最近、襟袖にフケがついていることがある…、髪の分け目のフケが気になる…と、悩んでいませんか?
毎日欠かさずシャンプーで洗っているのに、なぜかフケが出てくる…。困りますよね。
どうしたらフケって減らせるのかな?
どんなシャンプーを使えばいいの?
洗い方は?
フケが出る原因はなんだろう?
など、フケについて色々な疑問があると思います。
大丈夫です!これから…
フケの正体について
フケの対策方法
効果的な洗い方
について紹介していきます。
この記事を読めば”フケが出ないようにする方法”や”洗い方”がわかるので、フケを減らすことができます!
それに頭皮も髪も、健康な状態を維持しやすくなりますよ。ぜひ、参考にしてみて下さいね。
フケの正体について
フケは、頭皮の古い角質が剥がれたものです。
つまり肌でいうと、垢のようなもの。
新しい皮膚に押し出されたり、痒くて頭皮を掻いたりして、角質が剥がれ落ちたのです。
このフケですが、実は2種類に分かれていて、それぞれ原因が違います。
乾燥によるパラパラとしたフケ
油脂による髪や頭皮にくっついているフケ
順番にフケの原因と、対策方法を紹介します。
乾燥によるフケの5つの原因
乾燥によるフケは”頭皮の乾燥”が原因。
襟袖にパラパラ落ちているフケがコレです。
原因なのですが…
肌が乾燥肌体質
シャンプーで洗い過ぎ (または強い)
お湯の温度が高すぎる
エアコンの部屋にいる時間が長い
紫外線のによるダメージ など
1.乾燥肌体質の場合、頭皮も肌の一部なので乾燥しやすいはず。体質は…仕方がないので、乾燥しないよう、下記で紹介するケアを試してみて下さい。
2.1日に2回、お風呂やシャワーを浴びる人!シャンプーも2回していませんか?
2回とも髪を洗ってしまうと、”必要な油分”も一緒に洗い流してしまうため、頭皮が乾燥しやすくなります。
髪を洗うのは1日に1回にして、それ以上は洗わないようにしましょう。
あと、洗い過ぎにも注意。
丁寧に洗い過ぎないよう、”一通り洗ったら流して終わりにする”というやり方に、変えてみましょう。
シャンプーによっては、洗浄力が強いものがあります。
洗浄力が強すぎると、1回のシャンプーだけで必要以上の皮脂を洗い流してしまうため、乾燥してしまうんです。
自分の使っている”シャンプーの強さ”はどうか、成分表をチェックしてみて下さいね。
シャンプーの回数、丁寧さ、種類、に気をつけましょう!
3.シャンプーやリンスを洗い流す温度が高すぎると、必要な皮脂まで流されてしまい、乾燥してしまうのです。
理想の温度は40℃前後。
冬もシャワーだけ、の人は熱いお湯を浴びがちなので、皮脂が必要以上に流れてしまっているかもしれません。
頭皮にかけるお湯は、”温め”を心がけた方がいいでしょう。
4.エアコンの効いている部屋に長くいると、頭皮も乾燥しやすくなります。
”冷房が効いていると肌が乾燥する”、と聞いたことはありませんか?
それは頭皮も例外ではありません。
頭皮がエアコンによって乾燥し、フケが出てやすくなってしまいます。
5.紫外線は頭皮にダメージを与えるため、乾燥してフケが出やすくなってしまいます。
頭皮に対策をしていない状態で、紫外線を浴び続けていると、乾燥が加速してしまうので危険です。
最近の紫外線は強いので、十分に注意しましょう。
乾燥によるフケの対策方法
シャンプーの種類を変えてみる
紫外線対策をする
1.皮脂や汚れがしっかり落ちる、などの”洗浄力を強みにしているシャンプー”は、乾燥で悩んでいる人は避けた方がいいでしょう。
”アミノ酸のシャンプー”は比較的、洗浄力が強くないのでおすすめです。
他にも”乾燥肌用”、”フケや痒みを抑える”、などの記載されている低刺激のシャンプーが、おすすめです。
成分表を見て確認して下さいね。
2.”全身or髪用の紫外線対策スプレー”、”帽子”などがおすすめです。
しっかり頭皮を紫外線からガードして、乾燥を防ぎましょう!
皮脂によるフケの5つの原因
油脂による髪や頭皮にくっついているフケ、について説明します。
こちらは乾燥とは逆で、皮脂がきちんと洗えていないため、フケが出てしまうんです。原因なのですが…
肌の体質がオイリー肌
シャンプーで頭皮が洗えていない
シャンプーやリンスを洗い流せていない
不規則な生活習慣
マラセチア菌の増殖 など
1.肌質がオイリー肌の人…つまり、皮脂が分泌されやすい体質の人は、頭皮も油っぽくなります。
シャンプーを洗浄力の強いものに変えてみたり、油分の少ない食生活に変えてみたりすると、改善する可能性があります。
2.時間がない、面倒…などの理由から、簡単にシャンプーを済ませていませんか?
