女性の薄毛

シナモンが薄毛女性の育毛に効果的⁈栄養素が豊富なシナモンはヘアパックに最適!

エスニックなスパイスが特徴のシナモン

飲み物、スイーツにと人気のシナモンですね。

そのシナモン育毛にも効果があることをご存知でしょうか。

シナモンを使用したヘアケア方法をご紹介します。

シナモンとは?

シナモンは、世界で最も古い香辛料になります。

昔からとても長い歴史があるものなのです。

その歴史は紀元前4000年にまでさかのぼります。

古代エジプトではミイラが腐らないようにする為に使用されていたというのは有名な話ですよね。

日本では奈良時代からお薬として使われるようになり、漢方的な役目で活用されてきたのです。

セイヨウニッケイという常緑樹で、和名は月桂樹になります。

この名は耳にされたことがある方も多いことでしょう。

その葉とは、例えばお肉屋さんでお肉を買った時に臭み消しについているローリエのことをいいます。

シナモンは血行を促進する

長い歴史の中、薬効成分が強いイメージがあるシナモンですが、血行を促進させる効果があるのです。

 ただ、血流を上げるのはもちろんなのですが、それだけではなく傷つきがちな毛細血管の補修をしてくれますし、毛細血管の流れを改善させる働きがあります。

この働きを担っているのが、「ケイヒエキス」であり、シナモンに含まれています。

 髪が育つ頭皮には、多くの毛細血管がありますね。

そのため、毛細血管の血流がスムーズに流れることで毛母細胞も活性しやすく、頭皮にたくさんの栄養が行き届くようになります。

毛穴がキレイで血流がいい頭皮には健康な髪が育ちやすいことから育毛効果も生まれ、毛細血管の機能が向上することで抜け毛薄毛防止にも期待できるようになりますね。

 年齢を重ねると、毛細血管の機能も低下してしまい、老化しやすいため、艶のあるきれいな髪を保つために重要なのは、「ケイヒエキス」をとることなのです。

健康な髪には鉄分・カルシウム!

シナモンには女性には嬉しい鉄分カルシウムも豊富に含まれているのです。

これらの栄養素は血液を作る元になります。

血液量が増えることで、酸素が自然に増えるため、大量に頭皮の毛細血管へ運ばれていくことができるのです。

すると、しっかりと毛母細胞に栄養を送り届けることができるため髪の成長が促進されますね。

 それではシナモンをどのように取るといいのでしょうか。

海外では主流のシナモンですが、日本ではどうしても苦手な方もいますね。

そのような方が食べやすい方法とは?

シナモンの取り方、食べ方

シナモンは、シンプルにシナモントーストとして食べる事も出来ますね。

シナモンが好きな方はシナモンティーとしても飲むこともオススメです。

そして、苦手な方はスパイスが多いカレーに入れる方法もオススメします。

アップルパイなどに入っていることもあります。一味変わって美味しいですね。

食べ物から取る場合は1日0.6g・小さじ1/2~1程度で効果がありますので、手軽に取ることが出来るでしょう。

しかし、取り過ぎてしまうと、肝障害の恐れが出やすくなるため、摂取量には注意することが大切です。

苦手な方でも、この量でしたら何かに入れて飲む、食べるができるのではないでしょうか。

ヘアパックできる?

食べるだけでなく、ヘアに直接パックができるのです。

1.シナモン小さじ1と、人肌に温めたオリーブオイル大さじ4を合わせます。

2.頭皮に塗りマッサージします。

指の腹で頭皮を揉み解すようにマッサージします。

3.マッサージ後5~10分そのまま放置してラップを巻くなどしてパックをします。

頭皮の汚れを落とすことができて、血流アップしてくれます。

4.パック後はシャンプーでしっかり洗い流します。

シナモンをヘアケアに効果的に取り入れることで、髪艶を美しく保つことができるのです。

ハチミツと混ぜて塗るパック

シナモンは直接頭皮に塗っても効果がありますが、インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」の中では、生姜と並んでの万能薬とされています。

そのため、ハチミツと混ぜて頭皮に塗るヘッドスパがオススメです。

これは、抜け毛薄毛に効果が期待できます。

このパックはサロンに行かなくても、自身でも自宅でできるパックです。

1.ハチミツとシナモンを2:1で混ぜます。

2.1.をペーストにして、シャンプー前に頭皮に塗ります。

3.パック中は5〜10分放置して浸透させるといいでしょう。

4.しっかりシャンプーをしてトリートメントも軽くしましょう。

より効果的な髪艶が期待できます。

なお、シナモンを頭皮に塗る場合は、必ずパッチテストをしてから行うと皮膚トラブルを防げます。

アレルギーなどもありますので、花粉症などある方はパッチテストして痒くなったり湿疹がでなければ大丈夫です。

シナモンは薬としても?

