カラーリングは頻度が高ければ高いほど髪へのダメージは大きくなります。
カラーは染めたての時は綺麗に見えますが、時間が経つと共に色落ちし汚らしく見えてしまうものです。
頻度が高いカラー施術は髪の毛への負担が大きくなり最終的にうまくカラーの色味が乗らないことがほとんどです。
Contents
カラーをする頻度はどれくらいがベスト
カラーの施術頻度でベストなのは2ヶ月から3ヶ月に一回がベストです。
しかし、根本が黒くなるのが許せないといったり、白髪染めの方などは白髪が出てくるのが許せないという方も多いでしょう。
そこでカラー剤による髪や頭皮のダメージ具合を知ってもらいその後のケア次第では1ヶ月に一度の頻度でも髪の毛のダメージが抑えられる方法をご紹介します。
全体カラーとリタッチカラーがあるどっちがダメージが大きい?
カラーをするとなぜ髪の毛にダメージが出てしまうのかというと、髪の毛や頭皮に残留アルカリといって肌や髪のペーハー(ph)がアルカリ性に偏ってしまうことがダメージの大きな原因です。
全体カラー
髪の毛全体を染める施術ですが、髪の毛の特徴として根本付近が一番健康毛で、毛先に向かってダメージが大きくなります。
髪の毛は爪と同じで毛先が一番古い毛になります。
髪は一年に12cm程度伸びますがロングヘアの場合長さが36cmあったとすると毛先は3年前に生まれた髪の毛ということになります。
そして髪の毛は他の皮膚と違って自己修復しません。
つまりダメージしてしまったらそのダメージが治ることがないのです。
ですから毎回全体カラーをすることは髪の毛への負担がかなり大きいです。
リタッチカラー
リタッチカラーとは根本だけを染める施術です。
髪がプリンの状態になったり、白髪が伸びたりするときにその出てきた白髪が気になり施術する方が多いのですが、髪の毛全体を染めるよりもダメージ的には幾分かマシになります。
ただし白髪は少しでも伸びてくるととても気になるものなので白髪染めをする頻度も高くなります。
それに伴い髪や頭皮への負担も大きくなります。
おしゃれ染と白髪染めはどちらがダメージしやすい?
おしゃれ染と白髪染めのダメージをくらべると明かにおしゃれ染の方がダメージは大きくなります。
オシャレ染の場合はもともと黒髪を脱色し色味を入れていくので髪への負担が大きいです。
カラーは明るくなればなるほど薬剤の作用も強くなります。
反対に白髪染めの場合は白髪を染めるだけならそれほど薬剤は強くないのですが、ここ数年で明るめの白髪染めの種類も増えたので、白髪染めによる頭皮や髪へのダメージも大きくなる傾向にあります。
オシャレ染のダメージレベル
一般的なトーン7トーンカラー
7トーン程度のほんのり明るいカラーであればそこまで髪の毛への負担は大きくありませんが頻度が高いと残留アルカリの影響で髪にダメージが蓄積されます。
7トーンの比較的色味が入りやすいものでもダメージによってそれがうまく入らないことがあります。
一般的な明るめの9トーンカラー
一般的にこの明るさにしている方が多いのではないでしょうか。
9レベルの明るさからは髪への負担が大きくなってきます。そしてカラー施術の回数が多いと色持ちが悪くなります。
明るめの12レベル
この明るさのカラーを繰り返し行うことで髪の毛のダメージは時間が経つごとに大きくなります。
そうなると色味が入らず脱色のみで完了してしまったり、パーマをかけても形づかなくなります。
かなり明るめの15レベル以上
15レベルまでくるとタンパク質変性はもちろん起こしていますし、カラーリングをしてもムラがでてきます。
やけに毛先だけ色が濃くなったり、髪の中間の箇所にしっかり色が入らずムラになったり、またアイロンやコテでヘアセットをしても綺麗に決まらないことがあります。
ここまでダメージがきてしまうと美容師の中では髪が死んでいると表現します。
白髪染めの種類はおしゃれ染よりも多い
