメです。事前にオイルをつけておくのがポイントです。

ヘアアイロンを使う直前にミルクを使うのはダメ?

髪が乾ききらない状態でヘアアイロンを使用したことありますか?

じゅっと音がしたことがあると思います。

それは、髪の表面の水分と一緒に、髪の毛の水分も蒸発してしているサインなのです。

実は、ミルクをつけてすぐにヘアアイロンを使ったときもミルクに水分が入っているため、同じことが起こってしまいます。

保湿しているつもりが、乾燥させてダメージを与えてしまうことになります。

細い髪にオススメは?

ミルクタイプでしょう。

細い髪はダメージを受けやすいため、髪が広がりやすく、まとまりにくい方が多いのです。

髪全体に塗りやすいのはベタつきがないミルクがオススメです。

ただ、細い髪と言っても髪質の違いもあります。

オイルタイプでも最近では「細い髪用」に作られているものもあります。

絶対にミルク!とは言い切れないのです。

しかし、乾いた髪につける時は、軽い仕上がりになるミルクは、髪がぺたんとなりにくく、ふんわりする仕上がりのため、細い髪に向いています。

一番の違いは油の種類

洗い流さないトリートメントの大切な役割の1つにあげられるのは『髪の手触りの改善』があります。

ツヤ出し目的でつけることもありますね。

そして、バサバサ、パサパサ、ギシギシした乾燥した髪の質感を良くするために、洗い流さないトリートメントを使用します。

手触りを良くするために配合されているのが、『シクロメチコン』や『ジメチコン』のシリコン剤になります。

シリコン剤による手触り改善に関してのオイルタイプ・ミルクイプは、ほとんど違いがないのが現状です。

もし自宅に洗い流さないトリートメントがありましたら裏面の内容成分をご確認ください。

配合量の多い順位に書かれているのはご存知でしょうか。

シリコン剤の名前が上の方に書いてあります。

〇〇メチコンのような文字がシリコン剤になります。

中には植物油などだけで作られているというものも販売していますが、かなり少ないでしょう。

現在の洗い流さないトリートメントのほとんどはシリコンによる手触り改善を目的としています。

ホホバオイルやスクワランオイルやココナッツオイル・マカダミアナッツオイル等々の植物油100%で作らているのは極わずかになります。

一体何が違うの?

それは”油の質”です。

分かりやすく説明すると、オイルタイプは油そのものになりますが、ミルクタイプは油と水を乳化させたもので、それぞれに使う油の種類やトリートメント成分が違ってきます。

油の種類や質が少し違えるだけで、髪に使った時の手触りも結構変わるのです。

エマルジョンタイプ

ミルクとオイルの中間のようなトリートメントのことをいいます。

オイルタイプのように透明ではないですが、ミルクタイプよりは粘度が少しありますが、ベタつきがないので全体的に使いやすいのです。

最近の洗い流さないトリートメントに多くみられ、オイルとミルクの両方にあるメリットを取り入れて作られているため、使いやすいものになっています。

ミルクの白濁していますが、オイルのドロっと感があります。

これがエマルジョンタイプの特徴になります。