ケイヒ(桂皮)というのは生薬としての呼び名になります。

古くから薬としても使われていて、奈良時代前半の日本にも桂心として伝わってきているのです。

生薬のシナモンは?

1.体を温める作用

2.発汗発散作用

3.健胃作用があるもの

このように使われています。

シナモンの効果・効能は?

裏付けるデータは実は無いのですが、下記のような効果があると言われています。

1.糖尿病の改善

2.鼓腸の改善

3.筋肉や胃腸の痙攣改善

ちなみに、鼓腸というのは、聞いたことありますか?

これは、腹膜腔内にガスがたまることで、お腹が張った状態のことをいいます。

このように、シナモンは香辛料や薬の役目を果たしています。

人の口に入れるものとして重要化されているのです。

多くの薬効も知られているものの一つでもあります。

桂皮から取れた精油は香り付け成分に?

ケイヒエキスの中のどの成分が、皮膚毛細胞血管の機能低下を改善していると思いますか?

実は研究報告に具体的な成分名がないのです。

エキスとは液状です。

樹皮などに含まれる精油のことです。

炭素・水素・酸素などの化合物ではないか、効能はどうでしょう。

・ケイヒアルデヒド

・ケイヒ酸

・オイゲノール

 これらの化合物は、主に香り付けに使われていることがわかりました。

髪だけでなく、身体に良い作用があるということはどこにもないのです。

シナモンは、身体にも髪にもいいため、極力食べもので摂取することをオススメします。

他にも効果的なこと

ダイエット効果

シナモンには血行を良くすると言われているケイヒが含まれています。

血行が良くなることで、脂質を燃やしてくれるため、新陳代謝の働きが良くなるのです。

代謝が良くなると、分解する脂肪の量も増え燃焼しやすくなるため、痩せやすい体質になりダイエット効果に繋がるでしょう。

むくみの予防効果

むくみは血の巡りが悪くなることです。

シナモンがもたらしてくれる血行促進では、冷えが解消しやすく、むくみ改善にも繋がります。

また血の巡りが悪くなることで、余計な水分や老廃物を排出するリンパが詰まりやすく、スムーズに流れなくなるのです。

ですが、シナモンはカリウムを含んでいるのです。

このカリウムは、体の中の余計な水分や老廃物を排出するのにとても役立ちます。

バナナやスイカが夏にいいと言われているのも、このカリウムになります。

このように、シナモンはむくみの予防にも効果が期待できるため、コーヒーや紅茶などに少し入れるだけでも変わります。

口臭を緩和する効果

男女関係なく、年齢関係なく、口臭は防ぎたいものです。

実はシナモンには、口臭を打ち消してくれる成分が含まれています。

口臭を出す原因をご存知でしょうか。

口の中にある嫌気性菌が原因なのです。

シナモンは殺菌効果を含んでいます。

そのため、口臭の原因である嫌気性菌を打ち消す効果があります。

また、このシナモンの殺菌効果は嫌気性菌だけではなく、口の中に潜む細菌の増殖なども抑え込んでくれるのです。

リラックス効果

シナモンには独特の香りがありますね。

この香りが実は鎮静効果になります。

苦手な方もいるでしょう。

しかし、この鎮静効果として使うのは、アロマセラピーですね。

またストレスは、人によって様々ですが、薄毛やハゲてしまう原因になる可能性が高くなります。

ストレスを軽減するのは、シナモンがオススメなのです。

そのため薄毛対策に最適なのです。

ただ、男性には効果がない可能性もあります。

なぜなら、男性のハゲの原因には血行不良だけてはなく、AGAがあるからなのです。

しかし、シナモンには効果がありますが、5αリダクターゼといったAGAの原因となる物質を抑制する効果が残念ながらないのです。

そのため、ハゲの原因がAGAである場合にだけ限っては、シナモンでは対処しきれないと言われています。