長時間パソコンに向かってお仕事をされる方も多いでしょう。
そのような中、肩こりや眼精疲労を感じる方も多いのではないのでしょうか。
また、怒りっぽい人!それは「カルシウム不足」と言われますね。
カルシウム不足になることで、骨からカルシウムが溶け出してしまうため、筋肉や骨格バランスが崩れるため、肩こりになります。
そして、眼や肩の疲れは頭皮のコリに繋がってしまいます。
頭皮環境を悪化させてしまう可能性が高まります。
肩こりを生じてしまうと、血液の循環が悪くなるため、髪の毛をつくる栄養が頭皮にまで行き渡らなくなり髪に影響を与えてしまいます。
コリを解消してあげることで、頭皮が柔らかくなるため、栄養が細部まで行き渡り髪の毛を育てることができるようになります。
カルシウムをとるには、ひじきが最適です。
ひじきは、カルシウム・鉄・マグネシウム・食物繊維がたっぷり入っているため、髪にとても良い食べ物になります。
また、クルミとアーモンドもオススメです。
ビタミンE、鉄、銅、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、セレニウムなど髪や肌に良いミネラル類がたっぷり含まれているのです。
ただ、見た目ではわからないですが、脂肪分が多くカロリーが高いもののため、食べ過ぎ注意が必要です。
カルシウムは体の基礎を作るので、毎日摂取することが必要になります。
Contents
健康的な身体づくりに欠かせないカルシウム
カルシウムは骨によいだけではなく、髪にも必要な大切な栄養素だということです。
健康のため、美容のため、ストレスをなくすために必要なカルシウムを摂取することで、健康で美しい髪を手に入れましょう。
カルシウムの効果
カルシウムは骨や歯を作るのに大事な役目をしています。
さらにイライラを抑える作用があり、高血圧や動脈硬化などの予防にも効果的なのです。
他にも数えきれないほどの効果があります。
現代人に多い生活習慣病の予防にもなるため、欠かせない栄養素になるのです。
カルシウムの摂取が減少してしまうと、カルシウム不足からくる病気になりやすいのです。
骨や歯にはカルシウムが多く含まれていますね。
カルシウムが不足してしまうと、土台となる骨や歯のはずが、実は血液中に出ていってしまい、身体が必要なカルシウムを骨や歯から使ってしまうのです。
そうすると、骨の中がスカスカの状態になる骨粗鬆症になってしまうのです。
カルシウム不足に陥ると骨が弱くなるため、肩こりもひどくなる原因になります。
肩こりになると言うことは、血行が悪くなり、筋肉の強張りだったり筋肉がなくて老廃物が固まってしまういうことなので当然頭皮にも大きなダメージが与えることになります。
血行不良のままでは頭皮も固くなりますし、毛穴も詰まりやすく、髪を健康に保てません。
そして、新しい髪の毛も作り出すことができなくなります。
髪の成長が止まるため、乾燥してしまい、ツヤのないパサついた状態が続いてしまい、トリートメントしても潤わない状態になります。
カルシウムはあまり知られていませんが、髪にはとても大切な成分の一つなのです。
健康で美しい髪を保ちたいなら欠かさずに摂取していかなくてはいけないので、しっかりとバランスのとれた食生活が大切になります。
カルシウムの摂取方法
カルシウムは1日最低でも600mgは摂りたい栄養成分の一つになります。
日本人には不足しがちな栄養素でもあるのがカルシウムになります。
出来れば800mg以上摂取したいものです。
日ごろからカルシウムを多く含む食品をアレンジしながら上手に摂取できると800mg取ることができます。
牛乳や乳製品そして海藻類、緑黄色野菜、ゴマなどがカルシウムを多く含んでいます。
カルシウムだけを摂取するのではなく、カルシウムの吸収を促進すると言われているビタミンDを多く含む食品を摂ることがもっと重要になります。
実は、食事だけでは吸収率を高くするのは、難しいこともあり、なかなかうまくカルシウムを取り入れられないこともあります。
そのような場合には、サプリメントを利用するのも賢い手段といえるでしょう。
栄養も大切ですが、好きなものや食べたいものも大切になります。
それは、身体が欲しているものは身体に足りないものでもあるからです。
しかし、ここで気をつけなければならないのは、栄養バランスを考えて食事をすることを心がけることが重要です。
身体と髪の健康面が改善するのが早まるでしょう。
もちろん、他の栄養素も同じようにバランスよく摂っていくことも大切になります。
水道水の中にあるカルシウムは?
