植毛とは、自分の元気な毛根を薄毛部位に移植する治療方法。
薄毛が気になるので植毛を検討しているあなたに、植毛のメリット・デメリットを解説していきます。
植毛についてしっかり理解を深めたうえで、治療を決断するようにしましょう!
Contents
植毛のメリット
植毛のメリットは、薄毛が進行しきっている方に効果的な治療方法であるということです。
また、仕上がりが自然になりますので、早期に薄毛を解決することができる治療方法です。
薄毛が進行した人に効果的
薄毛の進行度合いは人によって様々で、進行度がフェーズに分けられます。
その中でも一番進行しているといわれる3以上の薄毛には植毛が効果的といわれています。
毛が生えなくなってきてしばらく時間がたってしまっ場合や、今まで気にせずに放置をしていた方でも髪の毛の量を増やすことができます。
毛根が死んだ状態でもあきらめることなく治療ができるのは植毛のみとなりますので、その点ではメリットといえるでしょう。
ウィッグよりも自然な仕上がりになる
自毛植毛は、自分自身の髪の毛を移植するので、移植部が浮くことなく、ウィッグなどよりもとても自然に仕上がります。
また、移植して定着した髪の毛は永久に生え続けるので、継続して治療を続ける必要もありません。
1度自毛植毛をしてしまえば、普通の髪の毛と同じようにシャンプーや頭皮ケアを行うだけで、特別なメンテナンスも不要なのです。
植毛のデメリット
効果的な治療方法としてメリットのある植毛ですが、対してデメリットとして挙げられる部分があります。
メリットだけ見て判断せず、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
治療費が高い
薄毛を根本的に解決することができる優秀な治療方法ですが、その分治療費が高いです。
植毛では移植する頭皮の広さや、治療方法によって治療費が異なります。
一般的なグラフト植毛でも、範囲が広ければ100万円以上かかることも。
医療ローンを組むこともできますが、かなり大きい治療費なのでそう簡単には受ける決断ができないのも事実です。
本当にどうしても薄毛を解決したくて、薄毛の症状が悪化している場合は植毛をお勧めしますが、治療薬で治せるのであればそちらの方をおすすめします。
術後の痛みを伴う場合がある
メスを使用して、頭皮を帯状に切除してドナー採取を行うストリップ法(FUT法)は、頭皮を大きく切開するため、どうしても痛みを伴ってしまいます。
また、切開した部分が大きいのでダウンタイム(施術後、日常生活に影響を及ぼす赤みや腫れなどが正常に戻るまでの時間)が必要となってきます。
痛みが苦手な方にはデメリットに感じてしまうでしょう。
ストリップ法(FUT法)とは違って、ARTASやFUE法の場合、ドナー採取の際に切開をしないので傷は小さく、痛みもあまりありません。
デメリットもあるため薄毛の進行が進んだ人のみおすすめ
生きた毛根を移植する植毛ですが、期待できる効果の高さ相当の治療費がかかってきます。
植毛を検討されている方は、予算面でデメリットに感じる方も多いと思いますので、他の治療方法も検討してみて熟慮するようにしましょう。
痛みが苦手な方や早く回復したい方向けの植毛方法もありますので、植毛をする場合は自分に合った方法のものを選ぶと、デメリットをなくすこともできます。
ただ長年悩み続けていた薄毛が根本から解決することができますので、治療方法としては画期的なものといえるでしょう。
植毛以外の治療方法もおすすめ
薄毛の予防や進行を抑える観点からいうと投薬治療で十分な治療効果が期待できますが、発毛を促進したい方や既に薄毛が進行している方はメソセラピーがおすすめです。
薄毛の症状が悪化している場合は、投薬治療とメソセラピーの組み合わせで効果的な治療ができますので、症状に合わせて治療内容をカスタマイズしましょう。
薄毛治療専門クリニックの中にはメソセラピーと投薬治療がお得なセットになって提供しているところもありますので、予算と目的に応じて治療することが大切です。
投薬治療
薄毛治療といえば主流なのが投薬治療です。
薄毛治療薬には薄毛の進行を抑制するものから発毛を促進するものまで幅広い種類が処方されます。
薄毛がそれほど広がっていない方や、長期にわたって治療を行うことができる方にはおすすめの治療方法です。
ま
またクリニックによっては独自のオリジナル治療薬を処方しているところもありますので、うまく服用すれば効果的に薄毛を治療することができます。
薄毛の原因を内面からアプローチをかける投薬治療。
是非検討してみてくださいね。
メソセラピー
メソセラピーとは注入治療の別名で、注射器や針などを使って頭皮に直接有効成分を注入する治療方法です。
頭皮に直接浸透させるので、投薬治療よりも高い発毛効果が望めます。
痛みが苦手な方は注射器や針を使わないで注入する方法もありますので、自分に合った方法で植毛のでメリットを解消することができます。
中には頭皮に必要な栄養素を補完するメソセラピーなどもありますので、薄毛の症状に合わせて治療を行えるのです。
植毛をする際の注意点
デメリットをわかったうえで植毛を受ける際は、以下の注意点を頭に入れておきましょう。
治療内容や予算に納得したうえで治療を受けることが大切です。
事前に情報収集を行う
植毛が「効果的だから」「人気だから」「勧められたから」などの理由で受けないようにしましょう。
治療費も安くはないので、慎重に植毛について事前に情報収集をすることが大切です。
植毛を展開しているクリニックでは、植毛メニューや料金、治療の詳細などを公式サイトにまとめているところもありますのでチェックしておきましょう。
また、実際に植毛をした方の口コミをSNSなどでチェックするのも一つの手です。
複数のクリニックで初診を受ける
植毛を行っているクリニックによって、その治療方法や費用が異なります。
最初にカウンセリングや初診を受けたクリニックで、植毛を決めてしまうのではなく、複数のクリニックで初診を受けて検討するようにしましょう。
クリニックの中には初診無料のところもあるため、まずは相談がてらに来院する事をおすすめします。
複数のクリニックの植毛を検討した上で、自分が納得できる治療を行えるクリニックを選びましょう。
診察時にクリニックの治療実績を確認
「本当に植毛で薄毛の悩みを解決できるの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
植毛の効果について経過写真を公式サイトに掲載しているクリニックがありますので、不安な方はそちらを参考にしましょう。
できれば自分と同じような薄毛の症状の経過を見る方が、治療した時のイメージが湧きやすいと思います。
そのイメージがしっかり明確になった上で、植毛を申し込むと、納得した結果が期待できます。
まずは無料カウンセリングで相談しよう!
いかがでしたでしょうか?
この記事では植毛のメリット・デメリットについて解説してきました。
自毛植毛は薄毛がすでに進行している方におすすめの治療方法で、薄毛の悩みを解決できる画期的な治療なのでメリットも多いです。
しかし施術時に痛みを伴ったり、費用が高かったりとデメリットもあります。
薄毛治療専門クリニックでは、痛みが少ない自毛植毛を展開していますので、デメリットを抑えたい方はクリニックに足を運んでみてください!