それだと、皮脂や汚れを洗えていないため、マラセチア菌が増える原因になり、フケが出てしまいます。
今一度、洗い方を意識してみましょう。
3.洗い方が丁寧でも、しっかり洗い流せていないと…残った成分が肌を傷つけるため、痒みやターンオーバーを乱れさせる原因になります。
洗い流し過ぎはよくないですが、残るのもよくありません。
リンスもコンディショナーも、洗い流すタイプは、きちんと洗い流しましょう。
4.睡眠不足やストレス、暴飲暴食に偏った食生活…色々ありますが、こういった不規則な生活はターンオーバー(新陳代謝)を乱れさせます。
例えば…
睡眠は1番ターンオーバーが活発な時間。不足すると満足な新陳代謝を受けられません。
ストレスは血流が悪くなったり、ホルモンが乱れてしまうため、頭皮の状態が悪くなり、栄養や酸素が届きにくくなります。
甘い物や脂っこいものばかり食べていると、皮脂が多く分泌されます。
炭水化物メインや揚げ物…このような食事が多いようでは、頭皮もベタベタに…。
このように不規則な生活は、頭皮や身体にダメージを与えてしまうので、気をつけましょう。
5.マラセチア菌の増殖により、フケが出てしまいます。
マラセチア菌は頭皮に住む菌で、皮脂を食べて増殖し、細菌から頭皮を守ってくれています。
しかし皮脂の分泌量が多い、シャンプーの洗い残しがある…などの原因により、必要以上に増殖してしまい、その影響でターンオーバーが乱れ、フケが出てしまうのです。
皮脂によるフケの対策方法
生活習慣を正す
シャンプーの前にお湯で髪を洗う
しっかり頭皮を洗う
シャンプーの種類を変えてみよう
しっかり頭皮を乾かす
紫外線対策をする
1.生活習慣を見直して改善しましょう!例えば…食事なら、野菜やキノコなどを取り入れた食事に変えてみる。
丼ぶりでも、一緒に具だくさんの味噌汁を付け足してみる、などの工夫をすると、足りない栄養素を補えますよ。
睡眠なら、1日7時間の睡眠時間を目標にする。
理由は、健康な人の平均時間は”およそ7時間”と言われているから。
ターンオーバーは毎日行われているので、休日に寝溜めする…ではなく、毎日きちんと眠ることが大切です。
自分の生活を見直してみて、”これは変えた方がいいな”と思ったら、少しずつ改善してみて下さいね。
2.シャンプーで洗う前に、40℃前後のお湯で頭皮をよく洗い流しましょう。
それだけでも、皮脂やホコリを十分に洗い流すことができます。
そのため、その後のシャンプーの泡立ちが、かなり良くなりますよ。
私はオイリー肌なので髪を洗う時、たくさんシャンプーをつけないと泡立ちませんでした。
だから、シャンプーの消費がとても早かったんです。
でもシャンプーの前に、お湯で3分ほど優しく洗うようにしたら、泡立ちが良くなりました!そのおかげで、シャンプーの消費量が減ったんです。
頭皮にも、財布にも優しいので、おすすめな方法です。
3.洗い方は…
お湯で先に頭皮や髪を洗う(2)
軽くシャンプーを泡立てて、全体に馴染ませる
爪は立てずに、指の腹でマッサージするように全体を洗う
洗った時と同じくらい、丁寧に洗い流す
横や後ろ側は”簡単に済ませがち”なので、全体的に満遍なく洗うようにしましょう。
洗い流す時はマッサージしながら、頭皮に残ったシャンプーを落とすイメージでやると◎。
”優しく丁寧に”を意識して下さいね。
4.殺菌作用のあるシャンプーを選びましょう。増殖し過ぎた菌を、減らすことができます。
それに専用シャンプーの方が効果的なので、普通の洗浄力が強いものよりも、効果がでるのは早いです。
早く改善したい人は、皮脂トラブル専用のシャンプーを使いましょう。
5.タオルドライをしてから、ドライヤーで頭皮をしっかり乾かすようにしましょう。
自然乾燥や生乾きにしていると、頭皮が濡れている時間が長いため、マラセチア菌などの菌が繁殖しやすくなります。
6.ターンオーバーを正常に働かせて、フケを防止するために紫外線スプレーや日傘で、きちんと対策をしましょう!
紫外線は乾燥だけではなく、頭皮のターンオーバーを乱れさせ、フケや白髪が生える原因になります。
”乾燥じゃないから関係ない”ではありませんよ。
まとめ
フケは頭皮の古い角質が剥がれたもの
フケは乾燥と皮脂の2種類の原因がある
種類によって対策を変える
髪は洗い過ぎも、洗えていないのもダメ
どちらのフケも爪や紫外線のダメージに気をつける
フケについて、わかりましたでしょうか。
フケの種類によって、対策を変えなければいけません。
乾燥のフケなのに、油脂のフケだと勘違いして強いシャンプーにしたら…さらに乾燥して、頭皮の状態が悪化してしまいます。
シャンプーのやり方は、なかなか難しいですよね。
洗い過ぎないように…でも綺麗に洗わないといけない。
丁度いいところが分かりにくいですが、意識して洗うしかありません。
フケや頭皮の状態を観察しつつ、洗い方を工夫してみて下さいね。
自分がどちらのタイプのフケか、きちんと見て対策をして、フケのない髪を目指しましょう!