カルシウムは必要とはいえ、食べる方は良いのですが、実は髪のパサつきの要因となるものが水道水に入っているカルシウムで、髪の質感を低下させてしまうと言われています。
海外旅行で硬水地域に行った事がある方は気づいているかもしれませんが、髪がごわつく、パサつくなどの状態になってしまいがちです。
これはカルシウムが髪に多く付着してしまうのが原因と言えます。
日本はほとんど軟水
水の硬度はカルシウムイオンやマグネシウムイオンの量によって決まるのです。
日本はほとんどが軟水地域なのです。温泉地や石灰質の山間などは硬度が高いところもあるようです。
この硬度を表す単位としてはドイツ式(DH)・アメリカ式(ppm)があり、(1dH=17.8ppm)になります。
国によっての軟水・硬水の基準は異なりますが、120ppm(6.7DH)を超えると硬水になります。
日本の生活用水の硬度分布です。
沖縄は硬度が高いと言われています。
硬度が高い水で石けんを使用すると金属石けん→石けんカスが多く生成され、洗浄力が低下してしまいやすいのです。
ダメージレベルが高くなるとカルシウムは吸着する⁈
ノーマル毛とダメージ毛の金属イオン量の比較してみます。
水道水中に含まれる金属イオンは→ナトリウム、銅、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、リン、鉄、カリウムです。
ノーマル毛と比べてみると、ダメージ毛の方が約4倍のカルシウムが検出されてしまうのです。
また金属イオンは全てが陽イオンになります。
ダメージヘアになるとマイナスに帯電するため、ダメージレベルが高くなればなるほど、陽イオンを引きつけるのです。
このカルシウムの付着することにより毛髪のしなやかさや手触り感や艶が低下してしまい、乾燥しやすくなります。
黒染めを経験した事がある方でしたら、金属イオンによる質感が低下してしまうとはどのようなものかイメージが出来るのではないでしょうか。
毛髪の部位によってカルシウム量が違う
ダメージレベルが高い程カルシウムが付着する事を裏付けるデータがあります。
毛髪の部位によってどのくらい付着量に差が出るのでしょうか。
ショートヘアでは、根元と毛先でそれほどの差異はありませんが、髪がロングヘアになればなるほど、根元より毛先の方が多くカルシウムが検出されるのです。
毛髪は長くなるほど、毛先のダメージは大きくなりますね。
そのため、ヘアケアをするときには毛先を中心に念入りにトリートメントを行ないましょう。
カルシウム除去にグリコール酸配合トリートメントを!
グリコール酸配合のトリートメントを使用すると、カルシウム量が変化するのです。
それは、7回目の使用とノーマル毛を比べてみると、変わらないくらいカルシウムが除去されてしまうのです。
一般的にトリートメントはカチオン系(陽イオン)です。ですので、金属イオンが多く付着しているとプラス同士で反発し合うことにより、トリートメントの作用があまり期待できないのですが、グリコール酸はカルシウムと結びつくので除去に効果が期待できます。
グリコール酸配合のトリートメントが無くても、自宅でも作れます。
酢をお湯に薄めて使う事もできるのです。酢酸がカルシウムと結びつくことで、酢酸カルシウムになります。
酢酸カルシウムは水溶性の物質であるため、カルシウム除去には酸の力が重要な役割を果たしてくれるのです。
そこでクエン酸水溶液(5%濃度程度)も効果的でしょう。
一度使ったからと劇的に変化することはありませんがトリートメントと併用する事で徐々に改善されていくでしょう。
しかし、黒染めをした毛髪には使用しても、あまり効果は期待できません。