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ココナッツオイルとは?
ココナッツとは、皆さんもご存知のココヤシというヤシ科の植物の実です。
中には、白くプルプルとした果肉部分でもある胚乳→ココナッツミルク。
そして、たっぷりの水分・胚乳汁→ココナッツウォーターです。
ココナッツオイルは胚乳から作られており、抽出の仕方によって変わります。
「ヴァージンココナッツオイル」と「精製ココナッツオイル」に別れるのです。
20~25℃以下になることで、白く固まる性質があります。
利用法によっては溶かす必要もあります。
甘くてベタベタしているイメージがありますね。
しかし、溶けるとサラサラとした無色透明で味はしないのです。
そのため、食する時も気にならなく口にできます。
精製ココナッツオイル
こちらは胚乳を乾燥させ圧搾して、オイルを抽出させるのです。
それを精製したものが「精製ココナッツオイル」となります。
ココナッツの香りはほとんどしないです。
ヴァージンココナッツオイルよりも栄養価が低いのです。
香りが苦手だけどココナッツオイルを試したい方には精製ココナッツオイルがオススメです。
いち早く効果を実感したい方は栄養価の高いヴァージンココナッツオイルがオススメです。
利用法に分けて使うと良いでしょう。
ココナッツオイルの効能①
糖質制限ダイエットで有名になったココナッツオイルです。
中鎖脂肪酸であるココナッツオイルは、吸収が早く体脂肪になりにくく、摂取すると体内のケトン体を増ややすことができるため、体脂肪を減少させる効果が生まれます。
このケトン体を合成させるために中鎖脂肪酸が必要なのです。
ココナッツオイル以外にはパーム油や牛乳、母乳にも中鎖脂肪酸は含まれているのです。
ココナッツオイルの効能②
ココナッツオイルは、美肌や美白にも効果抜群です!強力な抗酸化作用を持つ「トコトリエノール」と呼ばれるビタミンEの中の一種が含まれているため、シミ・シワ・毛穴ケアに効果的と言われています。
さらに天然の保湿成分のため、毎日の乾燥対策としての使い方には髪だけではなく、肌にも内臓にも効果的でしょう。
とくに紫外線の時期にはダメージを受けた肌に打ってつけのアイテムになるでしょう。
ココナッツオイルの効能③
食用油で「うがい」をオイルプリングといいます。
ココナッツオイルはこのオイルプリングに適した油といえます。
ココナッツオイルでうがいをすることで、歯ブラシでは届かない部分にある口内の食べかすの汚れがオイルに溶け出すため、洗い流すことができます。
ココナッツオイルには殺菌作用もあります。
歯周病予防や口臭予防にも効果があります。
すぐの効果というより毎日続けることが予防に繋がります。
歯周病と髪は深い関係性があります。
ぜひとも続けて頂きたい利用法になります。
糖質制限ダイエットとは?
糖質制限をすると、炭水化物などの糖質に多く含まれているブドウ糖が摂取されずに、体内からどんどん消えていきます。
そうなると、人体はエネルギー源が不足!という指令を出すため、肝臓が脂肪を分解してケトン体を作り出すのです。
ケトン体をエネルギーとして使うことで、肝臓が脂肪を分解することで、体脂肪が燃えるため、ダイエットにつながるのです。
日焼け止め効果⁈
ココナッツは南半球など暑い環境下で育つ植物になります。
進化の過程の中で、紫外線に強い特質を持つようになったとも言われているためなのでしょうか、SPF4~10・紫外線20%カット程度の日焼け止め効果が生まれています。
ベタベタしない天然成分の日焼け止めになり注目が集まり色々な商品が発売されています。
真夏などは紫外線が強い日には他の日焼け止めと併用することをオススメします。
オイルプリグのやり方
1.ココナッツオイルをスプーン1杯分口に含みます。
2.飲み込まないよう気をつけながら15分程クチュクチュして吐き出します。
注意:洗面台や排水口に直接流さないようお気をつけください。
それは、ココナッツオイルが冷えることで固まるため、詰まりの原因になります。
そのため、ビニール袋などに入れて捨てるようにすると良いでしょう。
毎朝起きてからすぐにオイルスプリングをすると効果的です。
ベタベタせず、口の中がさっぱりしますよ。
ここで、歯と髪の関係性とは?
