ヘアケア

椿オイルは女性の味方!薄毛女性もかしこく使って美しい髪に

傷んだ髪を労わるのに効果的なのがヘアオイルの使用です。

さまざまな種類がありますが、なかでも日本人になじみ深いのが椿オイルではないでしょうか。

日本では、椿オイルは古来から複数の用途で使われてきました。

髪のケアをはじめ、さまざまに使うことができる万能オイルなのです。

ここでは、椿オイルとはどういうものか、どのような使い道があり、どう使えば良いのかということについて紹介します。

椿オイルってなに?どんなメリットがあるの?

椿オイルの名前を聞いたことがある人は多いでしょう。

ドラッグストアのヘアケアコーナーに並んでいることも珍しくありません。

ここでは、椿オイルがそもそもどのようなものなのかについて紹介します。

椿から採取した万能オイル 

椿オイルは、ツバキ科ツバキ属の種子から採取したオイルです。

歴史は古く、7世紀には使用した記録が残っています。

髪やお肌のお手入れなど美容オイルとして使う用途がよく知られていますが、そのほかにも、整髪料や燃料、食用油、杖などの道具類のお手入れなどにも使われてきました。

大昔から、日本人の生活になじみ、愛用されてきたオイルなのです。

椿オイルに含まれる成分

椿オイルにもっとも多く含まれるのはオレイン酸で、85%ほどを占めます。

ほかに、リノール酸やリノレン酸、パルミチン酸などを含みます。

オレイン酸は肌から分泌される皮脂の構成成分に近いため、肌になじみやすくすーっと浸透し、いつまでもべたつくことがありません。

保湿作用に優れ、乾燥を防ぎ、肌を柔らかくする効果があるとされます。

紫外線からの保護も期待できます。

椿オイルにはさまざまなメリットがある

椿オイルの大きなメリットの1つとして、天然由来で余分なものが入っていない点が挙げられるでしょう。

純度の高い椿オイルには、シリコンや鉱物油などアレルギーを起こす可能性があるとされる物質が配合されていません。

肌や頭皮が敏感で荒れやすい人でも安心して使えます。

美容オイルは高価なものが数多く販売されていますが、植物から採取し、余分なものの入っていない椿オイルは比較的安価で購入できます。

さまざまな用途に使えるため、コストパフォーマンスはきわめて良好です。

これも大きなメリットの1つでしょう。

手軽に購入できる点もメリットです。

ドラッグストアやスーパーなどで購入可能です。

椿オイルってどんな用途に使えるの?ヘアケアに大活躍!

