カラーリングをしたのに、ふと鏡を見た時白髪がキラキラしてた、という経験はありませんか?
しかも、普通の白髪よりもキラキラがすごい気がする・・・。
動く度にキラキラするから、せっかく染めたのに白髪が目立ってがっかり、なんてことも。
今回はカラーリングで染めたはずなのに、白髪がキラキラと光る原因と、その対処法をご紹介します!
Contents
カラーリングしたのに白髪がキラキラする原因は?
そもそも、カラーリングをする前の白髪も黒髪よりはキラキラしていますよね。
それは白髪に色素がない状態だから。
黒髪は髪の毛の内側にメラニン色素が含まれています。
その色素がなくなってしまい、その隙間に空気を含みます。
空気が光を反射してキラキラと光るんですね。
でも、カラーリング後のキラキラ白髪はそれよりも、もっとキラキラ目立ちますよね。
カラーリングしたあとなのに、白髪がキラキラ光る原因は主に6つあります。
・カラーリング剤の色が明るすぎる
・カラーリング剤の量が少ない
・塗布後の放置時間が少ない
・髪の毛が傷んでいる
・白髪染めで染めていない
・白髪染めの成分が髪の毛に残ってしまっている
ひとつずつ、詳しく説明していきたいと思います。
カラーリング剤の色が明るすぎる
カラーリング剤の色が明るすぎると、キラキラの原因になることがあります。
明るすぎる色(薄いカラー)だと、黒髪の部分はしっかりと染まりますが、白髪が染まりにくい場合も。
染めた直後は目立たなくても、1ヶ月くらい経って色落ちしてくると目立つことがあります。
黒髪は色が多少落ちたとしても、元が黒なので、目立ちにくいのですが、白髪は元々色素がない状態。
キラキラになりやすいんです。
カラーリング剤の量が少ない
カラーリングする時に塗布する量が少ないと、しっかりと髪の毛にカラーリング剤が浸透しないので、染まりが弱い状態になってしまいます。
セルフカラーをする場合は特に、用量を守って使用しましょう。
ヘアサロンで染めた場合、カラーリング剤が少ないということは基本的にはあまりありません。
あっても、素人にはなかなかわかりませんよね。
後ほどヘアサロンで染める時の注意点をご紹介するので参考にしてみてください。
塗布後の放置時間が少ない
カラーリング剤を放置する時間が短くても、髪の毛の内部にカラーリング剤が浸透していない状態で洗い流してしまうことになるので、染まりが弱い状態になってしまいます。
セルフカラーをする時は、パッケージや説明書に記載されている時間をきちっと守りましょう。
髪の毛が傷んでいる
髪の毛が傷んでいると、キューティクルが剥がれたり、乱れたりして髪の毛の中の栄養が流れやすくなっている状態です。
無防備な状態といっていいですね。
そのような状態だと、髪の毛の栄養や水分とともに、カラー剤も抜けてしまうので染めた白髪が元に戻りやすくなってしまいます。
そして、ただ傷んでいるだけならさほどキラキラしないのですが、髪の毛がヘロヘロと波打っていたり、平べったくなっていたりすると光を反射する面が増えるので、普通の白髪よりもキラキラとして見えることがあります。
白髪染めで染めていない
白髪染めと、おしゃれ染、どっちでも同じだと思っていませんか?
おしゃれ染めは、黒髪の色素を壊して、その壊した部分に色を入れていくという仕組みです。
ですので、あまり暗い色がおしゃれ染のカラー剤には含まれていないんです。
白髪にはそもそも、壊す色素もありません。
そして黒っぽい暗い色があまり含まれていないおしゃれ染めを使用しても、色が入らないのです。
白髪が気になるから染めたい、という人は「おしゃれ染め」ではなく「白髪染め」を使用しましょう。
白髪染めってなんだか、買うのが恥ずかしい、という人も多いですよね。
最近はパッケージもおしゃれな白髪染めが多く販売されています。
購入する際は白髪染めを選んでくださいね。
白髪染めの成分が髪の毛に残ってしまっている
白髪染めの成分が髪の毛に残ったしまったままの場合もキラキラの原因になることがあります。
白髪染めの化学成分が髪の毛に残ったままだと、髪の毛の色が抜けてしまう場合があります。
その結果、染まっていたはずなのに、数日〜1週間で髪の毛がキラキラしてきた、ということが起こってしまうのです。
カラーリング後のキラキラを少なくする対処法
カラーリング後のキラキラ白髪を少なくするには
・カラーリング剤の色の選び方
・カラーリング剤を置く時間
・カラーリング剤の使用量
・髪の毛のケア
がポイントになります。
カラーリングをする際、あまり明るめのカラーをチョイスすると黒髪と白髪の明度の差がありすぎて、白髪だけが目立ってしまう原因になります。
明るめカラーにしたい場合は、一旦ブリーチをしてリセットしてから染める、などの対処法が必要になります。
ヘアサロンだと、美容師さんにおまかせできますが、セルフカラーだとなかなか難しく、出来たとしてもキレイに仕上がりません。
セルフでカラーリングする場合は、自毛のカラーとあまり落差のないカラーにしましょう。
ヘアサロンでカラーリングする時の注意点
ヘアサロンで染めたからといって、失敗がないわけではありません。
・数日で白髪がキラキラしてきた
・毛先がキラキラしてきた
などの場合は無料でリタッチしてもらえるヘアサロンが多いので、問い合わせてみましょう。
美容師さんも、カットが得意な人、カラーが得意な人といます。
カラーリングする前にしっかりとカウンセリングを受けたのに、色落ちしてしまう場合は、残念ながらあまり技術のない美容師さんかもしれません。
ヘアサロンで白髪染めを頼む際の注意点は
・白髪染めをお願いする
・気になることがあったらカウンセリングの段階で相談する
・指名をする
白髪染めをお願いする
白髪の割合が少ないと、美容師さんは「白髪染めはまだ必要ない」とおしゃれ染めを勧めてきます。
白髪の割合が少ないからこそ、キラキラが目立つのです。
カウンセリングの段階で、「それでも白髪が気になるから、どうにかしたい」旨を伝えれば、白髪染めに変更してくれたり、ヘアマニキュアなど色々な方法を提案してくれます。
気になることがあったらカウンセリングの段階で相談する
「前回のカラーリングですぐに白髪がキラキラになってしまった」など、気になったことがあれば、カウンセリングの段階で相談しましょう。
前回の経験を踏まえ、色々と工夫してくれたり、アドバイスをくれるかもしれません。
指名をする
ヘアサロンでは指名制を導入している店舗が多くあります。
指名料がかかる場合もありますが、指名せず誰でもいいです、と言うと比較的に経験の浅い人が担当になることも。
通常のカラーリングよりも、知識と技術がいる白髪染め。できたら、白髪染めが得意な人を指名しましょう。
1回染めてもらって、仕上がりに満足した美容師さんがいれば次回もその人を指名するとリスクが少ないですね。
短期間でのリタッチは無料の店舗が多いとはいえ、時間もかかりますし、髪の毛にもよいとは言えません。
安心しておまかせできる美容師さんを見つけたいですね。
まとめ/h2>
いかがでしたか?
キラキラ気になる白髪。想像以上に原因があることがわかりました。
なるべく、キラキラさせないように、対策をしながら、キレイな髪の毛を保ちたいですね。