白髪染めは物によっては頭皮への負担も大きくなります。
オシャレ染めの髪への負担は明るさによって強くなりますが、白髪染めの場合は髪というよりも頭皮の負担が大きくなってしまいます。
白髪染めは定期的に施術していないと白髪が目立ってしまいます。ほとんどの方はそれが嫌で白髪染めをする頻度が高くなる傾向にあります。
私の知る限り一番多い人で1週間に一回染めているという方もいます。
そこまでの高頻度だと髪の毛もダメージしますが頭皮のほうが心配です。
そのうち抜け毛が酷くなる可能性が高いです。
しかし白髪染めといっても多種の白髪染めがあり、物によっては頭皮や髪の毛のダメージを与えないものもあります。
アルカリカラー
アルカリカラーは一般的に使われている白髪染めでオシャレ染と同じ部類です。
なので髪や頭皮への負担は大きい白髪染めの種類に入ります。
マニキュア
マニキュアは髪の毛の表面をコーティングして白髪を染めます。
髪の毛の表面のコーティング剤なのでダメージはさほど大きくないと思われがちですが、実はこのコーティング剤が剥がれて色落ちする時に一緒にキューティクルも剝いでしまうため結果的に髪へのダメージが大きくなります。
また、マニキュアをアルカリカラーのように地肌から塗ってしまうと頭皮の皮膚呼吸ができなくなり呼吸困難になりますので、市販のものを使っている方などは気をつけるようにしましょう。
ヘナカラー
ヘナカラーは唯一髪や頭皮へのダメージがないものです。
植物からできているので薬理作用が少なくむしろ髪の毛にとってはトリートメント効果があります。
ただしデメリットとしてはヘナカラーで髪の毛をあかるくすることはできません。
もともと白髪の割合が多い方なら明るめにできますが、白髪がポツポツある程度だったり頭皮全体の2割程度の白髪ですと黒髪の方が割合が多いので明るく見えません。
また、植物アレルギーのある方の使用は控えましょう。
過去に1人だけヘナによるアナファラキシーショックでの死亡例があります。
カラーを繰り返すと髪の毛だけでなく頭皮へも影響大
先ほども述べていますが、頻度の高いカラーは頭皮へのダメージも大きいです。
特に白髪染めは根元からベタ塗りにする場合がほとんどなのと白髪染めの年代の方は年齢による頭皮老化も起こしているため薄毛の原因となってしまいます。
頭皮がダメージするとどうなる?
頭皮が弱る
頭皮が弱るとさらに頭皮がたるんでしまいます。
これを雪崩たるみといいますが、薄毛の原因となりさらにはお顔のたるみの原因ともなってしまいます。
毛穴がいびつになる
頭皮がたるむと毛穴もいびつになってしまうため髪の毛もパサつき髪質も変化し癖毛になります。
カラー剤には発がん性がある
また医者によるとやっぱりカラー剤には発がん性が認められています。
そのため癌リスクもあります。
カラーを頻繁に施術するならトリートメントと育毛剤は必須アイテム
カラーリングによるリスクを説明してきましたが、おそらくカラーがなくなることは無いでしょう。
また白髪染めなどは高頻度にもなりがちなのでここで髪の毛が艶腰、薄毛リスクを最小限に抑える方法をご紹介します。
トリートメントの役割
トリートメントは髪の毛を保護します。
髪の毛は一度ダメージしてしまうとそれが元の状態になることはありません。
ダメージが進むだけです。
しかしトリートメントをすることでそのダメージをおくらせ艶やコシなどを出してくれる効果があります。
育毛剤の役割
育毛剤はカラーのダメージによる頭皮たるみや頭皮の老化を防いでくれます。
育毛剤を使うことで将来的な薄毛も予防できますので特に白髪染めを頻繁に施術している方はトリートメントよりもむしろ育毛剤をメインに頭皮ケアしていきましょう。
まとめ
カラーリングは2、3ヶ月に一度くらいの頻度が良いのですが、それを聞き入れる方は皆無です。
そのため高頻度でカラーをする方はその後のヘアケア、頭皮ケアがとても大切です。