純度の高い椿オイルはヘアケアとしてはもちろん、さまざまな用途に使用できます。

しかし、もっとも活躍するのはやはりヘアケアにおいてです。

ここでは、椿オイルのおすすめの使い方を紹介しましょう。

洗い流さないトリートメント

髪のツヤがなく、パサついたり広がったりして困っている女性におすすめなのが椿オイルによるトリートメントです。

髪へのなじみがよく、よく伸びます。

つけた後に洗い流す必要はありません。

髪がしっとりと潤い、ツヤが出ます。

使い方

髪を洗ったあと、タオルドライして余分な水分を吸い取ります。

手のひらに椿オイルを数滴たらし、両手をあわせてよくなじませましょう。

髪の間に指を通してつけていきます。

傷みやすい毛先からつけ、毛先にオイルがよくなじんだら、髪の中間部分にもつけます。

トップの髪は、手のひらに薄く残ったオイルを軽くなじませるだけで構いません。

最後にドライヤーでよく乾かしましょう。

おすすめ頻度

髪のパサつきや広がりが気になるときに行いましょう。

髪が傷んでいるときは、毎日椿オイルでトリートメントするのもおすすめです。

注意点

手のひらにだすときは、かならず数滴でとどめましょう。

最初は「これだけで足りるの?」と思うような量にします。

髪につけてみて、どうしても足りないようなら足すようにし、適切な量を調整しましょう。

つけすぎると、髪の状態がしっとりを通り越してべっとりと重くなってしまうため要注意です。

集中ケアのオイルパック

傷みの強いパサつく髪には、集中ケアのオイルパックをしましょう。

ツヤがでてまとまりよくなります。

使い方

シャンプー前の乾いた髪全体に椿オイルをつけます。

手のひらに多めにだし、髪が全体的にしっとりするほどつけていきましょう。

つけたあとはぬるま湯でよく洗い流します。

いつものシャンプーでよく洗い、コンディショナーでケアします。

ドライヤーで乾かしましょう。

おすすめ頻度

髪のひどい状態をケアしたいときに。傷み予防に週に1回のペースで行うのもおすすめです。

注意点

椿オイルは浸透性が高いので、髪全体につけたあとに時間をおく必要はありません。

全体にしっとりついたら、シャワーで洗い流しましょう。

熱いシャワーは髪によくないので、ぬるま湯を使います。

頭皮の保湿ケア

髪のケアだけでなく、頭皮のケアにも向いています。

ツヤとハリのある健康な髪を育てるには、頭皮が良好な状態にあることが欠かせません。

椿オイルは肌なじみがよくてべたつかず、保湿にも優れているため、頭皮ケアにぴったりです。

使い方

シャンプーする前の乾いた状態で、頭皮に椿オイルをつけます。

指先にオイルをつけて頭皮全体に優しくなじませていきましょう。

頭皮全体になじんだら、そのまま5分ほど待ちましょう。

ぬるま湯で頭皮をよくすすぎ、流します。

いつもどおりシャンプーで丁寧に洗い、コンディショナーでケアしましょう。

ドライヤーで乾かします。

おすすめ頻度

 

頭皮の状態に合わせ、乾燥が気になるときは毎日、そうでなければ週に1回程度の頻度で行いましょう。

注意点

髪ではなく、頭皮につけることを意識しましょう。

ぐりぐりとなすりつける必要はありません。

お顔のお手入れをするときと同じように、優しくなじませることが大切です。

頭皮のオイルクレンジング

健やかな髪を育てるためには、頭皮を清浄に保つことも大切です。

毛穴に皮脂づまりなどがあると、髪がまっすぐきれいに伸びてきません。

椿オイルは頭皮のクレンジングにもぴったりです。

余分な酸化した皮脂や汚れをすっきり落とすことができます。

使い方

保湿ケアのときと同じように、乾いた頭皮にしっかり椿オイルを塗っていきます。

頭皮全体になじんだら、指先で円を描くように優しくもみほぐしていきましょう。

全体がマッサージできたら、ぬるま湯で洗い流します。

いつもどおりシャンプーで丁寧に洗い、コンディショナーでケアしましょう。

ドライヤーで乾かします。

おすすめ頻度

 

2週間に1度程度で良いでしょう。

毎日すると、必要な皮脂まで落としてしまい、かえって乾燥する恐れがあります。

注意点

もみほぐすときは、汚れを落とそうと力をいれてぐりぐりする必要はありません。

爪をたてないように気をつけ、優しくマッサージします。

顔や手足の保湿ケアにも使える

顔や手足の乾燥が気になるときは、スキンケアオイルとしても活躍します。

適量を手に取り、乾燥が気になる部位に優しく塗りましょう。

しっとり潤うだけでなく、肌が柔らかい感じになります。ごしごしこすったりせず、そっと優しくおさえてなじませましょう。

まとめ

椿オイルでツヤがありしっとりまとまる髪に

天然由来の成分で肌に優しい椿オイル。

毎日のトリートメントにも、傷みが気になるときの集中パックにも活躍します。

頭皮の皮脂汚れを落とすクレンジングに使うのもおすすめです。

どこでも買えるので、ぜひ手にいれて毎日のケアに活用してみてはいかがでしょうか。