一見何の関係性がないように見える歯と髪ですね。
実はとても深い関係があります。
髪はストレスの影響を受けやすいことで知られていますね。
日々のストレスや、紫外線による影響・妊娠などによってのホルモンバランスの変化など、様々なことが髪に影響を与えています。
その中にはもちろん、体の不調が髪へダメージを与えていることもあります。
体の不調の原因も様々ですが、歯が身体に与える影響が大きいのです。
歯の役目として大切なのは噛むことです。
噛むということをしないと身体に様々な悪い影響を与えてしまいます。
しっかり噛むということが、脳に刺激を与え活性化させます。
噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、胃にダメージを与えてしまう可能性が高まります。
実は、このダメージが体や髪にとってストレスになってしまいます。
また、歯が虫歯になり痛みを伴うことにも繋がります。
その痛み自体がストレスになりますし、髪に影響を与え兼ねません。
歯周病が進行して起こる影響
虫歯ともう1つ歯にとって悪いものは「歯周病」になります。
歯周病とは、歯と歯肉の境目に細菌が溜まるのです。
それが原因で炎症が起きてしまいます。
歯周病が進行すると歯がグラグラするなど、抜歯に繋がってしまいます。
そして、歯周病菌が歯肉から侵入して全身の血液が巡ります。
その歯周病菌が原因となり、糖尿病や心疾患、骨粗しょう症になる可能性があります。
もちろん髪にも悪い影響を与える可能性も高まります。
抜け毛は、血行不良で頭皮に栄養が行き届かないことが原因の1つになります。
歯周病が原因で全身の血流が悪くなることで、頭皮への栄養が行き届かなくなってしまうのです。
歯周病は自覚症状がないため、気づきにくいケースが多く知らずに進行している場合があります。
また、噛む力が弱くなることで、抜け毛が進み薄毛にも繋がります。
歯周病が進行すると顎関節症になることもあります。
そうすると、噛む力を弱めたり顎に痛みを与えることもあります。
薄毛だけではなく、歯周病が原因で歯が抜けてしまうことで、噛むことが出来ないということにもなるため、身体にストレスを与えることとなります。
このように一見何の関係性もない髪と歯ではありますが、密接に関係があるのです。
大切な髪を守るためには、歯の環境も整え清潔にしておくことが大切になります。
ココナッツオイルは頭皮の臭い消しにも⁈
頭皮の気になる生臭いニオイは、皮脂が毛穴に詰まってしまい、そこに雑菌が繁殖することが原因の一つでしょう。
ココナッツオイルはニオイの改善にも繋がります。
それはココナッツオイルに多量に含まれているラウリン酸の働きがあるからです。
ラウリン酸とは脂肪酸のひとつであり、母乳にも多く含まれています。
そして、強い抗菌作用と抗酸化作用があるのです。
このラウリン酸の効果により雑菌の繁殖が抑えられるため、毛穴の汚れを浮かせ取り除くことができます。
頭皮ケアにも使えるオイルなのです。
髪の毛が早く伸びる⁈
シンガポールやフィリピンでは、ココナッツオイルでケアすることで、髪が早く伸びると言われているのです。
実際に、ココナッツオイルを愛用して頭皮ケアをしている人達から「髪が早く伸びるようになった」という声が確かに多いのです。
髪の毛が早く伸びるための条件
・髪に栄養を入りやすいように、毛穴に汚れがない状態にして頭皮が清潔にする。
・髪に栄養を運ぶために血流を良いこと。
ココナッツオイルで頭皮マッサージ
ココナッツオイルで頭皮マッサージすることによって、毛穴の詰まりがキレイになりやすく、血流が良くなることで髪の毛が早く伸びるようになります。
髪の毛を早く長く伸ばしたいという方にぜひ試してみてください。
ヘッドマッサージに使用
シャンプー前に、ヘッドマッサージをすることにより毛穴の詰まりをしっかりと落とすことができるため、頭皮がキレイになります。
頭皮の環境が改善されることで、フケや抜け毛防止に期待できますし、リラックス効果にも繋がります。
やり方
①スプーン2杯分程度のココナッツオイルを手にとって馴染ませます。
②手のひらや指の腹で頭皮マッサージをします。
③マッサージ後、蒸しタオルで20~30分ほど包んで温めましょう。
④ベタつきがなくなるまでしっかり洗い流します。
⑤流した後、シャンプーをすればすっきりしっとりします。
シャンプー後のトリートメントとして
リンスやコンディショナーにココナッツオイルを少量混ぜるトリートメント法もあります。
時間のない方も簡単にできる方法になります。
リンスやコンディショナーにココナッツオイルをプラスすることで、保湿力アップして相乗効果が生まれるため、よりしっとり艶のある仕上がりに繋がります。
ヘアケアオイルとして
洗い流さない、アウトバストリートメントとしても効果的な方法です。
①髪の毛が濡れた状態でココナッツオイルを1~2滴手のひらで馴染ませる。
②毛先を中心に髪に揉みこむようにして馴染ませてからドライヤーで乾かしていきます。
栄養を髪の毛に行きわたらせることで、同時にコーティング効果が生まれ、ドライヤーの熱から髪を守ることもできる相乗効果になります。
ヘアパックでスペシャルケア
週に一度のパックをすることで、パサついたダメージヘアも柔らかい髪によみがえることができます。
頭皮から毛先までココナッツオイルをたっぷり塗り浸透させてから10~15分程度、放置します。
その間に頭皮マッサージをすることで、目の疲れも取れやすくスッキリできます。
パック後シャンプーでしっかり洗い流すことで、ベタつかずにゴワゴワ、パサパサだった髪もやわらかい手触りに変わります。
万能なココナッツオイル‼︎全身アンチエイジングも!
少し前までは、食べれば太る、またスキンケアやヘアケアではベタつく、脂がでなく乾燥すると敬遠されていたオイル全般ですね。
しかし、今では身体の内面、外面の両方からケアできる万能さが注目され、全身のケアに取り入れる人が増えていますね。
なかでもココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸の分子量が小さいため、他のオイルより浸透率が高いのです。
そして、抗酸化作用もありますので、アンチエイジングには効果抜群のオイルになります。
また、ココナッツオイル独特の香りが気になる方もいるでしょう。
このような方は好みのエッセンシャルオイルをブレンドして使用するのも良いでしょう。
自分に合ったココナッツオイルを小分けで持ち歩くことで、ブレンドをしたりオリジナルのケアで全身に使用しながらアンチエイジングになります。